2月24日(土)開催予定の「(第11回)塩竈の雛人形を巡ろう!」は,キャンセルがあり最少催行人数に達しませんでしたので,中止しました。中止は残念ですが,人気が無かったようです。
御案内予定であった9箇所(宮城県塩竈市内の「塩竈deひなめぐり」連携28会場のうち8会場及び旧亀井邸)について,簡単に紹介させていただきます。御協力ありがとうございました。
太田與八郎商店(宮町2-42)です。弘化2年(1845年)創業の老舗味噌醤油醸造元で,古き佇まいを守り続けています。曾祖母の愛した雛人形(江戸文化感じる雛,豪華御殿飾り雛)を展示しています。
丹六園(宮町3-12)です。国の登録有形文化財の商家で,塩竈銘菓「志ほかま」製造元,お茶,茶器,お雛様も販売しています。享保雛,古今雛,芥子雛などを展示しています。案内人はここで志ほかま・長寿楽お試しセット(100円)を購入しました。
旧亀井邸(宮町5-5)です。東北を代表する商社であるカメイ株式会社の初代社長・亀井文平氏が大正13年に建てた別荘兼迎賓館で,伝統的な日本建築に西洋建築が増築された和洋併置式住宅です。
荻原醸造(西町3-12)です。明治21年創業で,無添加味噌・きあげ醤油などを醸造しています。建物自体は約170年前の江戸時代後期に建てられたものです。癒しのつるし雛,大正雛などを展示しています。
熊久商店(本町11-5)です。案内人は日本酒をしばしばここで買っています。代々伝わる享保雛などを展示しています。
浦霞酒ギャラリー(本町2-19)です。浦霞醸造元・株式会社佐浦は享保9年(1724年)創業の老舗造り酒屋です。親王飾りなどを展示しています。
市川紙店(本町2-15)です。創業明治35年,約120年続く老舗の紙屋です。和紙で作ったお雛様のつるし飾りなどを展示しています。季節の折り紙体験実施中です。
栄太楼本店(本町4-5)です。創業明治42年,110年以上続くお菓子の銘店です。平成23年3月11日の東日本大震災で津波を被った被災雛を展示しています。この辺りでは,3月10日に斎行される鹽竈神社帆手祭頃まで雛人形を飾っておく家・店が少なくないようです。
矢部園(海岸通1-20-B)です。サクラ色のお雛様が展示されています。ここで,抹茶のサービスがありました。