2Uのプラグの番手に付いて


だいぶん以前より

2Uのプラグの番手について

考察しています


そもそも、

プラグの番手の選定基準が

問題なのですが、

本来基準となる

修理書を確認してみると、、😓



何と、

1963年の修理書には

プラグサイズのみです

プラグの番手表示なし⁉️


懐かしい

昔からの

焼け具合の判断画像


次に

1966-4の修理書には、

2U-B.2U共に

W14Fの表示

NGKに換算すると

B4Hです、、🥲


昔しは、

この4番という熱価が低すぎて❓❓🥲

不思議でしたが

最近やっと納得出来ようになりました😊


因みに

1971-11

ミニエース修理書にも

W14Fの表示、、

トラックと同じ❓

そして問題の此方

1968-2の修理書


エンジンの型式表示無く

W17Fの表示⁉️

NGK換算だとB5.5Hはないので

B6H❓

いえいえ、

NGKの6番はデンソーの20番になり?

なんとも

不可解な状態になってしまいます、🥲

因みにW17番は間違いではなく

廃盤になっていて、

デンソーは何故か

イリジュウムの20番の使用を推奨、

この時には明確にUP15の表記がありました。

エアギャップが気になりますね、🥲


実際、

私的には

通常は5番で焼け具合を判断してから

対応してますが

プラグの焼け具合は、

エンジンの三要素に大変

影響されますから

デスビやプラグコードの点検

ポイント点検調整

コンデンサー点検交換

キャブ調整

コイル点検

エンジンの圧縮、

オイル消費等が正常な状態で

正しく焼け具合を判断できることに

なります、

この時、

上記以外にお

私的に一番注視している事は、

エンジン温度(油温)です

通常2Uは、ファンにより絶えず冷却されて

中々油温が上がらない状態で

且つ、不調な部位が有ると

失火の為

正しく燃焼出来ないので

更にエンジン温度が上がらず 

オーバークールとなり

プラグが被ったまま不調が続きます

これはプラグが

正常燃焼か出来ないために

プラグの碍子部が

自己清浄温度迄上がらないことが

原因だと思われます

私の経験上だけですが

ミニエースのエンジンに

載せ替えられているエンジンは

オーバークール状態になりやすい

傾向があるように思いますから、

必ず、

十分な暖機運転後に点検して下さい

それから、

熱価の高いプラグをつけても

正しい燃焼が出来ていなければ意味がなく

エンジン不調の素になるだけですから

ご注意下さい、

2Uの場合、

真夏の真昼炎天下以外で

ほぼ不具合が無ければ

高速道路で100km以上の巡航した場合

クーリングシャッターで調整しないと

油温は80℃をキープ出来ずに60℃近く迄

下がってしまうと思いますので

基本的にチューニングしていなければ

W14Fか、B4H.で十分対応出来ると思います、

ワインディングを

スポーツ走行される方には

W16Fか、B5Hかな?

いずれにしろ、

焼け具合での判断ですが🤣

アイドル調整時だけの

焼け具合ではありませんので

ご注意下さいね、

それではまた。