5日前に家の前で起きた事故について、周りの人から、聞いた・・・。


20年前にもこのカーブで、4人が亡くなる事故があったという。


その時は、ある女性が、旦那が浮気相手のガールフレンドと乗っている車を追っかけていたのだという。


そして同じように、対向車にぶつかり、ぶつけられた車の乗人4人が亡くなったという。


そして、その女性は、その、何も関係のない4人が死の淵にあることに意も介さず、その場で自分の夫にギャーギャーと叫び続けていたらしい。


よく、性善説、性悪説、というを言って、ものを考えたりするが、私は人の行為は性悪善の問題ではないと思う。


頭が悪い・・・


この、どうにもならない、

生物を司る脳の能力の出来不出来。


私も、

自分の頭の悪さに、

痛い目に会って生きてきた。


痛い目に会ったのは、自分の頭の悪さ故に起こることだということを知り、修整の思考力があったおかげで、なんとかこれまでやってこれたのだと思う。


人は愚かな過ちを犯すもの・・・。


しかし、致命的な過ちを犯す前に、修整して、他人に迷惑をかけず、細やかな自分の幸せも、なんとか維持して、生きていけるよう頑張るしかない。

それしかない。


つまりそれが、

時々聞く、

日々精進する

という言葉の本当の意味だ。


自分の得たものなど、得たと思ってるだけで、何も得ていないことを知り、人のせいにせず、自分のせいだということを知り、精進するしかないのだ。


人類は愛という概念を、なんとなくは認識できるくらいではあるけれど、大多数の人類に備わるというレベルには程遠い。


明日も、精一杯生きる、

その精一杯は、

何かを一杯得ようとする心ではなく、

自分の脳の修整力を使って、他人に迷惑をかけず、細やかな幸せを得ようとする心を一杯にする・・・

そういう意味だ。