症状も安定した?ので市民病院から転院しました。地域では比較的大きな病院です。脳神経外科の先生は名の知れた方との事。転院時から褥瘡があった為、自動体交の機能を持ったエアマットを準備してくれました。

 これで落ち着いた入院生活が送れ…ないです!この頃は肩腕の痛みとしびれ、あと筋緊張が激しかったです。ベッドに寝ているだけで肩腕が痛くて「右腕の下にタオル1枚敷いて」とタオル1枚単位で高さ調整してました。しびれは空調の風が当たるだけで痛かったので切ってもらってました。腕を布団の中に入れるのもダメで出しっぱなしでした。(腕は未だに布団の中には入れられません)清拭や着替え、褥瘡の確認の為に横向きになるのも下の肩が痛くなりわめいていました。この頃の口癖は「痛ぇー」「何とかして」「もう殺して」この3つでした。

 リハビリも転院後すぐに始まりました。起立台に乗せてくたりストレッチで筋緊張をほぐしてくれたりしていました。

 1ヶ月も経つと身体も徐々に落ち着いてきて車椅子に乗れるようになりました。ベッドからの移乗は全介助、自走も無理だったので押して貰う、ただ乗ってるだけでした。褥瘡があったので20分毎の除圧が必要でした。が、これも自分では出来なかったのでセラピストさんにやってもらってました。本当に何も出来なかったね。車椅子での座位を保つ体力がなかったので1時間が精一杯でした。


 ある日、作業療法士(OT)さんが「自分で何がしたい?」と聞いてくれたので「ご飯を食べたい」と答えたところ、自助具としてスプーンホルダーを作ってくれました。

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 こんな感じのヤツです。スプーンは握れませんでしたが、手にホルダーを巻き付け、それにスプーンが刺さってるみたいな?説明下手ですみませんガーン
 これでご飯が自分で食べれた時は嬉しかったです!

 そんなこんなで2ヶ月が過ぎていきました。