これからのマイホーム取得の注意点 | 宮崎のファイナンシャルプランナー 幸せマネープラン FP二宮

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8月2日(水)のMRTラジオ「フレッシュAM!もぎたてラジオ~くらし上手の豆知識」では「これからのマイホーム取得の注意点」についてお話してきましたよ。

先日、「大手銀行5行が8月の住宅ローンの固定期間10年の基準金利を引き上げた。」と報道されました。

昨年末からじわじわと長期金利が上昇しているので、住宅ローンの金利にも影響が出始めています。

 

昨年12月の日銀の金融政策決定会合で、10年もの国債金利の誘導目標を0.5%に引き上げ、更に7月にも1.0%に引き上げたことが影響しています。

 

すでに住宅ローンを組んでいる方は、どの位の金利で住宅ローンを組んだか覚えていますか?

例えば私の親が建てた時はまさに高度成長期、1970年代でこの当時の金利は9%びっくりびっくりです!

200年代のリーマンショックの前は約3.5%位。

アベノミクス以降はゼロ金利政策もあり、どんどん金利が下がり1%前後がこの10年位続いている状況ですね。

 

それでも、ついに金利が底を打ち、大きく変動することはなくと、もじわじわと上昇していくような感じですね。

 

そして、ここ数年住宅価格が高くなったというニュースを見聞きすることも増えたのではないでしょうか。

実際、首都圏では2020年から約20%も上昇していて、宮崎でも高くなったなと感じます。

個人的にも中古マンションなど15%は上昇しているように感じます。

 

価格上昇の要因は「資材価格の高騰」ですね。

コロナで需給のバランスが崩れたうえに戦争によるエネルギー高騰、半導体不足、輸入木材のウッドショックなどで、建築資材や住宅設備の価格が値上がりしたことが原因です。

更に、建築に関わる人手不足も追い打ちをかけていますね。

職人さんが足りないえーんという声をとてもよく耳にします。

 

だからこそ、これからマイホームをと考えている方に気を付けてもらいたいことは、

①  資金計画

無理のない範囲で予算を立てるためにも、新築の注文住宅にこだわらす、建売や中古、マンションなど、幅広い選択肢を持って検討するようにしましょう。

 

②  建築期間にはゆとりを持たせる

例えば、子どもの進学に合わせて3月頃に入居しなければいけない場合には、早いタイミングでそれが可能か確認して計画を進める必要があります。土地選びから始める場合には1~2年前には動き出す必要がありますね。

 

ただ、住宅市場の活性化は日本経済に大きく影響するため、様々な補助金や減税といった政策が必ずあるので、それらを上手に活用することも忘れないようにしましょう。