文化祭:中学受験、中学校生活は恋愛と似ているかも 後編 | 僕の日々の徒然と、リクレンの中高一貫校生活(2019/2023)

僕の日々の徒然と、リクレンの中高一貫校生活(2019/2023)

僕の日々と、逆算の中学受験を経て、首都圏中高一貫校に通う子ども達のことを徒然に綴ります。

こんなこと書くと、怒られるかな?


中学受験を恋愛に見立てるなんて不謹慎かもしれない。



僕はその人のことをなんとも思っていなかった。寧ろ、まったく好みではなかったので敬意は表していたけど、積極的に話すこともなかった。

知り合ってからもう何ヶ月も経っていて、二人の人生が交差することなんて想像だにしていなかったある日の飲み会で、ごく一般的な話から、何でか分からないけど恋愛の話になった。

なんでだろう?

細部はまったく覚えてないけど、彼女は好きな人がいて、少し進展はありつつも、でも、まぁ、残念だけど思われてはいなかった。だから、冷たくされ、冷たくされると反作用のように惹かれていく。それは分からなくはない。

切ないね。

ようやく気持ちは落ち着いて来たけど、まだ、火種が燻(くすぶ)っている頃に、僕は彼女の恋愛の横にいた。その時は何とも思っていなかったから、通り一辺倒のことをたぶん話し、行けてない、駄弁を宣わっていたのだと思う。若かった。田舎から出て来た芋兄ちゃんが都会のお嬢様に気の利いたことが言えるわけがない(苦笑)。


ただ、彼女は話しているうちに泣き、カタルシスはあったのだと思う。


その後も僕らは友人関係が続き、日常が過ぎていった。当時、僕は別にいいなぁと思っている人がいたしね。彼女もそのことを知っていた。


でも、気づいたら、僕は彼女と付き合っていた。周囲は僕が彼女のことを好きに違いないと思っていたらしいけど、絶対無理とも思っていたらしい。


あれっ、なんか好きかも。なに?どうして?分からん。全然、好みやないし。


こういう好きのなり方ってあるんだ。なんだか、僕は混乱していて、何がなんだか分からなかった。


たぶん、僕の恋愛観を根底から覆すものだった思う。これが、人を好きになるということなんだ。そう思った。


昨日より今日、今日より明日の君が好き。


それがたぶん偽らざる気持ちだった。


2023年9月


そんな時、僕はふと、


「あれっ、これなんかに似ている」


と思った。


そうか、あの時だ。


少しずつ知り、知って好きになる。一目惚れではないけど、なんだか少しずつ好きになっていく、そんな感じ。


あの頃も、彼女から、いけずなことされて辛かった時もあった。


だから、あれっ、この学校を好きって言ったのに勘違いだったかもと思うことはこれからあるかもしれない。けど、少しずつ、少しずつ、学校を好きになるっていうのもいいな。こういう好きのなり方ってあるんだなと思ったことが学校にも当てはまるのかもしれない。


入学前に情報を集めることには限界はあるし、先生や同級生、先輩、後輩のことは入らないと分からない。

どこか目を瞑って、えいっ、と飛び込む必要はある。


保護者となって文化祭に参加して色々見えて来るものが変わったかな。


一目惚れも良いかもしれないけど、少しずつ好きになるっていうのも。。。


おわり


期間限定公開



  ―――――――――――――――――――――

アメンバ申請についてのお願い

下記のエントリーをまずお読みください。

 

いくつかのエントリーをお読みいただき、いいねやコメントをお願い致します。この条件を満たしていない方は承認できません
 
メッセージで、自己紹介だいたいのお住まい(横浜市の場合は北部、東部、南部、西部)、限定記事を読みたい理由をお書きください。
上記を満たしている場合でも、何等かの理由で承認できない場合もありますので、その際はご容赦いただければ幸いです。

メッセージが送れない方は承認できませんので、ご理解ください。よろしくお願い致します。