「日本をダメにしたB層の研究」 適菜収 講談社 | 日経新聞で広告された書籍・本

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【日経新聞、2013年1月12日 広告掲載 書籍】

B層とはなにか?
松竹梅でいうと、竹か。

そんなランクのことを言っているのではない
ことは分かっている(笑)

B層とは、いわゆる中流意識のことだろう。
流されやすい人たち・・・と言えば
わかりやすいだろうか?

人並みであればいいとか、
人並みだけど、他の人より少しだけ
抜き出たい・・・

そんな、やる気のない人たちがB層ではないか。



隣の人がやっていることがすごく気になる
多くの人がやっていることを、
自分もやらなくてはならないと気が済まない

物事の順番をつけられない人、
それは、自分で考えて行動してこなかった
指示待ちの人だからだろう。

考えなくても、誰かが手順や方向を示してくれ
何のストレスも無くできてしまうから
そんな快適な毎日に慣れてしまうと、
脳ミソが溶けてしまう。

我々が過ごす社会は、矛盾だらけ。
民主主義というのは、
不公平な秩序をつくりだす装置かもしれない。

昨年だったか?
ブータン国王が来日した。

ブータンは最貧国でありながら、
自分が幸せと考える国民がほとんどなのだ。

B層はコンフォートゾーンだから居心地は良い。

しかし、B層病の人にとって、
自分が病んでいることに気付かない。

個々の病巣が集まり、がん細胞化する。
今の日本は、まさしくそんな状況なのだ。
末期的状況だから、右寄りの政治が現れるのだ。

橋下徹大阪市長なんか、最たる例だ。
日本維新の会が、今夏で躍進するかどうかで
日本がさらに右傾化していくかどうか分かれ道ではないか。

その重要なキーは。
尖閣諸島と中国だおろう。
中国が日本を刺激し続ける限り、
日本の右傾化は止まらない。

石原慎太郎氏が吠えているうちはまだいい。
事態は水面下で進んでいる。

何か政治論みたいになってしまった。。。