アロハ〜

今日も、夏まっさかり!!
今朝は異様に早く起きてしまい、
海で朝日を待ちながらいつものように波で足をざぶざぶ。
カラダの細胞が屋久島の美しいお水ですべて生まれ変わったように感じています。
最近は夕陽がとくに美しいので、
夕方も茅ヶ崎にいるときはなるべく毎日海でざぶざぶしながら眺めてbeing

浮かべる日は浮かんで、でも足だけでもやっぱりすごくスッキリします

お水のエレメンツがわたしはいちばん肌に合うようで、お水に入るといつも源に還るような感覚になります

きっと多くの海好き、川好きのみなさんも同じですよね

しかし、夏至に行った沖縄から帰ってきてから、どうしても見慣れたはずの湘南の海の色と透明度が正直とてもとても氣になってしまう…

!
冬はわりときれいなんですが、夏は…。
パートナーがビーチクリーンしながらシーグラスを集めているのでわたしも氣が向いたときに一緒にしますが、たくさんの生き物のすみかであり、いつも惜しみなく恵みをあたえてくれている海を汚しているのはわたしたち人間なんですよね…。
美しい海への想い、そして平和への願いをこめて、先週出演させていただいた
7/27 シルクロードカフェでも踊った大切な曲、
「弥勒世果報(みるくゆがふ) -undercooled -」の公式プロモーションビデオと、その下に歌詞の日本語訳(歌はウチナーグチ)をシェアさせてください。
うないぐみ+坂本龍一
(日本語訳詞)
海の美しさ 青い海の美しさ
我々の島の 永遠の宝 永遠の宝
空の深さ 葵い空の深さ
我々の沖縄 いつまでも いつまでも
花の美しさ 鳥の声の清らかさ
美しい島の 想いを伝える 想い伝える
人の素晴らしさ その心の素晴らしさ
真の心 玉の命 玉の命
神々が宿る 沖縄です
世界の平和を どうか守りたまえ 守りたまえ
波の想い 太陽と風の想い
戦の世の 哀れを伝える 哀れを伝える
決して忘られぬ 戦の世の哀れ
子供達に 語っていこう 語っていこう
星の光 我々の地球の光
弥勒の世の 願いを立てる 願いを立てる
世界地図に印もない この小さい島だけど
平和の想いは とても深い とても深い
人の命は 天からの恵み
永遠の 宝は命 命は宝
地球の姿は 簡単に変わる事は無い
変わるものは 人の心 人の心
人と人の 争いを止めて
世界の平和への 真の想いを 歌って願う
語って願う 歌って願う
この歌をはじめて聴いたとき、魂がゆさぶられて涙が出ました。
そしていつ聴いても、
何度聴いても、じわりと深く心に響きます。
今年沖縄に行ったとき、最後の日が、
6月23日、慰霊の日でした。
これはそれぞれの人生から平和に想い入れがあるわたしとパートナーにとって、とても大きなことでした。
わたしは10代のころ当時住んでいたエジプトでテロがあり(日本人も亡くなられた、1997年のルクソール事件。)父は平和に深く携わる仕事をしていたため、いろいろな国に住みながら世界の現実を知りながら育ちました。
沖縄と奄美大島で生まれ育っただんなさん側のお母さんからは、戦後多くの家族がバラバラになってしまった日本のことを聞きました。
沖縄はどこまでも美しく明るく、
でも古くから大切にされてきた祈りの場にも戦争の爪痕が今も生々しく残っているのを観たとき。
想像を超えるすさまじい戦争で多くの尊い命があの美しい島で犠牲になったこと、
引き継がれる平和への強い強い願いを感じました。
どこまでものどかで明るく、人びとがやさしい沖縄の景色だからこそ、そのコントラストが…。
同じく悲しい過去を持ち現在は想像できないように一見のどかな、学生のころに通ったカンボジアで感じたあの言葉にならないコントラストと記憶を思い出しました。
沖縄の慰霊の日の、平和をまっすぐに訴えかける、胸に響く中学生のスピーチをシェアします。
(後半がとくにわたしには響いたので、最後まで観てもらえたらうれしいです。)
このまっすぐな想いに、大人のわたしたちは、どんな未来を次の世代のために創り、残すことで答えられるのだろう。
(前半、目を逸らしている前例の政府関係の方々と後半、共感して涙する地元の皆さんとのギャップ…!)
さて、「弥勒世果報(みるくゆがふ) -undercooled -」、この曲との出逢いは、沖縄と奄美大島をルーツにもつだんなさんが「ぜひ、この曲で踊って!」と、何年か前にCDを買ってきてくれたのがきっかけでした。
このCDは、楽曲の売り上げからレーベルサイドの手数料や諸経費をのぞいたアーティストの収入分が、沖縄・辺野古新基地建設反対運動を支援する辺野古基金に全額寄付のCDです。
沖縄のうないぐみ、坂本龍一、UA、Coccoが平和な沖縄、平和な日本、そして戦争の無い世界を願い創った、とても尊く、美しい音とCDです。
ジャケットのCoccoの絵もとても美しいこちらのチャリティーCDは、こちらの通販サイトからも買えるようです✨↓
CD通販
こちらではあまりマスコミが報道しませんが、今日も市民のみなさんが、懸命な想いで反対運動をされています。
このまま新基地の建設がすすめばジュゴンと珊瑚が住む美しい海は奪われ、
珊瑚礁の沖縄ではめずらしく深度のあるこの港は空母、原子力潜水艦も入ってこられるようになってしまい、高速郵送船(戦地に戦車やヘリなどを運ぶための大型船)やなんと爆弾庫も設置される巨大な「軍港」になってしまうそうです…。
その軍港の広さ、甲子園球場の158倍。
辺野古新基地の建設費は3500〜5000億円、維持費は二億ドル、そのほとんどをわたしたち国民全員の税金でまかなってゆくことになるのです。
平和へ使われるお金なら歓んで支払いたいけれど、戦争につながるお金などわたしは払いたくない。
何より、沖縄の美しい自然とやさしく美しい人々の大切な土地をどうか守りたい。
日本に住むわたしたち全員に、
そして子供たちや次の世代の未来に深くかかわる重大なことなのに知らぬ間にどんどん進み、どうやって止められるのか、
何ができるのかわからない…。
今のわたしに日々すぐできることは、
平和への祈りをこめて踊ることと、
祈りをひたすら送ること、それだけ・・です。
できることを探しながら、
平和な世界と未来を強くイメージして、
祈り続けたいと思います。
そしてわたしにとっても、沖縄は大切なこころの故郷になりました。
明日は、8/4 ELES∞TIAL THE DANCE
で踊りますが、1曲は、みなさんおそらく知っている沖縄をモチーフにしたあの曲に祈りをこめて踊りたいと思います。
わたし自身は沖縄出身でもないし沖縄舞踊も学んでいないのに沖縄の曲を踊ってよいのかな…?と思ったことが過去にも何度かあったけれど、先週シルクロードカフェさんで「弥勒世果報(みるくゆがふ) - undercooled」を踊ったときに。
お客様の中に沖縄出身の方がいらして。 ありがたいお言葉をいただいたので(涙)、
心をこめて、歌詞を理解し、その文化や歴史、歌い手さんの魂に深く敬意を感じて踊れば許されるのかもしれない、と思うようにしました。
この日は屋久島を想い森の曲や大地の曲も踊ったのですが、3曲とも日本語の曲になったのははじめて…!
もはやベリーダンスとは呼べないかもしれませんが、屋久島でも日本のすばらしさをたくさん感じて感動したので、日本人としての自分のルーツも大切に自分らしくこれからも踊ってゆきたいと思います
フォトグラファーの堀さん、いつもすてきな写真をありがとうございます

ちなみに、明日踊る曲は沖縄を愛する山梨県のアーティストの方が創った曲で、
その方はとある沖縄音楽の重鎮の方に「音楽は、魂までコピーすれば真似ではない。」と言われたそうです。
わたしは踊りですし、とても魂をコピーするだなんてほど遠いけれど、音ありきの踊りなのでせめて歌い手さんの魂と込められた想いを深く感じなら自分なりに踊れたら…、と思います。
そしてジプシーの魂を感じるJJ Rohita、
女性の妖艶な魅力あふれるYuktaのダンスを観るのが楽しみです
まだあと数名入れるので、
ご予定合う方ぜひお気軽にいらしてください

夏の午後のダンスの玉手箱ご一緒しましょう

さいごに、弥勒世果報とゆうのは、
弥勒神(仏教の弥勒菩薩とはすこし違い、海の彼方からやってくる沖縄の神さまらしいです。)がもたらす、
平和で、穏やかで、豊かな世界、
とゆう意味だそうです。
弥勒世果報のような世界を願って、
平和な夏の一日をみなさん過ごせますように
Love & Light,
Yasmine
