私立中高一貫校を選択した喜び | 僕の日々の徒然と、リクレンの中高一貫校生活(2019/2023)

僕の日々の徒然と、リクレンの中高一貫校生活(2019/2023)

僕の日々と、逆算の中学受験を経て、首都圏中高一貫校に通う子ども達のことを徒然に綴ります。

その日、リクは大きな花束を抱えて帰ってきた。こんな経験、そう、そうないだろう。
運動会で担当した学年の優勝を祝う会があったらしい。

開成の組色に桃組はない。じゃあ、赤か、緑か、白か、はたまた他の色か?(*^^*)
チューリップは僕の好きな花のひとつ。春を感じる。だから、この写真を選んでみただけ。

担当学年の学年リーダーだったリクに同じ組色の高3とその担当学年、他の組色の同じ学年リーダーから色紙と花束のお祝いを貰ったらしい。また、感激して大泣きだったに違いない。

自分の息子の他評を知るのはなんか、居た堪れない気持ちになる。頗(すこぶ)る、居心地が悪い。

勉強はできるに越したことはないけど、それだけでなく、非認知能力を自ら伸ばしていく経験が人生を楽しく過ごす糧になると思っている。友人たちはきっと彼のことをよく見ていて、そこから読み取れるのは、リクが自分で研究して課題や解決策を考えて、その競技を組織的に引っ張って行った姿である。
本当にのめり込んで行ったんだなぁと思ったし、あー、なんだか自分に似ているなぁと、血は争えないというか、親子だなぁと思った。
それだけでなく、自分の担当部分だけでなく、担当外を手伝っているところとかもちゃんと皆は見ているんだなぁということもよく伝わってきた。僕はドライだから、彼の方がここは優しいかも。
傍から見ると運動会にのめり込むことはアホに見えると思うけど、こうした経験の積み重ねが彼を自立した人間に育ててくれるんだろうなと思った。おそらく、組織の中で力を発揮する術(すべ)を学べたんじゃないかと思う。

こうした経験は大なり小なり公立学校でもできるとは思うけど、でも、こうした経験が出来て、私立中高一貫校に入れて良かったなと感じた。友達の視線や理解力の高さを感じて、この中で揉まれていくんだから、やり切ることの大切さが身についたんじゃないかと思う。

そして、担当学年の子達が皆ウイニング・ラン出来て良かったと口々に書いていて、自分がウイニング・ランする以上に嬉しかったんだろうなと言うことが伝わってきた。

失敗から学ぶことは多いけれど、それだけでは駄目で、成功体験から成功への道程(みちのり)を具(つぶさ)に踏む経験も、人生において、もう一方で大切に思う。

良かったね。優勝おめでとう。



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