4.審判の連携プレー ジャッジを知って、WBCをもっと楽しむ | 僕の日々の徒然と、リクレンの中高一貫校生活(2019/2023)

僕の日々の徒然と、リクレンの中高一貫校生活(2019/2023)

僕の日々と、逆算の中学受験を経て、首都圏中高一貫校に通う子ども達のことを徒然に綴ります。

審判のジャッジ(判定)や動きの理由を知ると、また、一段野球を楽しめるかなと思い、書いてみる。間違いがあれば、指摘してほしい。



審判が6人いれば審判の動きは少なくて済む。現在は4人制が基本になる。

飛球に関しては必ずキャッチ(アウトと同じジェスチャー、まっ、アウトだし)か、ノーキャッチ(セーフと同じジェスチャー、まっ安打だし)を行う。一、三塁線上であればフェア、ファールが気になるので、ノーキャッチの代わりにフェアの判定で置き換える場合もある。フェア=ノーキャッチになる。ちなみに、キャッチの場合、少しコールが遅れる。本当にキャッチしているよね。ボール落とさないよねって思ってからコールするから。でも、ノーキャッチやフェアはすかさずコールする。

このジャッジは内野なら基本球審が行う。事前の審判打合せで、近くなら塁審にジャッジを任せる場合もある。
外野は塁審がジャッジするが、二塁審は一二塁に走者がいる場合(満塁除く)、内野に入るので外野には出られない。一、三塁審が見る。主に一塁審だけど。その場合、一三塁審はGo out と叫び、手を挙げて走ってなるべく近くで見ようとする。

実は地味だけど、塁審の重要な役割は走者の触塁を見ることにある。踏んでなかったらアウトにできるからだ。また、タッグアップ(タッチアップのこと)のタイミングを見る必要もある。

フライを打った時に、二塁審が内野にいる場合は右中間に行ったら、一塁審が走るので球審(本塁審)が一塁の触塁を見る。塁審が背中を本塁側に向けたら振り返らないが約束毎になっている。ダブルジャッジを防ぐためだ。背を向けたら、残りの審判に任せるのだ。
左翼に飛んだら、三塁審が背を向けるので三塁の触塁は球審が見ている。

予選のチェコ戦8回走者二三塁、山川が右翼に犠牲フライを打った。三塁走者はタッグアップになったが、三塁審の入りは少し遅く、タッグアップをちゃんと見られていなかったと思う。本当はボール、ベース、自分と一直線の位置に入っていないと捕球と離塁がちゃんと見られないからだ。

今日のメキシコ戦8回の、同じく山川の左翼への犠飛は6人制だったので線審がすぐに飛び(外野に追いかけることを飛ぶという)、三塁審がタッグアップを見るのだが、線審はジャッジを入れてなかったな。まぁ、プロだからかも。ただ、三塁審はいただけなかった。完全に三塁に入るのが遅れて、捕球と離塁が見られてなかった。線審追ってるんだから、三塁の離塁確認にすかさず入らないと。球審が後ろに下がって、捕球と離塁を見ていたと思われる。
ちなみに、線審がいない場合は三塁審が飛び、左翼捕球は見るので、球審が捕球と離塁を見る。

タッグアップはなんで走れるの?と疑問を持つ人もいるかもしれないが、一死、二死後の盗塁と思えばいい。タイムが掛かるまではボールインプレイの状態なので、走者はいつ走ってもいいのだ。



  ―――――――――――――――――――――

アメンバ申請についてのお願い

下記のエントリーをまずお読みください。

 

いくつかのエントリーをお読みいただき、いいねやコメントをお願い致します。この条件を満たしていない方は承認できません
 
メッセージで、自己紹介だいたいのお住まい(横浜市の場合は北部、東部、南部、西部)、限定記事を読みたい理由をお書きください。
上記を満たしている場合でも、何等かの理由で承認できない場合もありますので、その際はご容赦いただければ幸いです。

メッセージが送れない方は承認できませんので、ご理解ください。よろしくお願い致します。