三宅島の釣り(玄人の釣り…)

単身、いつもの三宅島に磯釣りに行った。

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島の夜のお供にと思い、ちょっと珍しいウイスキーを取り寄せてスキットルに入れる。
スペイモルトのブレンドウイスキー、「スペイキャスト」。味はやはりスペイモルトの割合が多いように感じる。

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船のなかで、仕掛けをつくり準備する。NZで使ったアクーブラをかぶる。

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早朝、5:20に三宅島に到着する。眠い目をこすりながら…航海は波が2mでうねりを伴ったが、昼の仕事で疲れたこともあって、すぐに寝つき、気がついたらもう島にいた。

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三宅の常宿の「新鼻荘」で、お世話になる。
釣客6名とバードウォッチングを楽しむ夫婦が2名、時期はずれでも休日は宿がにぎわう…

車がないため、単身の常連釣客のK氏とH氏と3人で行動をともにすることとなった。
お2人はもう30年近く三宅に通っているそうで、私のような新参者には理解できない磯の名前が飛び交う…

水温が低く、あまりよい釣ができる状況にはないとのことで、とりあえず磯を見て回ることにした。

北東の風であったため、風裏のポイントである、温泉下の様子を伺う…
ここは、写真左上のテトラポットと地磯の間に流すと、テトラポットから大物が出てくることがあるとのこと…

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ただし、温泉下は浅く、ゴロタ石がはっきりと視認できる。
名人は夕方の日が沈んだ頃に来て、這い出してくる大物を釣るとのこと…

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とりあえず、ゴンパチという磯に入ってみる。
しかし、水温が低く釣にならない…

そのうち、K氏とH氏に「タカノハダイ」がつれた。これは、イサキににた形で縞模様る外観で、水温が低いときにつれる外道。まったく喜ばしくない魚とのこと…

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シンズシロに移動して、すでに日が沈みつつあるころ、島の名人のAさんが来られた。
本物の釣名人で宿にはAさんの釣られた驚くほど大きいモロコや3キロのめじななどの魚拓がところ狭しと貼られている。
いま、Aさんは6号のハリスで1号の電気ウキを使い、夕刻の30分だけ毎日のように竿を出し、大物だけを狙うとのこと…

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日が沈み、突然、魚の活性があがった…
残念ながら、一度、かなりの大物をばらしたが確認できず、その後、メジナではなくイスズミがつれた。
私の技術では、夜の水面にタモを使うことは難しく、抜きあげたが、1キロは超えていると思った…

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すっかり疲れて宿に帰り、夕飯を食べビールを飲む……
亀の手の味噌汁がうまい…三宅島では最近は、乱獲のせいか小ぶりのものしか取れなくなったそうだ。

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よく朝、ヘッドランプをつけて4時半にシンズシロに向かう。
うねりがあり、波をかぶったがようやく磯に到達し、竿を出す。

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K氏が一枚、良型のメジナをあげたが、その後、H氏に大物がかかる……
2キロは超えているような引きで…メジナであった。

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ところが、H氏の上げたメジナは、K氏がひと目見て「ブタだ…」とのこと……
わけが解らなかったのだが、メジナにはあまり知られていない「オキナメジナ」という茶色がかった種類のメジナがいる。
沖縄のメジナはほとんどがこれだそうだが、関東では珍しいように思う。

卵巣と白子はうまいそうであるが、身は固く、喰えない。

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ほとんど反応もなく…潮は中潮で、3分7分の時間もチェックしてきたが、あまり参考とはならなかった。
かなり、風も強い…

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ようやく、7時すぎにつれたが、これは残念ながらイスズミ……昨日とほぼ同じような大きさでかなりの引きがあるのだが、外道には変わらず…

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10時半に納竿しシンズシロを後にする。

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なんとか、帰りの飛行機が飛んだ…

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宿のスケッチ

覚え
・風が強いときはウキのサイズをあげて錘を重くする必要がある。4Bか5Bでもよい
・ヘッドランプはベストに入れ、柄杓は竿ケースなどに入れておくこと
・オキアミは2日で一枚で十分
・水温が低いとメジナは活性が上がらない。