夜9時半でも外はこんなに明るい。
スパゲッティー缶を温めて食べようと本来の宿泊棟に行くと、ダイニングテーブルでドイツからだろう男2人、女2人が談話しています。キッチンではドイツからだろう男2人女1人の3人組が食事を調理中、リビングのソファーではドイツ人だろう女性2人が読書、テレビの前でドイツ人だろう男が2人ほど読書、1人だけアジア人がいます。
マキシンさんに「ボブには内緒ね」と言われてもらったスパゲッティー(マカロニだった)缶を開けようとしていると、ちょうどボブさんがやってきて缶を見られてしまいました(汗。
「おぉー、それはライダーミールじゃのぅ」
「・・・え、えぇ、そうですね」
テクテクテク・・・っと行動の速いボブさんは行ってしまいました。
ボブさんちの缶詰だとはばれてないみたい。どこかのスーパーで買ってきたのだと思ってもらえたみたい。「自分の家にもあったなぁ」ぐらいには思っていたと思うけど・・・
キッチンにあった皿にマカロニをあけて、電子レンジで温めようとするのですが、使い方がわからない。ドイツから来ただろう人に電子レンジの使い方を聞くと、かわりに温めてくれました。が、温め足りなったので自分で挑戦したら「バン!」っと爆発。トマトソースのマカロニなのでそれは散々な状況です。布巾で電子レンジを掃除します・・・。
ドイツ人達の話に参加したいけど、1人ソファーで食べます。
と、目の前をアジア系の人が通りがかったので「もしかして日本人?」と話しかけてみると、
「韓国からだよ。ここの気候は自分の国と似ているよ」
この人は確か仕事が嫌になって目的無くニュージーランドに来たような話をしていたような覚えが。
「明日はとても悪い天気になるよ」
えぇ~、ここで立ち往生かなぁ。
本来の宿泊棟はいっぱいで自分はガレージで泊めてもらい、寒い思いをするからボブさんにディスカウントしてもらえた話をすると、凄く悔しそうにしています。もっと安く泊まりたかったようです。
彼は時間がありあまっているようで、なんだか退屈そうにしています。
しばらくすると大音量でDVDをかけ始めました。
なにかアクションもののシリアスな映画です。
大きい音でまわりに迷惑だと思わないのかなぁ?っと思ったいたら、1時間後には6人ほどテレビの前に来て大盛況でした。
自分がまわりに遠慮しすぎなんだな。
後ろにいた読書中女性2人に何しに来ているのか聞いてみます。
「となりに座っている義理の姉がこの国に住んでて遊びに来たのよ」
「どのくらいいるつもりだい?」
「1ヶ月ほど」
「そんなに長くいられるのは学生?」
「いいえ。仕事してるわよ。普通に休みをここで過ごしてるの。確か日本人は休みがそんなに取れないのよね?」
「た、たしかに・・・」
バックパッカーには、必ずネット用パソコンがあります。
みんな2ドル払って1時間とか、コイン駆動。
ここは募金箱式でした。
ここから日本に向けて書き込みますが、パソコンに日本語入力機能が入っていないので、ローマ字で書き込むことになります。
「夏なのに寒いよぉ。白人は保温機能が違う。半袖で歩いてるぅ。」
「Natsunanoni Samuiyou. Hakujinnha Hooonnkinougachigau. Hansodede Aruiteru.」
という感じに。(今では自分のスマホで日本語で書けますね。)
そろそろ、シャワーあびて寝よっと。
ガレージへは外を歩く必要があり、雨の中を渡ってたどりつきます。
えーっと、荷物の中のシャンプーは・・・
ない。ない。ない。
どぅあぁ~困った。ワナカのバックパッカー宿の洗面所で美女に「はあ」って言われた時に置きっぱなしにしてしまったに違いない!
まいったなぁ。オマラマでもお湯で洗っただけでシャンプーで洗ったのは初日のクライストチャーチだけだよぉ。石鹸もないしぃ。
おお、洗面台に液体ハンドソープがある。
これで頭も洗ってしまえぇ。
あ、これいい感じ。キシキシしない。
ちゃんと泡立つのに、なんだか、リンスインシャンプーより滑らかになる。
体もこれでサッパリといけるぞ☆
ふぅ~。いいシャワーだった。
飛行機でもらったスリッパで足も汚れず歩けるし。
けっこうこなせるぞ、この旅。
寝る前に、ガレージを散策してみよう。
あるのは木工道具がほとんど。ガレージの床は木屑が積もっている。
脚立に積もった木屑を払って、その脚立に今日使ったタオルを干す。

ボブさんは、やはりニュージーランドのライダーですからジョンブリッテンさんブックを持っていました。会った事はないそうですが。
ボブさん、元はエンジニア。日本の基地にも仕事で来た事があるそうです。引退して自分で家を建てながらバックパッカー宿をはじめたそうです。このガレージもボブさんの手作り。自宅とガレージと宿の3つ建物がある。
自分でレストアするだけあって、マニュアルが沢山ある。
BMW、マツダロードスター(海外ではミアータ)、ランドクルーザー、ジャガー。
ニュージーランド人には8インチワイヤーという言葉があって、「8インチの長さの針金があればなんでも作る」という意味。なんでも自分で作ってしまうのがニュージーランド気質。ここで間近に感じられた。
布団に入って寝ようとすると、ボブさんが通過。
宿のキッチンを片付けている。
バックパッカー宿の管理はこういう仕事なんだなぁ。
布巾を洗っておけばよかった。フォークと皿は洗っただけで棚に戻さなかった。きちんと最後まで片付ければよかったな・・・
ボブさんが戻りがけに、エマージェンシーライトを置いておこうと、充電式ドライバーのバッテリーにライトをマウントして置いてくれた。
熟睡中。
寒い。
寒い。
寝始めはいいけど。深夜は寒すぎる。
けどまだ許容範囲だ。このまま寝よう、、、睡眠。




