働かないおじさん
のことが時々、マスコミで取り上げられている

 

多くの賢明なる若者と
働き盛りの30代40代のみなさんは
お気づきのことと思うが・・・


会社に働かないおじさんがいることは、

まったく問題ではない

問題は

事業、業務を主体的に任されている
働き盛りの人たちが

忙しいこと


それが本当の問題だ

働かないおじさんは仕事をしなくても
そこそこ給料がもらえる
管理職だった人は、そういう立場になっても
それなりにもらえる

する仕事はなくても・・・

そんなことは
会社の経営や日本の伝統的な社会の仕組み上
最初から分かっていることであり

なにより

みんな、その立場にいずれなれるのだ

とても平等で

何の問題もない

雇えなければ倒産するだけのことだ

 

それよりも

日本の労働生産性の
絶望的な低さ・・

これが本当に問題なのだ

 

働き盛りの人に
「忙しい、忙しいって言うけど
いったい何をしてそんなに時間がないの?
どうしてさっさと仕事が済まないの?
そもそも、今2023年で、そんなに仕事なんて
あるはずないんだけど・・」

と聞くと、たいがい、むすっとして

「え、やることいっぱいあって、忙しいです」

という・・・

本当に、絶望的な大問題、だ

 
欧米人はITの利用と
社会的に意義のあることに目を向ける姿勢で
労働時間を減らし、つまり仕事を減らし

高効率、高生産性で毎日を生きている
その点で、日本より遥か先に進んでしまい
もう誰も日本のビジネスを真似ることはない

物価は上がるのに
給料が上がらない原因は

この低生産性だ

 

以前勤めた会社で
可視経営協会、というコンサルを入れて
業務改善に取り組んだことがある

 
正直、私は長年働いてきて
コンサルを有難いと思ったことはない

くだらないし、効果もないし
会社が儲かったときに、税金対策してるだけだ
と思っていた・・・

 
しかし
この可視経営協会の提供している
業務効率化のコンサルサービスと
なによりその手法で使う、この会社が開発したソフトウエアには

心底驚いた😳
こんなすごいことが可能なのか!!!?
確かにこれなら
無駄な仕事をせずに済む会社に出来ると思った

権威主義的に言うわけではないが
この協会の理事は
ドラッカーに直接会っていて
マネジメントについて話し
ドラッカーからマネージャーの認定も受けたという

ちなみに、私には、ドラッカーの本はすごすぎて
10ページ以上、読み進められなかった・・・

実用書を読むときは、書いている内容の中で重要なところに
線を引くが

ドラッカーの本でそれをやると
全部線を引くことになる・・・

考える量が半端ないため
脳みそもすぐに疲れてしまい
10ページ以上読めずに
諦めた

 

働き盛りの人々が
毎日5時には会社から帰宅の途に就き
勤務時間中もあまりやることがなく
管理職はぐだぐだしてないで
さっさと決めることを決め

それでも会社は利益が出る(そりゃ出るさ、無駄な仕事をやめれば)

 

そんな社会になってないことこそが

本当の、本当の

大問題なんだ