はじめに申し上げておきますが、活人術、冠光寺眞法すなわち愛魂を学びたい方はスルーしましょう。
「いやいやあの~アナタ愛魂だぁ愛だぁこれだぁ~って強調してたでしょう?
…それなのに強いのか?って、アナタそんな人だったのかい?」
そうです。
私は元々が、使えるのか/効くのか/本当にあるのか?あればいいなぁ~です。
とはいうものの、私は武道家、武術家、アスリートとはとても言えない人生を送ってきました。
*手指がすべてを物語っています。
それでも40年前から囚われている謎の解明に、保江先生の愛魂に一筋の光明をみて今に至っています。
しかし残念ですがただ古株なだけで、現在動画で有名な斯界の達人巧者の方々みたいな絶技は無縁です。
そんな私のこのブログは稽古案内と備忘録がメインで、
ときどき胸に秘めてたものを吐露してますが個人の瑣末な感想(願望)に過ぎません。
ですから保江邦夫先生のお考え、冠光寺流を代表したものでないのは当然です。
そこんとこ、どうかよろしく…
合気道。
次期道主の華麗な演武。
どんな攻撃しても…スゴイぜ、無敵!
合気道には試合がありません。
よって強いかどうか?という問いはそもそも成り立たない。
「でも襲われているのをバシバシやっつけてるじゃん?それ本当かよ?合気道ってホントに使えるの?」
これ見たら誰もが当たり前に抱く感想であり疑問ではないでしょうか。
それに対して試合しないから!と返すのは非常に残念だと思う。
この難問に答えるには、
演武で投げた人は次同じ技で投げられて示す…しかないと思います。
何を示すかというと、格闘ではなく理念と理合を表現した武道の完成形だと。
争いではない、闘いではない…と。
私はそのように考えています。
私も若い時分に少しやって実感したから言えるけど、
そんな簡単に人は倒せない。
合気道の技を実際に競技形式でやると、
形で見られるものとは別物になります。
*実際にはここまで決まるのは滅多にありません。お互い手を持って動き回る膠着状態、何やってんのか外からはわかんない。
*この方はレベルが違い過ぎてて、世界大会2連覇した方だそうで納得。そりゃスゴイはずだ。
*ショート動画にある相構え当て見て、ひっくり返るほど驚いて感動した(添付できなかったので探してください)。
「じゃあ合気道って普通は使えないのね?」
使える人はいます、というかそういう人はそもそも強いだけ。
上で紹介した先生のように。
そして試合をしない合気道(こっちが本流)の中でも強い人は強い。
競技を目的としてなくても、日々真摯に身体を鍛え心技を磨く合気道人は大勢いる。
近年有名なのはこの先生。
ただし、この方は完全に別格だと思う。
おそらく白川師範は他のスポーツをやっても一流になるでしょう。
これだけの身体操作を可能ならしめる、相当な質と量の修練があるに違いありません。
それは私なんかには到底真似できない日々の生活だと思います。
そこに敬意を払わず、あぁだこうだと論評はとてもではないけど出来ません。
角田選手が習う姿勢で待っているとはいえ、抵抗する意志がない状況であるとはいえ、
ものすごい四方投げ応用の決まり方というか白川師範の動き。
上の角田選手見たら【空白】は一目瞭然。
この一枚だけでもとても参考になります。
それはさておき、
そもそも四方投げは効くけど危ない。
上の動画は280万回を越えたバズり方なので、
今後柔道の試合で出るかもしれない。
しっかりした指導者の下で、安全に稽古してもらいたいものです。
そしてこの入り方って、
ほぼこれと同じなのでした。
ますます誰が技術指導したのか気になるものです。
柔術から柔道へ。
柔術から合気道へ。
柔道と合気道。
魄から魂、そして今は魄ふたたび…
さて強靭な肉体と超絶なスピードで虚を突いて反応出来ない状態で投げる…
のではなくて、フツ~の身体(年齢相応)と自然な動きで虚に付けこむ…
すなわち角田選手の【空白】を誰もが可能なもので実現化したい。
その夢想剣ならぬ夢想術、
それが活人術であり、冠光寺眞法、愛魂だと思っています。
