山猿の哲学 -2ページ目

山猿の哲学 -2ページ目

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

11May
- 【心の音】
  お久しぶりです。以前と同じように文章を書いてみるけれど、違和感から更新できず。そんなことを何度か繰り返し、何かを語ろうとすることそのものを止めるべきなのかもしれないと感じる。畑に種を蒔いて、水をあげる。土を練り、うつわをつくる。麹を仕込んで味噌を作る。世間で起こる全ての事が遠くなった。自分の内側にある生命の営みにのみ呼吸をして、感情の生きた言葉で交流する。日々、かまどの火で湯を沸かし、七輪で温めたご飯を食べる。足元に渦巻く作られた悲しみに氣付いたらすぐさま立ち去り、心惹かれることがあれば素直に心を向ければ良い。胸の内に湧き上がる感情があれば、素直にそれを表現してハグをすれば良い。大したことはないけれど、静かな喜びがある。じんわりとした静かな喜びに氣付く穏やかな心と、それを与えてくれる存在。それが私にとって、とても幸せだ。ありがとう。そこにいた頃を懐かしく想わせる音を聞きながら、今日も明日も私を全うしている。今年一回目の窯焚きは、6月上旬くらいに出来たら嬉しいね。＊＊＊＊こちらは、うつわの通販をしているショップページや、SNS等をまとめたサイトです。興味があれば是非。https://aboutme.style/jinenjoそれでは、今日も麗しい時をお過ごしいただけますように。塩釉焼作家雷青（Atelier 自然性） on Instagram: "お久しぶりです。以前と同じように文章を書いてみるけれど、違和感から更新できず。そんなことを何度か繰り返し、何かを語ろうとすることそのものを止めるべきなのかもしれないと感じる。畑に種を蒔いて、水をあげる。土を練り、うつわをつくる。麹を仕込んで味噌を作る。世間で起こる全ての事が遠くなった。自分の内側にある生命の営みにのみ呼吸をして、感情の生きた言葉で交流する。日々、かまどの火で湯を沸かし、七輪で温めたご…0 likes, 0 comments - 塩釉焼作家雷青（Atelier 自然性） (@utsuwa.rai) on Instagram: "お久しぶりです。以前と同じように文章を書いてみるけれど、違和感か..."www.instagram.com
24Mar
- 【意味を与える心】
  走り出し、転んで振り返り、再び前を向く。何度もそんなことを繰り返しているけど、その度、心を迷いや悩みに支配される。「本当にこの道で大丈夫？」「この道の先で何を見つけようとしている？」「結局お前は何を為したいんだ？」何らかのショックを受けて、それまでこれが生きる意味だと思っていた信念が折れ、自分の存在意義さえも揺らいでしまう。そうすると再び命に向き合うのにどのようにすれば良いか、どうか教えてほしいという切実な想いが根幹となって、どうしようもない悲しみが生まれるのだと知る。あの時も同じように悩んだ。あの時はこんな答えを出した。あの時はこうで、あの時はこう。小さな挫折の連続と、その数だけの自問自答。過去の答えが「いま」には適用できなくて、そういえば以前もそうだったと思い出し、また新しい答えを探す。ところで、これまでの私は、「その問題に対して」答えを出してきた。その問題に対してというのは「こういう時にはこうすれば良いのか」「こういう事が起こったらこう対応するべきなのか」と、都度役所のマニュアル的な答えを見つけるということだ。でもそれは、ある状況でしか通用しない【小さな答え】でしかない。だから、いまこそ【大きな答え】を見つけたい。どんな時でもどんな状況でも通じる、芯の通った本物の答え。それぞれの状況に一個一個対応していくのではなく、【命そのものに対する根源的で絶対的な答えかつ壮大な“教え”】。問題は「状況」から「命や人生」になる。得るべき答えは「行動」ではなく「在り方」に変わる。「こう在る」という大きな答えは、その人を在るべきところへと導いてくれるだけでなく、諸事に対するマスターキーになる。目の前の小さなトラブルなどには決して囚われない強さだ。見失えるくらいの意味ならば、きっと大したことはなかったのだ。同時に、もっと大きな意味を見出すべき機会を得たのだ。「これを為すのが俺の生きる意味だ」と思った時、為せなかった未来の自分とそのために苦しんで死んだ心が、いまこの瞬間からそこにある美しさを傷付け損なっていく。「私はこう在りたい」「私にはいま正にこれが出来る」という「いま」にある感覚的な喜びを昇華させ、さらに「そこにこういう意味を持たせよう」という命の二次燃焼を起こさせ、魂は歓喜に震える。「私にはこれしか出来ない」という哀しみが「私にはこれが出来るのだ」という誇りになる。意味は何かと問い続ける心にも薄く灯り続ける望みこそが意味に変わる。山のなか、精靈とこんなにも近い場所に私はいる。それは望まなければ得られない喜びで、真偽や善悪を教育する正しさが失われた現代を乗り越えていく地球人類が、これから絶対に身に付けていくべき意識だと感じている。だから、うつわを作っていくことに意味を見出せないながらも、意味がなくとも作らずにはいられないのだという自分の性に自ら意味付けをすることとした。私は、大自然の精靈に人々が目を向けていくために、そこに火や水、風、土の神聖な息遣いがあることを人々が知れるような、精神の入れ物として機能するうつわを焼いていこう。少し長引いたけど漸く冬の仕事が終わり、また土を練れるようになりました。やっぱり陶芸をやっている時が一番楽しい。今年もうつわ仕事を始めます。さあ、まずは作業場の片付けから。今年もお世話になります。＊＊＊＊こちらはホームページです。ショップページやブログ、SNS、写真、新しいお知らせ等をまとめております。ご覧いただければ幸いです。https://aboutme.style/jinenjoそして、こちらは塩釉焼作家＊雷青の通販サイトです。https://raise178.theshop.jp/日々を彩るちょっと特別なうつわを、いつも貴方のお隣に。麗しい時をお過ごしいただけますように。
07Mar
- 【鬱屈したエネルギーの行方】についての夢
  すっかり放ったらかしにしてしまったブログを再開！またすぐ忘れちゃうかも知れないけどヾ(∀︎≦︎`笑)〃私は昔から殺されたり、殺されかけたりする夢をよく見る。他にも一足で100m以上を跳びながら走る夢、裸で街を行く夢をよく見るが、やはりダントツで多いのは殺される夢だ。シチュエーションはそれなりに似通うものの、毎回ストーリーのある明晰夢。今回は少しメッセージ性のある夢だった。まずある土地に人々の鬱屈したエネルギーが溜まり、それは大地に染み込む。そのエネルギーが一定量を超えると、大地はそれを地上へ反射し始める。最初に、地面に直接置かれている物にエネルギーが移り、次々に不具合を生じるようになる（汚れる、傷む、壊れる）。そのような物が受け止められるエネルギーの限界量を超えると、今度は動物が生命活動を行うためのエネルギーに、その色が混じり始める。鬱屈したエネルギーにより不自然に動かされた生き物は、その性質により攻撃性を帯び、他の命を傷付けるようになる。このメカニズムに氣付いた土地の人々は、皆で家々の大掃除を行う。特に、鬱屈したエネルギーを吸った不用品をどんどん処分して、負のエネルギーが静から動へと変わっていくプロセスを中断させることを始める。するとそのエネルギーは徐々に除去されていく。エネルギーを停滞させてはならない。命は生命活動を行うためのエネルギーを借りているが、同時にエネルギーの性質を正しく保存し、それが滞りなく循環する様を維持する役目がある。（汚染されない、清浄でニュートラルなエネルギー状態を保ち、自然の循環を助ける）アナスタシアによれば、この大地に染み込んだ鬱屈したエネルギーとは人々のネガティブな想念であり、それはやがて地震や戦争などの現象となって、やはり反射されるらしい。アナスタシア (響きわたるシベリア杉シリーズ1) | ウラジーミル・メグレ, 岩砂晶子, 水木綾子 |本 | 通販 | AmazonAmazonでウラジーミル・メグレ, 岩砂晶子, 水木綾子のアナスタシア (響きわたるシベリア杉シリーズ1)。アマゾンならポイント還元本が多数。ウラジーミル・メグレ, 岩砂晶子, 水木綾子作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またアナスタシア (響きわたるシベリア杉シリーズ1)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。www.amazon.co.jpエネルギーの循環については、こちらの動画のワイタハ族長老、人々の交流の「火」の話にも少し通じるように思う。取り敢えず、帰ったらお掃除しよ！いらないものはまだまだ沢山あるからなぁ。また断捨離だね♪︎ヽ(*´∀︎`)ﾉ
11Feb
- 【近くにあるものほど】
  【Michael Jackson】heal the world 日本語訳和訳あなたに奇跡を起こす✨３つの実話《小林正観さん》我が家にも正観さんの本がありました。小学生の時から読んでいましたが、久々に正観さんのお話を聞いてみると、全く身になっていなかったんだなぁと氣付きます。でも、無理もない。情報を受け取る人にその準備がなければ、誰であれ、どんな話であれ、それを己の一部とすることはできない。全てがそうだ。どんなに素晴らしい贈り物を受け取っても、それを受け入れるための準備が内側で行われていなければ、本当の意味でそれを受け取ることはできないのだ。私の愚かさよ。何度でも学び直そう。多分いまでも実家にはあると思いますから、また読んでみたいと思います。いま正にそこに在る。いま正にそれを支えてくれている。いま正にそれを生かしてくれている。そういうモノに常に目を向けていられるように、心を教育していきたいね。＊＊＊＊こちらは新たに作成したホームページです。ショップページやブログ、SNS、写真、新しいお知らせ等をまとめております。ご覧いただければ幸いです。https://aboutme.style/jinenjoそして、こちらは塩釉焼作家＊雷青の通販サイトです。https://raise178.theshop.jp/日々を彩るちょっと特別なうつわを、いつも貴方のお隣に。麗しい時をお過ごしいただけますように。
04Feb
- 【指先の冷たさという鎖から逃れた意識】
  このところ、警備のお仕事をさせていただいています。このご時世でも「いついつガードマンの仕事しない？」と連絡をいただける。しかも自分がやるべきこと、やりたいことが忙しくない季節にそう出来るというのは、本当にありがたいことです。さて、零下10℃前後まで下がる氣温でも外に立っていると、色んなことを感じます。その中でも自分にとって大きな氣付きをひとつ。例えば、まだ日も当たらない、路面が凍ったままの朝。指先は冷たく、目には風が染みる。意識はついつい冷たいところに集中して、頭がそれを痛いとか辛いとかのたまう。けれども、そのように痛いほどの冷たさを訴える指先に囚われている意識を、そこから注意深く広げてみると、體全体が指先と同じ温度という訳ではないことに漸く氣がつく。カイロを貼ったお腹や腰の温かさはもちろん、もう少し集中すれば血液を送り出し続けている心臓の深く強い熱に氣付く。その温度に意識を集中していると、痛みというものに意識を固定しようと常に叫んでいる「肉体の感覚」という鎖から少しずつ心が離れていきます。そうすると心身の在り方が変わって、少しずつ楽になる。風が吹くと、手が凍り付くように冷たくなる。それでも温かいところに意識を集中していると、手の冷たさはそこまで辛くはない。意識をどこに置くかということは、何を見たいと念じるかということだと知ります。多分、精神的にも同じことが言えるんだ。ネガティブな性質しか持たない人はいない。にも拘わらず、常にネガティブな方向に意識を傾けていると、それだけで「自分はとてもネガティブな人間なんだ」と勘違いするのが「心」というものである。そして人と言う生き物は、自ら心をコントロールしようとしない限り、勝手にネガティブな思考をしようとするもので、それは本能的な性質だ。そうやって下を見ていると、それだけでネガティブ人間になる。じゃあ上を見ていれば良いんだなって思っていると、足元を見失なって躓くんだ。ならば前か。いやいや、前を向き続けるのはもっと大変。頑張りすぎて鬱になっちゃう。どこにも視線はやらずに、瞬間の胸の温かさを見続ける。そうやって自分に与えられているモノに目を向けて、それを忘れずにいれば良い。そういうことなんだな、と思うんだ。＊＊＊＊こちらは新たに作成したホームページです。ショップページやブログ、SNS、写真、新しいお知らせ等をまとめております。ご覧いただければ幸いです。https://aboutme.style/jinenjoそして、こちらは塩釉焼作家＊雷青の通販サイトです。https://raise178.theshop.jp/日々を彩るちょっと特別なうつわを、いつも貴方のお隣に。麗しい時をお過ごしいただけますように。
05Jan
- 【山猿の哲学】
  年末年始の慌ただしさも落ち着いてきたので、久々にブログを更新です。まずは明けましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたします！昨年は色々な学びがありました。中でも大きな学びが三つ。“本質に従って無為自然に生きていくことの大切さ”“本質は外側にはなく、常に内側に発見されるということ”“唯一支配しなければならないものとして心猿を理解する必要があること”先日、身の回りを片付けるついでに三年分のスケジュール帳を整理していると、こんなことを書いているのを見つけた。——自己との対話によって自分を完成させること。思えば、随分昔から自分はそういう風に生きたいと思ってやってきた。けれども、「そんなつもり」になっているだけで、実際にはむしろ技術を磨くばかりで心を野放しにしているように感じる。じっくり考えてみれば正しくその通りで、まるで西遊記の孫悟空のようだと思う。私には力がある。ブラフマンの分靈なのだから、力があって当然である。誰もがそうだ。しかし「力がある」ということが、イコールで「力を正しく使える」ということではない。力を如何に注ぐかは、神聖で氣高いPresenceに目覚め、低次の己を完全に支配できているかということで変わる。どうやら人と言う生き物は、それが出来るようになって初めて人になり、仏になるようだ。そうなるまでは、天界で己の力を我儘に振り翳す山猿と変わらないのだから。意識して心の猿に空を悟らせるように生きていこう。そんなことを考えながらの年越しでしたが、既に頭の中は「あれやりたい」「これやりたい」と、夢という名の欲望でいっぱい。解脱は遠そうだけど、今年も楽しんで過ごしたいと思います。ピンタレストで見つけた可愛らしい置物。西遊記もバガヴァッド・ギーターのような叡智を読み解くべき書なのだろうかと興味が湧いてきた。今度西遊記もちゃんと読んでみよう。http://www.innerjourneytothewest.com/jp/jp-monkey.html⇑このサイトがとても面白かったのでご紹介。西遊記の解説をしています。良ければ読んでみてくださいね。＊＊＊＊現在ホームページを作成中です。ショップページやブログ、SNS、新しいお知らせ等をまとめたページにできたら良いなと思っています。ご覧いただければ幸いです。https://aboutme.style/jinenjo⇓こちらは塩釉焼作家＊雷青の通販サイトです。https://raise178.theshop.jp/日々を彩るちょっと特別なうつわを、いつも貴方のお隣に。麗しい時をお過ごしいただけますように。
23Nov
- リブログ記事”それは【神々との対話の記録】である。”
  今回は、省略しようとすると訳がわからなくなっちゃって、全然省略出来なかったよ🤣ほとんど原文のままだけど、よろしくね。「良い嫁ぎ先に出会えて良かったね」「見初めてもらえて良かったね」「我が子が嫁に行くのはどんな氣持ちだい？」うつわを求めてもらう時にはそう言っていただくことがままあるのだけれど、実はこの「我が子」という表現に、私は何故か強烈な違和感を感じてしまう。だからそんな時、私は「ありがとうございます」としか言えなくなって、後には胸の内にもやもやとした思いが残る……。ということを、私はこれまで誰にも話したことがなかった。ちょっと前のこと、結婚十五周年のお祝いにとスープカップを色違いでお買い上げくださったあるご夫婦がいらっしゃいます。その時戴いたメールがあるのですが、そこには何よりも嬉しい言葉が沢山あり、しかも届いたうつわも氣に入っていると言っていただけて本当に感激でした。改めて、ありがとうございます！さてそんな奥様とのメールの中で、上述した「我が子」に通ずる言葉がありました。「スープカップの産みの親」何とも言えない氣持ちです。確かにそれを作ったという意味で間違いではなく、それ以外に適当な言葉なんて逆に見つからない。100%状況を的確に表している言葉なのに、何故自分はこんなにも引っかかっているのか。だから、この際だからと深く心に潜って考えてみる。私はそもそもうつわを作ることを目的としていない。ちょっと前なら、「私にとって陶芸とは表現のための一手段です」と答えていた。それを「よく分かる。自分もそうだから」と言ってくれる友人もいるから、創造よりも表現を在り処とする人たちは少なくとも一定数いるんだと思う。けれども、いまもそうなのだろうかと言うと、どうも違う氣がする。うーむ、何だかよく分からなくなってきた。そもそもうつわを作ることを目的としていないなら、どうして私はうつわを作り続けているのだろうか？——ああ、そういうことか。うつわをつくる全工程でもっとも楽しい時とは、実のところ“うつわから離れている時”なのだ。こういうことは窯を焚いている時に一番起こりやすいのだが、うつわをつくりながら心が全く別の次元に飛んで行ってしまっていることがある。そんな時、私は“何かの境界を越えた向こう側”で、この世界の靈妙な理に触れている。それを私は「火の神と語らう」と言っているのだが、この「神々と語り合っている瞬間」が一番楽しい。己の心をよくよく見つめてみたら、私はどうやら、そのようにして「宇宙の真理に触れること」が本当に好きなことであり、それこそを楽しんでいるのだと氣付いた。だからお返事はこんな風になった。より伝わりやすいようにと思って書き直している内に、殆ど原型なくなっちゃったけど。——うつわを自らの子どものように思う陶芸家は多いと聞きますが、改めて考えてみると私はちょっと違うみたいです。というのも、実のところ陶芸そのものよりも、火や土を通じて神々の世界に触れることの方が嬉しく、そのようにして生まれた「神々との語らいの内に生じた掛け合いの記録」こそを、私は「うつわ」だと感じているようなのです。だから私にとって、出来上がったうつわは「我が子」「私の作品」というほどのものではなく、「いつの間にかそこに在った（成った）、語って聴かせられない不思議な物語」という感じでしょうか。“議事録”ふと心に浮かんだ言葉はちょっと殺伐とした雰囲氣が漂うものだったが、私の感覚をとてもわかりやすく表していた。——神々との対話の記録。即ち、うつわとは“言葉で記されない本”。魂の感覚で紐解けば、そこには神々の叡智が眠っているだろう。いまは静かに、求められる時を待つのみ。こんな風に書いてみると、我ながらめちゃくちゃワクワクしちゃうな！次はどんな記録になるかね！予めどんな対話にするかを決めるなんて、人の身で神をコントロールするかのような行為はできない。神の心も人の心も、風の吹くまま氣の向くままに。奥様、私も知らない私の心を教えてくださり、ありがとうございました！＊＊＊＊遠方にお住まいの方向けに、風神窯の塩釉焼をお求めいただけるショップページをご用意いたしました。ご覧いただければ幸いです。塩釉焼作家＊雷青（Atelier 自然性）の通販サイトhttps://raise178.theshop.jp/日々を彩るちょっと特別なうつわを、いつも貴方のお隣に。麗しい時をお過ごしいただけますように。
17Nov
- リブログ記事”願わくば【麗しく】在れ。”
  願わくば【麗しく】在れ。ブログより部分抜粋。「嬉しい」「楽しい」という言葉はとても普遍的で氣安い。誰でも良いことがあれば、それをそんな風に簡潔に表現してしまえる。しかしそこには細かな情緒は表せず、またそれだけで全てを語れるほどポジティブなだけの出来事ばかりではないのが人生だ。そして「ポジティブなことは勿論ポジティブなこととして喜ぶが、一見ネガティブな出来事も学びとして隠れている真の意味を理解して良いものと捉え、あらゆる出来事を自身にとって大切なものとして受け止めること」を表現する時、それを一言で何と言えば良いだろうか？（中略）——麗しい。ふと心に浮かんだ言葉は、私には何とも難しいものだ。この大日本豐葦原水穂國に生まれながら、その古語を私はあまりに知らなすぎる。（中略）でも僕がこの言葉を美しいと感じた理由は、古語としてのそれではなく、現代語として受け入れられている意味にある。デジタル大辞泉「麗しい」の解説うるわし・い〔うるはしい〕【麗しい／▽美しい】［形］［文］うるは・し［シク］１精神的に豊かで気高く、人に感銘を与えるさま。心あたたまり、うつくしい。「―・い母性愛」「―・しい友情の発露」心に浮かんだ言葉は、使ったこともなければ、意味も朧氣にしか知らなかったもの。けれどもそれは、私がこの命を全うする上でとても大切にしていることだった。——精神的に豐かで氣高い。とても嬉しい言葉をプレゼントしてもらった思いで感激する。この言葉を求めていたんだ。大変に喜ばしい【縁】というものに感謝して、それを伝えたいと探した言葉。検索した訳でも、辞書を引いた訳でもない。ただ素直に想いを伝えたいと思った時、私の胸の奥深いところから通じるこの世界の根源的な叡智がそれを教えてくれたように感じて、それをまた私は「麗しく」思い、ますます感謝の想いでいっぱいになる。素直でいることは難しい。そう断言できるのは、少なくとも私は素直ではないと感じているからである。ひねくれた根性がそれでも真っ直ぐに偽りなく生きたいと求めた結果、せめて正直でありたいと願ったに過ぎない。けれどもそういうところを飛び越えて、私の深いところで眠る純粋なエネルギーそのままに何かを求めた時、あらゆる叡智は私のすぐ傍に在って、常に私を歓迎していることを改めて認識する。何とも難しいことだけど、それでもなるべく素直に在りたいものだねぇ。今日Twitterでこんな投稿を見たんだ。改めて思う。日本の言葉を大切にしていきたいね。https://twitter.com/bebechan_france/status/1592851987422646274?s=46&t=wUV8Dx1HZoR3i2qCvU1BNgわかってもらえないかもですが...。僕は仏語、英語、日本語を話しますが、日本語を話している時に別人格になる気がするんです。日本語を話すと口調や話し方が落ち着き、内容も丸くなる気がします。流暢度ではなく、根本的な人格が変わっているような感覚。外国語勉強者で同じ人いませんか？😂https://twitter.com/nyala33114/status/1592854939659042816?s=46&t=wUV8Dx1HZoR3i2qCvU1BNgメタルギアソリッドの台詞にこんな感じのありますね。「話す言語が変わったら、思想が変わった。考え方が、意志が、変わったのだ。民族はどこに住むと思う？民族は言葉に住むのだ。言葉こそが民族なのだよ」と。今日のところは、こんなもんで。皆様におかれましても、どうか日々充実した「麗しい時」を過ごされますように。大和は国の真秀ろばたたなづく青垣　山籠れる倭しうるはし倭武尊
06Nov
- リブログ記事”宇宙の始まりと【分解する力】”
  もうひとつのページ、一発目の記事はこんな感じになりましたヾ(*>∀︎<)ﾉﾞ多分今後も似たような感じで更新していくと思います。しかし本来のヨーガっていうのは、めちゃくちゃ面白そうです。なんたって、これまでそれと知らずにやってきたことが沢山あるようですから。単なる体操法ではない、本当のヨーガ。是非とも勉強したいです(´⊙ω⊙`)無事に窯焚きが終わり、うつわの仕上げや写真撮影をしています。そろそろ通販サイトの更新もできるかな。今回はいつも以上に良いうつわが出来ましたよ！いつもとは比べ物にならないほどの叡智に触れられた、とんでもない窯だったんです。嬉しかったなぁ。きっとそれはうつわにも現れていることでしょう。多くの方のもとへお届けできたら嬉しく思います。＊＊＊＊さて。壮大なタイトルだけど、その実大した事はなくて、ただ窯を焚いていて思ったことです。【窯に薪をくべるのは温度を上げるためだけど、そもそも何で薪が燃えると温度が上がるのだろうか？】何かが燃えると熱が生じる。それは当たり前のことで、僕たちの體もそうやって動いている。人體の場合は、それを食物のカロリーから得ているとしている。当然100%の真実ではないけれど。そもそも「薪」って何だろう。——たき‐ぎ【薪】《焚たき木の意》燃料にする細い枝や割り木。まき。いやいや、そういう言葉の上での理解ではなくて、もっとずっと本質的なものとしての薪だ。疑問に思うことは、何故薪は熱を発生させるのか、ということ。もっと言えば、何かが燃えると熱が発生するのは何故なのか。と、そこで頭を過るのは「温床」の仕組み。落ち葉や刈草、剪定枝などの有機質を積み、時折切り返したり水をかけたりすると、適度な湿氣と空氣が行きわたり、それによって有機質は微生物の働きにより腐葉土になる。その過程で熱が発生するのだ。しかしここで熱を発生させている現象は、燃焼ではなく【分解】だ。待てよ？　分解？なるほど。これまで薪が燃える際には、ついつい空氣中の酸素が燃料中の炭素と結びついて二酸化炭素になると共に熱を発生するという化学反応に氣を取られていたけれど、そんな「燃焼」が起こる前段階として絶対に必要な現象があるはずじゃないか。燃料はまず、それが燃える前に、それを構成している原子や分子の粒に分解されているはずだ。物質として形を持っている状態——つまり、原子や分子同士が固く結びついている状態では、酸素との化合は起きないだろう。多少表面的に反応が起こることはあっても。ということは、大前提として【分解しようとする力】というものが先にあって、それが何かは分からないけれど、それによって初めて燃焼という現象が起こっているのではないか。であれば、熱は燃焼による単なる副産物ではない。つまり、あらゆる創造物は【いくつかの元素と熱】によって出来ており、それが分解される時に【熱】が発生する。その現象が物質次元では【火】として見えるのではないか。もっともここで言う熱と温度はイコールではないが……。そこまで考えて、ふと宇宙誕生の瞬間について疑問が湧いてきた。宇宙というものがそもそもまだ無かった時にも、【混沌】というものは存在していたのだと言われている。その混沌は、やがて天と地に分かれる。——【分解】だ。混沌は、物質というよりは概念に近いんだろうけど、いずれにしても「最初の存在」、「全ての源」と理解するならば、それはとんでもない熱を孕んでいたはずだ。つまりそれが分解される時には物凄い熱が放出され、人の意識では捉えられないほど長い時間、拡散する力を持ち続けるに違いない。要するにビッグバンだ。しかしそのようにして【熱】が発生したのならば、そんな【物質や概念を分解する力】というものは宇宙誕生よりも以前から存在していて、ひとつの【宇宙法則＝偉大な意識】として永遠に存在し続けているということになる。それは一体何だ？いまは、それを【分解して再構築する力＝創造の力】としか呼べない。が、知りたい！　これを理解したい！と、思ったらすぐに答えを教えてもらえた。これは、ヨーガで【ブラフマー】と呼ぶものなのだそうだ。曰く【宇宙の根本原理】。ブラフマーとは、宇宙が存在していても存在していなくても「そこに在る永遠のもの」。「唯一の実在」なのだそうです。これはインドでの呼び方だというから、日本のご先祖様方はこれを何と呼んでいたんだろうなと氣になる。しかし【唯一の実在】とは凄い。しかもそれこそ真実の自分だというのだから本当に面白い！うつわを焼く限り、火と対話を続けることになる。それは何よりも嬉しく楽しみなことだ。僕は経験から事象を観察して理解しようとする人間だけど、それはそれとして、インドの聖典はとても面白そうだと思った。今度バガヴァッド・ギーターを探して読んでみようかな。それから、インド哲学（ヨーガ哲学）について、この方の動画がめちゃくちゃ面白くて勉強になるのでご紹介を。波長が合う方にはお勧めです( ´艸｀)ヨガ・シャラ細江たかゆきヨガ・シャラディレクター細江たかゆきのチャンネルです。ヨガ・瞑想で世界を平和にするために活動しています。皆さんが、幸せになれるような内容の動画をどんどんアップしていきますので、よろしければチャンネル登録をお願いします。ヨガティーチャートレーニングの様子やヨガ哲学の講義、ワークショップ、瞑想、ヨガレッスンなどをアップしていきます。www.youtube.comさてさて。それでは、仕事に戻ろうか。すべてのうつわが、喜びを持ってその人の手元に届けられますように。今日も元氣出して行こー！
30Oct
- 【自身の存在そのものを喜べる場所】
  ああ、やはり慣れ親しんだこの感覚こそ私が在るべきところだ。人によっては「修行を通り越して苦行のようだ」と言うけれど、私にとっては最高の居場所なんだ。命にとってもっとも幸福なこととは、「そうしていることが何よりも自然であると感じる在り方（＝大小宇宙の理に即した生き方）によって生き、そんな自身の存在そのものを喜べること」であると感じている。私にとって自身の存在そのものを喜べる場所とは、うつわを焼くことを通じて火の神たち天神地祇と対話しながらひとつひとつ自然界の理を理解していくことができる場所だと改めて強く思う。窯焚きが終わった。今回はいつもより時間をかけてゆっくりと静かにうつわを焼いた。毎回思うんだ。火は生きている。生き物に触れるのだから、毎度同じようにすれば良いとはならない。前回はこれで上手く行ったのにどうしても上手くいかない、ということが山ほどある。前回こんなに良い色が焼けたから、今回もこれと同じ色に焼き上げようと思っても、再現など出来たためしがない。それでも体力的にも精神的にも極限状態で向き合った窯の内の光には、いつも何かしらの美しさの元までどうにかこうにか辿り着き、それが火の神の祝福として毎回違った輝きをうつわに宿す。一体このうつわはどうしてこんなにも美しいのか、といつだってお手上げする。人間的な作為を挟む余地がないから、我が事であっても何度となく感動するのだ。窯を焚く度、新たな何かを知る。けれども火の神はそれを見せるだけで語りはしないから、眼前に見せられていても理解できないこともある。だから、そんな何かに触れて心で理解する時、蟻のような歩みであっても、確かに理に近付いていると知り、それを何より嬉しく思うのだ。おかげさまで今回もとても良いうつわに焼き上がりました。まだ窯から出し終わらない内に来られたお客様の元へと早々に嫁いでいったうつわもあり、良い仕事ができたと一安心しています。嬉しいばかりです。応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。ご依頼品の発送や通販サイト（BASE）の更新は、最後の仕上げが終わり次第対応いたします。どうぞ楽しみにお待ちください。天清浄地清浄内外清浄六根清浄と祓給ふ天清浄とは天の七曜九曜二十八宿を清め地清浄とは地の神三十六神を清め内外清浄とは家内三寶大荒神を清め六根清浄とは其身其體の穢を祓給清め給ふ事の由を八百萬の神等諸共に小男鹿の八の御耳を振立て聞し食と申す
06Oct
- リブログ記事うつわの向こう側の物語《Atelier 自然性》の田舎暮らし
  新しい表現方法に合うように、新しいページを作ってみました。＊＊＊＊『物はお金で買えば手に入る。けれども【物語】がある物は格別なのよ』『人は皆【物語】を求めているのだ』『本物には【物語】がある』『そして【物語】なら既にここにあるでしょう？』『物ではなく【物語】を売りなさい』『貴方のうつわが出来るまでの【物語】を』多くの方々から同様に言っていただくなかで、私の内に「心を言葉にする」ことへの前向きな想いが生まれてきました。「言葉ほど真実から遠いものはない」自身の人間関係へのヘタクソさも手伝って、私はずっとそう感じてきました。けれども「うつわは入れ物に過ぎず、そこにある魂が、言葉にされなければ見えないところに生きているのだ」と教わりました。私は言葉にするのが苦手です。いつだって、何を喋れば良いのかわからない。無理に言葉にしようとしてどもったり、混乱したり。でも、そうやって不器用に言葉にすることでこそ伝わるのならば。このブログは、こうして塩釉焼作家＊雷青（Atelier 自然性）として運営するもうひとつのページでは語り切れない《うつわの向こう側の物語》をお届けするために作成しました。こちらでも、どうぞよろしくお願いいたします。うつわの向こう側の物語《Atelier 自然性》の田舎暮らし: https://ameblo.jp/jinenjo-raise/通販サイト: https://raise178.theshop.jp/
15Oct
- 過去最高の色！
  「あいつ全然ブログ書いていないけど生きてるか？」なんて、心配してくれている皆様。大丈夫、生きてますよ。でも、あれだね。これだけ放っておくと、読者数はめっちゃ減ってるよね！(笑)無事に今年最後の窯が終わりました！応援してくださっている皆様、今回もありがとうございました！焚いている途中……というか、もうかなり最後の方になった時、煙突のダンパーを弄っていたら氣がついてしまった。「やっべぇ、これ失敗したわ」中を見なくても、うつわの状態が手に取るように分かる。これは「鈍い」うつわになってるな。そして、失敗の予感は加速する。終わりが近付いてくると、焼け具合を判断するために「色見」という、いわゆるサンプルを取り出すのだが、これが実に良い色をしている。間違いなく過去最高の色なのだ。これがやばい。大体、びっくりするほど良い色をしている時というのは、失敗と成功のギリギリを攻めているために、歩留まりが非常に悪い。塩によるうつわのくっつきや、火力による割れや歪み。なんでやー。年の最後ぐらいすっきりと終わらせてくれよー。まあ、しかし、これで却って安心してしまうのが俺である。何故なら、【上がある】と知ることは、まだまだいくらでも【進化できる】ということだからだ。それに、これから長い冬を迎えるにあたり、その心には長く炎が燻っていないといけないだろう？ああ、悔しい。次こそは、この向こうへ行ってやる。そのためには、この冬の間に入って改善点を洗い出して、それを全て直す必要がある。ってな！冬という、己を整える季節を前に、新たな課題点に氣が付いた。それはとても幸いなことだ。……だけどよぉ。つまりは、ここからまた苦悩の季節ってことだぜ。うつわのことだけじゃない。俺という男の人間性のこと。死ぬ時から逆算して、今生での役目を間違いなく果たせるようにと、人生計画の再設定。見るべきことは沢山ある。また胸の内を煮詰めるようにして、ぐるぐるぐらぐらと頭の痛くなる、自己との長い対話が始まるって訳だ。たまんないぜぇ！（やけっぱち）まあ、それがあるからこそ、普通じゃないスピードで壁を乗り越えていけるってなもんで。何つーか、まあ大事なことだよね。まあ、しかしそうは言ってもだな。全体で見た時、今回のうつわの出来は間違いなく、前回までの満点を越えています。という訳で「最善の更新」という最重要項目はクリアー。割れも歪みもそりゃあ大胆なものだが、割れたものは良い感じに水が抜けるから植木鉢にでも使えばいいし、歪んでいるものはインテリアとして使えば却って味が出るだろう。取り敢えず、柿をのせてみる。高台までぐんにゃりだから流石にがたがたするが、結構良いもんだな。さて。今回新たにリストに加わった新作はこちら！箸置き。大猪口。窯変歪み茶碗。青化粧茶碗。化粧角皿。五寸皿、六寸皿、七寸皿。ううむ、良い色！あと、こいつは試作品だが、手捻り一輪挿し。歪み七寸皿の柿といい、俺のうつわは生命の色がよく映える。純粋であること、自然であることを求め続けているからだろうか。その代わり、不自然で無機的なものとは相性最悪だけどね！(笑)今回はやけに灰がかかったが、空氣の流れ方を変えたことと、薪に栗を使ったことが原因だと思われる。特に栗は、薪ストーブや薪風呂などでは実に嫌われた樹種で、薪屋でさえ「燃えない」と口を揃えて言うが、これがとても素晴らしい木であることがわかった。窯の内部が700℃近くにまで上昇している時、栗は何の問題もなく燃えていく。思うに着火温度が高いために、約300℃を保って燃やす薪ストーブなどでは圧倒的に温度が足りないのだ。けれども、その密度は相当なもので、非常に重たい。つまり、燃焼するための条件さえ整えば、ナラやクヌギに匹敵するほどの効果を発揮する薪だと言える。もっとも、俺はナラも栗も進んでは使いたくないが。今回は支障木として伐採されたものの使い道として、窯の燃料にはどうかと考えたに過ぎない。何度も書いているが、鳥獣の食料が生る木は、本来切るべきではない。山に食料がなくなれば、獣は里へ降りてくる。人は自らそのような環境を作っているにも関わらず、やむを得ず人界に現れた彼らを害獣と呼んで駆除する。すると今度は植物や虫の在り方までもが変わる。そうして野菜の受粉障害や季節の花粉症に悩むようになるのだ。巡り巡って自分の首を絞める行いだから、多少手間でも、薪には荒れた針葉樹林の間伐材などを使うべきなんだ。俺も基本は針葉樹と雑木、そして廃材を薪にしている。薪ストーブは自然なやり方でいいね、なんて冗談じゃない。一見自然に見えても、その内容は自然に対し負荷を強いるものだ。火力火力と言って皆がナラを求めるために、山からはもう殆どナラが消えてしまっている。それでも、薪屋でさえ山を、木々を、値段で見ていて【自然界のバランス】という視点を持って山に入ることは殆どない。と言うことはつまり、客側が選ばなければならないのだ。もっともこれは、薪に限った話ではないのだが……。【それはあらゆる生命や星の健康を度外視して、利便性のみを追求したものです。よって私はそれを買いません】という意思を、消費者から生産者に突きつける必要がある。食品だって、衣服だって、薬だって、政治だって、何でもそうなんだぜ？ただ文句言っている間は、まだまだ同罪なんだ。自分がまずそこから足を洗わなければならない。「人を救いたい！」って夢を見た少年が、肩書きだけは医者になって、海外ではとっくに禁止されている抗がん剤を投与してるんじゃあ意味がない。医者はその殆どが、自分の家族のガン治療には抗がん剤は絶対に使わないってことは、皆知ってるでしょ？動物愛護団体に属しながら、卵や肉を食べてたり、防寒着に獣の皮を纏ってるんじゃあ意味がない。それじゃあ、ただのファッションだ。命を守る氣なんて本当はさらさらないのよ。本当に「世界を変えよう」と思ったならば、自分の在り方をまず丸ごと変えなければいけないんだ。だから俺は、誰に冷たい目で見られたって、ワクチンもマスクもしないのよーん。人の目とか屁でもない。俺は「真実を知ろうとした側」で、そして「変わる覚悟をした側」だからね。知ったからには、無視はできんしなぁ。話を戻すが、薪ストーブで杉なんかダメさと言うその理由は、単にすぐに燃えてしまうからというだけである。が、太めに割れば、杉でもかなりの間持つ。実際、去年の俺は殆ど杉ばかり燃やして暖を取っていた。長野で平氣なのだ。他なら全く問題ないさ。もともと冬は寒いものなのだから、多少體を動かして薪を足すくらい、なんてことないしな。あれ？本題何だったっけ？ああ、そうそう。それに適した温度域で燃やせば何でも熱になるから、堅かろうが柔らかかろうが、問題はないって話だったね。何なら世の中には杉だけで陶器を焼いている人さえいるというのだから（1200～1300℃）、不可能なんてないんだよ。でも、きっと誰が何と言っても、ナラが良いという人はいるだろう。きっとそんなもんだ。ただ、例えば俺なんぞはめちゃくちゃにひねくれているから、人だってそういう視点で見ちゃう。「この人は未来のことを考えられる、優しくて強い人だな」と尊敬したかと思えば、「なーんだ、この人も値段や利便性でしか物を見ない残念な人なのねー」なんて途端に冷めちゃう。一ヶ所だけを見て全部をわかった氣になったり、それで一切期待しなくなるというのもアレなんですがね(笑)でも願わくば、そんな「未来のことを考えられる、強く優しい人」が増えることを祈るばかりです。って、今回ちょっときつめかも。でも大事なことだよな。少なくとも、俺はそうやって生きてきた。いや、実際には逆か。「未来のことを考えられる、強く優しい人になりたい」ではなく、「物の価値を値段や利便性や知名度、ブランドでしか図れない悲しい人間になりたくない」が出発点。現在地がポジティブだからって、スタートもポジティブとは限らないんだよなぁ。むしろ俺は、いつだってネガティブにスタートして、徐々にポジティブになっていくスタイルだったね。職人になったのもアレだぜ？「個性ガン無視で皆同じカリキュラムを強いることで将来的に社畜を量産するような学生生活なんかのために、人生でもっとも多くのことを吸収できる十代という貴重な時間を浪費したくない」がスタートよ？他にも沢山理由はあったけどさ。うん！いつ振り返っても、最高の選択だったと自分を褒めてやりたくなります！（笑）話は変わるけど、いよいよ地球革命もクライマックスですね。とはいえ、もともとの予定からはもう二年も遅れているから、きっと沢山の人が希望と失望を繰り返しているに違いない。けれど、ここで大切なことは、本当は人界の掃除そのものじゃあないんだ。掃除をするのは、それ自体が目的じゃあない。【本来の人間的な精神性に回帰すること】これが目的で、それを地球全体で行うために、その障害となっているものを掃除しているんだ。生きやすくなるとか、楽になるとか、そっちが主目的ではないんだぜ？結果的にずっと楽に生きられるようにはなるけど。だからね。もし、予定日に予想されるアクションが行われなくても、それでがっかりしちゃあいけない。あなたが生きるべき場所は、そういう「旧い社会」にある訳じゃあないだろう？あなたが生きるべき場所は、いつだって【あなたの中心】だ。問題は、そんな【あなたの中心】がどんなエネルギーを放つ場所に在るかということさ。世界的な革命における、重要なトリガーや宣言。それはあくまでも【全体】のことさ。そして、全体を支えるのは、いつだって【個】なんだ。あなたの魂そのものが革命の内に在って、そのために貪欲に精神的な成長を進めて行けるならば、全体の進行度はより速度を上げていく。状況次第で在り方が変わるなんていうのは、これからの価値観ではないのさ。いつだって【俺は俺の中心からぶれるまい】、【俺はこの先の世界を見据えて、真実と共に進み続けよう】、そういう心持ちで生きるのが大切なんだ。あなたの中心は。あなたの魂は。情報に翻弄される場所にあるのか。それとも掃除の進み具合に関係なく、革命を起こしている場所にあるのか。いつだって、それが一番大切なことさ。俺はいつだって俺だ。俺はいつだって希望と共にある。俺はいつだって光と共にある。ウイルスに打ち勝つためにもっとも大切なことってさ。奴らの生きにくい環境を作ることでしょ？けれど、体液のpHとか、血行とか、免疫とか、そういうのの悪化や低下でさえ、本当の病因じゃあないんだ。【その心身が元氣で満たされているか】より根元的なことを言うならば、【心や體、靈が光で満たされている時、奴らはそこでは生きられない】。心に希望を持つんだ。心を明るく保つんだ。あなたがあたたかい世界で生きたいならば。あなたの心に光はあるか。そこが暗闇であれ、光の中であれ、あなたの魂は太陽でいられるか。きっと、それこそを試されているんじゃないかな。俺はそう思うんだ。さて。毎度長くなっちまっていけねぇや。今回も、新作をBASEにアップいたしました。https://raise178.theshop.jp例によってBASEからの注文ができない、したくないという方は、以下のアドレスに品名とそれぞれの数量を直接ご連絡くだされば、個別に対応させていただきます。raise178★protonmail.com（★は＠に変換願います）確認にはお時間をいただくことがあります。BASEの方で先に品切れをしてしまうこともありますが、どうかご容赦ください。よーし！今年はこれで窯も終わりだし、またちょくちょくブログも書いていきますかね！You raise me up.貴方がわたしを蘇らせてくれた。貴方がわたしを支えてくれる。貴方がわたしに力をくれる。わたしに氣付かせてくれた全てにありがとう。わたしを生かしてくれる全てにありがとう。いつもありがとう。いつもありがとう。
04Oct
- 今年最後の。
  四季の内、どれが好きかと問われると、実に反応に困る雷青です。春は冬の寒さがあってこそ嬉しく、夏は春に蒔いた種が育つのを眺め、秋はそれまでの数々の行いが実を結ぶ時期であることを確認し、冬にはそれまでよく働いた體を労り休める。すべては繋がっていて、単一に見ることができない。それは人も同じで、相互に関わり合っているからこそ多くの学びが生まれるのだろう。と、それをぼっちが言うのはおかしな話だが(笑)だが、そこには逆の効果もあってなぁ。そいつを正しく認識したのは、ゴボウの収穫をしていた時なんだがな？我が家ではゴボウをよく使う。というか俺がよく使う。味噌汁に。俺のじいちゃんも、十八番のカレーにはよく使う。大豆は畑の肉と言うが、食感で言えば、むしろよく煮たゴボウの方が粗挽きの肉っぽいだろう。いや、俺はヴィーガンだし、肉はそもそも代用品も含めて一切欲していないから、味が好きでゴボウ食ってるんだけどな。しかしゴボウは長野に越して来てから毎年育てているんだが、去年までは翌年の種がようやく採れるくらいの出来で、食糧として採るにはてんでダメ。けれども今年は毎日採れるほど立派に育ち、径が俺の手首ほどもあるゴボウが沢山ある。実家の畑は妹が引き継いでやるようになり、俺は工房の前を新たに開墾してそちらに移ったのだ。もともとが田んぼなため、土壌は粘土質で硬い。そこで籾殻を混ぜたのだが、たったそれだけで無肥料でもごんぶとに育った。実にありがたい。来年からはこれで行こう。本題に戻るが、このゴボウを収穫する時、一株一本で育ったもの（ぼっち）と一株二本から三本のゴボウ（群れ）とで、生育具合に大きな違いがあった。ぼっちは「ひょろひょろ」か「ごんぶと」にきれいに分かれる。一方群れは、そのすべてが股根となって絡み合いながら、市販のものくらいの太さに安定して育っている。人もまた群れる。互いに関係し合って、助け合い、一緒に成長していく。普通は、な。だが、それが出来ない奴もいる。あるいは出来ない訳ではないが、敢えて孤独を選ぶ者もいる。俺？前者に決まってる(笑)俺は自分を曲げられない。組織に属し、自分以外の意思によってその行動を決定・制限されるのが我慢ならない、そんなどうしようもない野郎だ。我が儘なんだよ。いや、自由なんだな。けれどな。ゴボウはそれで良いと言っている。孤独を選び、逆境に身を置く時、その存在は【意思の強さ】を問われる。どんな状況であれお前はお前を成長させようと努力するか、と。その意思の強さ次第で、ひょろひょろになるか、ごんぶとになるかが決まる。そして大事なことは、孤独な者には、互いに協力して成長する以上に大きくなれる可能性があるということだ。孤独とは、個として完成するための重要な要素である。「自分にできないことはあいつがやればいい、あいつに出来ないことを俺がやろう」それこそは、命が群れる最大の理由だろう。「ひとりでは出来ない大きな仕事を、こいつらと協力して成し遂げよう」それこそは、命が群れる最大の目的だろう。だが、俺にはそれが出来ない。人と協力するという点において、【その行いが理に沿っているか】を最も重要な観点とする合理主義的な質の俺には、それがあまりにも苦痛でならないのだ。何故なら俺が貫いてきたやり方は、個の出力を下げて全体の生産性を上げることではなく、全体の生産性を下げて個の出力とその繊細な氣配り(質)にパワーを注ぐ方法だからだ。だからこそミクロからマクロまで人の生活領域を越えて物を見れるようになったが、【ひととひととが支え合って「人」】という視点で見れば、俺は人として完全に欠陥品である。その代わり、誰かがふたり以上協力して行うようなことを、俺はひとりで出来るようになった。それは寂しいことだ、と誰かが言う。知ったことか、こんちくしょう！ならば群れてりゃ何でも出来るってのか!?違うだろう！と、その答えがこのゴボウだ。人は、成長することへの欲求と意思によって、いくらでも太くなれる。協力して育った三本のごぼうを束ねた以上の太さに、孤独だからこそ成長することが出来る。ただし、それには依存を無くし、揺るがない己でいなくてはならない。逆境何のその、これが俺だと胸を張り、全身全靈をかけて進んでいく。そうでなければ、環境に負けたひょろひょろのゴボウになる。個を確立し、そのように在ることを選ぶ時、命は問われる。その意思の強さを。それによってどれだけ太く育てるかが決まるのだ。個として完成すること。それを目的とする靈にとっては、勿論人と関わることによっての学びも必要不可欠ではあるが、それ以上に己との対話や、孤独が故の物事への深い観察や、個のままで出来ることの限界を広げていくことの方が重要度が高い。一応書いとくが、別に協力すること自体は否定していないぜ。物事には物量がもっとも重要なタイミングや内容だってそりゃあある。それを理解しながらも、それでも俺にはそれが出来ないってだけのことだ。その欠点を補うように己の長所を伸ばそうとした時、俺は個のまま大きくなることを選んだ。そして、大きくなりすぎたゴボウのように、時折自分にスが入っていることに氣付くのだ。でもそれは、最早短所ではなく【味】なのかも知れない。それは俺が努力した証と言えようから。さて。今年最後の窯となりました。昨日今日と窯に炙りの火を入れ、明日が本番です。今回はどうなるかね。かなりの遊び心といくつかの新しい挑戦故の、新たな雷青の色が見られると期待しています。祈る荒魂。震える和魂。満天の星空に降る天狗のように、弾けて流れる火の粉の星を輝きとせよ。火神よ。今回も俺が俺の最善を尽くせるように頼みます。ああ。靈と靈。必ずしも命と命との関係に限ることはなく、意識が掛け合わされることによる相乗効果をそう呼ぶのなら。これが俺の協力の形だ。
09Sep
- 【五感】で知る世界の行方。
  あれ？窯焚きが8/25だったよな？で、今日がもう9/9?月日が経つのは早いねぇ……。いや早すぎだろ、マジで。氣付いたら頭真っ白になってんで。多分。知らんけど。っていうか、もう既に結構白い。いや最近何か急激に白くなったんだがな。甘党、日本酒、若白髪とスリーコンボ決めている雷青ちゃんは、時々妹に銀さんみたいと言われます。不真面目なのと冷静なのとが厄介に配合されていて、面倒くさくなってくるとボケたおすところとかも似てるっちゃあ似てる。が、俺は基本的にツッコミ氣質です。なんて、これはただの若白髪ですけど。我が敬愛する親父殿より受け継いだ誇りでもある。雷青と言えば誇りの塊だ。誇りまみれの雷青とも呼ばれている（名雪小次郎）。ふぅ。漸く一息つけると思うと、心も體も軽いぜ。いっそ軽すぎて飛んでっちゃうまである。秋の風が浮かべる雲の間に轟く雷鳴は、俺の魂が遊んでいる証かも知れん。何言ってんだか(笑)いつも以上に適当に書いていますけど、それもこれも今回の窯が無事に焼けたことを喜んでのこと。次回用のうつわで乾燥に時間を要するものを形作りながら、隙間時間に仕上げを進める日々。今回は窯の後もほとんど休んでねぇな……。精神と肉體は無事に新しい次元へ入ることができたと見えて、どんどんグレードアップされているようなんだ。めちゃくちゃ楽になってきたぜ。前回書いた、酸化即還元の世界。あるいは、意即成の世界。靈主体従。本質がモノを言う世界。これから俺が【火の神という鏡】を通して産み出すうつわは、これまで以上に親愛なる精霊鬼神や俺のエネルギーを宿すようになるだろう。今回の窯焚きとうつわの出来は、それを確信するものだった。初めてこの光を届けることができるよ。この輝きとかヤバない？何も加工とかしてへんで。え？お前は【神】に自分を投影しているのか、って？それ、最近別のとこでも聞かれたなぁ。わたしは神という言葉に、三つの意味を持たせている。ひとつに【その事象を司る力】。ふたつに【それによって生じる意識】。みっつに【神という言葉を通して向かい合う己の姿】である。換言するならば、順に【創造主・理】、【精霊鬼神・氣・靈魂】、【己の波動】となるだろうか。【天・地・人】とも言えるかも知れない。影響力の範囲やエネルギーの本質との距離の程度に関わらず、底の底から天上の天上まで、極の極から極の極まで。あらゆる存在が神である。この場合、その言葉と向き合うことで己を見つめるのだから、三ですな。さしずめ鏡＝火神（カ・ガミ）と言ったところかね。人によって恐れる【神】は違うだろう。理を恐れる者もいれば、鬼神を恐れる者もいる。俺の場合は、【俺自身の悪性】がもっとも怖い。悪鬼悪霊厄神の類いの悪さ、あるいは完全なる神の審判。それらはそれらの存在の質に従ったものである。つまりはそれが本質であるならば、恐れることなどひとつとしてない。むしろ俺の場合、精霊鬼神、あるいはエレメントそのものとはとても仲が良く、愛し愛される仲と言える。それに、彼らも従う理とは、恐れるどころか常に俺が自らの在る場所として求め続けているモノだ。だからこそ、俺はいまこの仕事が出来ているのだし、鬼神ーーいやさ奇人でありながらも、己を偽ることなくこの星に在り続けていられるのだ。だが、己の靈の曇りを、その穢れを、見つめて自ら審判することは何より恐ろしい。だからそこに向き合うのだ。だから【神】の現れる様を通して己を見定め、ひとつひとつ己を改めていく。それが、俺が神に自分を見る訳よ。そうして歩んでいけば、とてもありがたい副産物も得られる。天地人と分かれた三要素の内、人の界での滞りが少なくなればなるほど、天地のエネルギーに通じやすくなるのは当然のことだからね。という訳で、ここまでが前置き。これが新しい雷青です！（どやッ！）↓今回の作品の一部。全部これまでの最高レベルに匹敵するくらいの質になってるんだけど、中でもいくつかやばいのがあります。何つーか、きらめいてやがる。マジで。何でこんな風に星が飛ぶのか、造った俺もわからないんだが……。少しは写真にも写ったかな？この茶器は、自分のうつわで初めて銘をつけるものになった。銘は【宝珠】。星の燦めきを宿す、龍の手にあるモノ。その輝きは是非実物を手にして見ていただきたいと思います！叶うことならば、求めてくださるすべての方にそれをお届けしたいのですが、数が限られているのでオーダーメイドや直接のご依頼の方への納品分を除き、風神窯にストックしておきたいと思います。ありがたいことに、時々、わたしのうつわを買うためにわざわざ遠くからお越しくださる方がいらっしゃいます。そんな皆様には何か報いたいと思いますので、ここへ訪れた時には「とっておきをくれ」と一言お申し付けください。最高の色と音で以て、お迎えいたしますから。さて。先程今回の新作をBASEにアップいたしました。https://raise178.theshop.jp例によってBASEからの注文ができない、したくないという方は、以下のアドレスに品名とそれぞれの数量を直接ご連絡くだされば、個別に対応させていただきます。raise178★protonmail.com（★は＠に変換願います）確認にはお時間をいただくことがあります。BASEの方で先に品切れをしてしまうこともありますが、どうかご容赦ください。今回は試みに試作品も挙げてみました。まだ荒削りでこれから磨いていく必要があるので、サービス価格にしてあります。いま見ると「何じゃこりゃあ!?」と驚くようなものばかりですが、初期の作品も何だかんだと響く方には響くようで、ありがたいことにほとんど旅立って行きました。荒削りであるが故の独特なエネルギーを好まれる皆様、喜んでいただけたら幸いです。今後も定期的に出して行きたいと思います。天清浄地清浄内外清浄六根清浄と祓い給う修祓進む秋の空鼻に匂うは真の自然美山を染める四季の色季節を運ぶ秋の風蜻蛉飛び立つ田畑の草木水氣産み出す金氣の風が冬至目掛けて駆けていくここ数日で急激に空氣の浄化が進みましたね。汗をかいてもべたつかないし、何より肌の匂いが変わりました。ああ、そうか。これまでどれだけ空氣中にやばいものが漂っていたか……。そりゃあ人々も病むわ。五感の内、どれがもっとも大きな働きをするか。わたしが東洋医学を教わっている先生曰く【むしろ触覚がすべてであり、すべてが触覚なのだ】と。五つの器官でそれぞれに感知しているようで、実際にはそれらは皆、受け取る場所は同じだと言うのです。わたしも完全にこれに同意します。先生の真意に沿うかどうかは怪しいですが、わたしの感覚では皮膚ーーつまり肉体という固形状の氣の表層。あるいは生体電氣、半物質状のその他の體によって知覚するという意味で、触覚……肌感覚・皮膚感覚によって得る情報は、心身にとても大きな影響を与えていると感じます。それがとても綺麗になった。勇敢なる戦士たちと多くの神々による働きかけのおかげで、人界の浄化はどんどん進んでいます。ありがとうございます。いままで薬が手放せなかった皆様。もしかしたらもう、少しずつなら減らせるようになっているかも知れませんよ。さあ皆様。あと少しの辛抱です。ニュースとして表に表れておらずとも、世界は確実に良くなっています。メディアの情報に頼らないでください。あなたの靈が感覚する真偽を、あなたの真実が在る場所を、あなたの内より通じる万物の根元を信じてください。万物を健全に保ち、万物を靈的に成長させるモノの行方のみを追ってください。そして、それを受け止め、自らの在り方を改めていくことが、この先の黄金時代にそれぞれの靈が進むために必要不可欠です。生における最上最大の収穫とは、靈的に磨かれた己の高潔な精神なのですから。いつだって、それこそが素晴らしい世界を創り、またそこへ入るための唯一の切符なのです。さあ。希望を抱き、今日も我が人生を行かん。生きる喜びを感じて。Youraisemeup.貴方がわたしを蘇らせてくれた。貴方がわたしを支えてくれる。貴方がわたしに力をくれる。わたしに氣付かせてくれた全てにありがとう。わたしを生かしてくれる全てにありがとう。いつもありがとう。いつもありがとう。
27Aug
- 火の問うこと、【常若】とは如何なるモノか。
  火とは、薪が燃えた結果として生じる現象ではない。確かに火は薪を燃やすことが出来るが、火は薪によって生まれる訳ではない。薪は大氣中のエネルギーを集める触媒に過ぎないのだから、燃えるという言葉はきっと正しくない。よって、火と共に在るすべての者の職分は、元素の流れをコントロールして風をつくりだすことにある。火を生むこと。それは物を燃やすことではなく、四大の働きを理解し、その流れる様を変えること。即ち、酸化と還元を自在に操ること。窯を焚く時には、大量の薪を使用する。つまり、そこに生まれる火のために、物凄い量の酸素がそこへ流れ込んでいるということだ。ここで大切なことは、酸化と還元の意味である。酸化とは、物を溶かして老化(劣化)させ、最終的に死へ、空へと導く働きである。還元とは、あらゆる物質は常に酸化していっている訳だが、この流れを逆転させて、若返らせる（締める）働きである。窯の中で何が起こっているかと言えば、この両方を行っている。人の手で造り出したうつわの素地は、そのままでは穴だらけである。しかも弱く脆く、水に触れれば容易く形を失い、僅かな衝撃で粉々に砕ける。ましてや輝きなどこの段階では見出せないただの物質である。しかし、これが神なる火に触れれば、そこに生命を吹き込まれるのだ。命。それは成長するという【在り方】を指す。その成長の別側面として、酸化という現象……つまり老化があるに過ぎない。これは、酸化炎によってうつわの素地に含まれる金属原子が溶け出し、光沢を得ることと言える。しかし、これだけでは穴はのこったままだ。未だ成っていない人の身であるが故の欠点は、これを塞いで、完全体としなければならない。還元炎は、酸素の供給を絶たれた薪がそれでも炎を生み続けるために微細な穴の正体である土中の酸素を奪うことで、素地を締める働きをする。だが、還元炎だけでは締まらない。酸化炎によって柔らかくなることで、ようやく還元効果が最大に発揮され、素地を締めることができるのだ。酸化とは老化である。還元とは若返りである。神はそのように理を定めた。その理に触れる時、愚かなる者に火は問うのだ。では【常若】とは何か。トコワカ……永遠の若さ。そんなものは空想の産物である。若さという言葉は、酸化を、その果てにある空を否定している。恐怖を故にその理を否定する者に、死から許されたモノなど在るだろうか。老化しないものに若返る余地はなく、成長しないものに若く在る必要はない。【常若】とは何か。理にしたがい成長し続けるが、老化はしないことである。理に裏付けられた、真に価値あるモノのことである。【常若】とは何か。物質界におけるその現象こそ、酸化と還元の同時作用である。精神においては、永遠の成長という初心を貫くことが【常若】である。若く在り続けるのではない。若々しく在り続けることだ。我が身は酸化を続けるが、同時に還元し続ける。わたしに老いはない。永遠に成長を続ける存在は、いつしか常若を体現する。真の意味で不老不滅の存在となる。物質でありながらも完成された肉体に、神人と呼ぶに足る存在となろう。わたしはそれを光と呼ぶ。永遠と呼ぶ。真理と呼ぶ。常若なるモノが持つ、相反するものの同時作用。それは窯の中でも生じている。酸化と還元を繰り返し、酸化だけでは足りないものと、還元だけでは足りないものとをその身に宿す。それが【宿る】ということだろう。大事に扱えば、それこそが想いに応えて神にもなろう。ぞんざいに扱えば、その想いに応えて厄神にもなろう。欲すれば応え導く理なる道ヒトとは火土よ酸化恐れて何とする神さえ宿すうつわたれわたしは……俺は神が宿ろうとも自壊しないうつわに成りたいと願う。その道は、誰も教えてはくれない。それぞれの靈が自ら辿り着くモノである。俺自身の器。(いま氣付いたが、四つの大いなる口で、まさしく四大やなこれ)それは、俺が造るうつわとなり、わかりやすく表れる。怖えぇぇぇぇ。それっぽいこと言ってても、物見りゃ一発で俺の器は知れちまう。いや、俺に限らずすべての人の器が、その人の発するモノによって、常に表現されている。それを再確認する時、やはり誠実に在ることこそ人の徳であると思わずにはいられないのだ。俺は誠実か、と。それに答えるモノはないが、答えなどなくとも、ただただ俺はどこまでもそう在り続けたいと願うのみ。愚者なれども誠実であれ。答えなどなくとも、そこには確かな道があるのだから。さて。後遺症でまだ少々氣怠いが、窯焚きは無事に終わったぜ。今回もありがとうございました！まあ色々あるんだけどさ、窯の直後はやっぱり繋がりやすくなってるから、その時発するべき言葉ってやつにとても敏感になっている。だから今日はこれ以上は特に何も語らず終わりにしようと思う。でも、今回は色々とマジでヤバかったよ。生まれ変わったかのような、別世界に触れることが出来た。その喜びは画像や動画も含めて、次回にでも。成長ってえのは。常に最善を更新し続けるってえのは。何と素晴らしいことだろうか。生きるって、ホント面白いな！You raise me up.貴方がわたしを蘇らせてくれた。貴方がわたしを支えてくれる。貴方がわたしに力をくれる。わたしに氣付かせてくれた全てにありがとう。わたしを生かしてくれる全てにありがとう。いつもありがとう。いつもありがとう。
25Jul
- 自信と誇りと【無限】。
  ぎゃあぁぁぁぁぁっ！右足小指ぃぃぃぃぃぃ！角材の角に裸足のままぶつけた痛ぇぇぇぇぇ！すんすんっ…………｡ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ｡うぇぇん見てみりゃ爪の間から血ぃ出てやがる。氣ぃつけます。ごめんな、我が肉体よ……。え？モノを汚した時やぶつけた時、壊した時、自分の體や物に対して謝るのって普通じゃないの？落とした帽子に悪いって言ったり、引き摺っちまった毛布にすまねぇって言ったり、焼けた鉄棒に触れちまった自分の指にごめんって言ったりしない？俺が昔よく考えていたことだが、人の意識ってやつは果たしてどのように成り立っているのだろうかということを度々思っていた。人の意識とはあくまでも個体レベルの意識なのか、37兆の細胞がそれぞれに固有する意識の集合体なのか。結論はどっちもだ。肉体も精神も、細胞それぞれの意識から成り、それらの集合意識としての働きを有し、そして魂というまた別の切り口による個の意識も持つのではないか。だからさ。小さなところに目を向けて、それを労るってめちゃくちゃ大事なことだよな。俺、蚊以外は虫でさえ故意には傷つけねぇよ。蚊だってぶっちゃけ申し訳なく思いながら蚊取り線香つけてる。細胞のわずかひとつにも小さな命が働いている。無機物にも意識が働いている。何かありゃあ、自分にすまねぇともありがとうとも思うのが当然だ。物だって同じだぜ。そう考えりゃあ、炎天下で日中に肉体酷使したり、マスクして呼吸妨げたり、そんなの自分をいじめてるのと代わりないだろう。細胞たちが泣いてるぜ。俺を見ろよ。暑い暑いと思いながらの作業、氣付いたら半裸エプロンですよ。馬鹿なっ！一体いつ脱いだんだ！いや、そういやそもそも朝から着ていませんでしたね（笑）っていうか、ここ最近は消防の巡回で出動する時以外ほとんど上裸やんね。どうも、急な来客時には流石にちょっと焦る雷青ですヾ(∀︎≦︎`笑)〃うん、裸って最高だな！人目が氣にならない山暮らしってやっぱいいなと思う。都市部ではこうはいかねぇからな。俺も街でやって捕まりたくはない（笑）さて、本題。風呂空いたぞー。ねえ、兄。おう？風呂でブツブツ何を言ってたの？水で清めながら祝詞唱えてた。時折『冷てぇ！』って叫びながらも、暗誦し終わるまでは冷水浴び続けるMな兄です。客観的に見るとかなり変なヤツだよね。大丈夫。皆知ってるから。…………。妹は腐っているが、兄の贔屓目を抜きにしても、できた妹である。少なくとも3度は作家として研鑽を積む人生を送ったと見えて、手先は器用だし優しいし、ユニークだ。そんな妹が何かを生み出す度、こいつは天才だと俺は放心している氣がする。そんな妹の姿を見て思うことは、一番には、俺はこいつのように自分の仕事に一生懸命だろうかということだ。例えば夜、妹が寝る間を惜しんでモノを造っているところを見て、俺はここまで打ち込めてはいないなと感じるのだ。まあもっとも、それぞれが取れる手段の違いという問題はある。妹は造りたいものをダイレクトに手元に降ろせるように見えるが、俺は情報収集をしてそれを元に思考して試算してようやく形にすることができるのだから、そのための時間を過ごしているのは間違いではないだろう。そんな尊敬する妹に――兄を変人と知っている妹に、ちょっと質問してみた。俺から見える妹は一生懸命な天才だが、妹から見た兄はどう見えているのか。なあ、妹よ。んー？兄のここって良いところだよなぁ、って思うとこある？……ちょっと考えてみる。オーケー。その言葉で全てわかった。いや、違うんだよ。何がよ。ちょっと言葉にするのが難しいってだけで。いや、無理に言葉にするもんでもないから（´・ω・`）ｼｮﾎﾞｰﾝいやゴメン（笑）氣にするな。後ほどブログのネタにしようかと考えられるくらいには軽いショックだから（´・ω・`）ｼｮﾎﾞｰﾝなあ、妹よ。さっきは考えてみるとか言ってたけど、本当にいいからね？考えなくても。はっ、すっかり忘れてた！……いや別にいいけどね？（´・ω・`）ｼｮﾎﾞｰﾝ兄はアレだね。面倒見の良い人だね。え、どこが？っていうか誰に対して？そんなところ探しても見当たらないんだけど。免許取り立てのわたしに付き合って横で教えてくれるところとか。へー、お前から見た兄はそんな感じなのね。てっきりただの口煩いヤツって言われるかと思っていたんだが。相変わらず卑屈だな。じゃあもうひとつ。長所短所関係なく、兄ってどんな人ってアバウトに聞かれたら何て答える？天然ドジっ子いじられキャラ。全部不本意なうえに、そっちは即答かよこんちくしょー！妹に天然ドジっ子いじられキャラ扱いされたことをおふくろに伝えたら、「これ以上ない最適解」的なことを言われた。……あんまりいじめると塞ぎ込みますよ？アンタらただでさえめちゃくちゃしつこくネタにしてくるんだから。せめて人の微細な反応の変化を観察して相手の沸点を察するくらいはしなさいね。どうも、キレたら肉体的にも精神的にも岩戸隠れして閉じこもる雷青です。俺ってばマジ模範的な日本人。引きこもりは天照さんに始まる日本の伝統です。日本人の抗議って、静かだけど激しいよね。まあ、それでもやり切れない時は、噴火するけどな。俺がなかなか噴火しない穏やかな男だと思っている人よ、噴火させたらその時は全ての終わりですよ。いじる時は相応の覚悟を以て臨むがいい。そしたら「あなた・・・『覚悟して来てる人』ですよね？」って言ってあげるから。でももし俺にスタンドがあったら、多分ポコロコのヘイ・ヤーと同タイプだな。幸運MAXでも戦闘能力は皆無です（笑）というか、完全に守られているから、最早戦う必要はないのだ。もし俺が戦うと言ったら、それは個人ではなく、集合意識――つまるところ常識という、人々の誤った思い込みとなるだろう。というか、これまでだって、俺が戦い続けてきたのはそれだ。人はもっと自由であるべきだ。もっとも重要なのは【個人の自由意思】であり、それを邪魔するものなど本来ひとつとしてあってはならないのだ。その自由意思に基づいて、人々は学び続け、永遠性に向かって進み続けることができるのだから。にも関わらず、いつまでも三次元的な枠の中に閉じ籠められているのとか、もう、マジで耐えらんないよね。だから俺は型破りな自分の生きる姿勢を通して、人々の意識に問いかけ続けてきたのだ。それが俺の、黄色い戦士たる俺の、最大の聖戦だ。って、それはぶっちゃけここではどうでもいい。俺が忘れていなければ、それでいいのだ。そう、今日書きたかったのはさ。戦うことと同じくらい、『自信』って必要ないもんだって話。過去、多くの人が俺に言った。「もっと自信を持ちなさい」しかしだ。自信なんてものは、必要ないんだぜ？俺はずっと思ってきた。持つべきは誇りであって、自信ではない。何故、自信など要らないと断言するのか。誇りは己の全てを認めるような感覚だが、自信というのは己の長所だけを見ていると感じるのだ。何より、為すべきことを為そうとする者には、自信などあろうがなかろうが、宇宙がそのすべてを祝福すると確信しているからだ。だから自信などなくても良いのだよ。むしろ、自信と過信とは紙一重であるから、自信があるということは諸刃の剣でもある。己の魂が求める形の学びに、ただ真っ直ぐに向き合えば良いのだ。そうすれば、すべてが貴方を祝福して光を指し示すだろう。少なくとも、俺は自身の経験により、そう確信している。だから俺には自信などないが、しかし、誇りはあるのだ。それも、仕事に限ったような小さなものではなく、俺という存在そのものへの誇りだ。それは個として分かれた身で持てる、最高の誇りではないだろうか。俺は一片の曇りもなく、俺で在ることを全うしている、と。そこに祝福がある。それは決して驕りではない。己の全てを光に生まれ変わらせるための、精神の在り方だ。あ、そういやぁ、ちょっとここに矛盾が生じているが、俺は自己評価が低いらしい。こっちは直すべきだな。もし正しく誇りを持てているならば、己を過小評価してなどいないはずだからなぁ。でも、最近ちょっとは改善されてきたんだ。それは自分の中にある、【無限】の可能性を知ったからだ。その【無限】が目を覚まし始めたからだ。無限の可能性とは至るところで聞くが、それが本当に【無限】であったなど、ヤツらが何千年と隠してきた宇宙の理を知らずしてどうして氣付くことができようか。いよいよ地球人類はそれを正しく知ることができる。これは人類皆で共有できる大きな喜びだ。【無限】だ。俺の内に無限がある。貴方の内に無限がある。その無限が目を覚ます時、俺そのものが、貴方そのものが、【無限】となるのだ。意識は膨張し続ける。命と宇宙とは一体なのだ。そういう言葉は以前もまあ確かに使ってはいた。けれども、その時とは理解度がまるで違う。それと同時に、過去に知ったことのうち、いくつかが通用しなくなったと氣付く。その場所、その時、その次元では確かだっただろうが、ここではそれらは誤りだと、俺の内に広がる無限が教えてくれた。自信が持てずに苦しむ貴方へ。貴方に自信があろうとなかろうと、貴方には完全なる祝福がある。その祝福は、貴方が貴方と向き合う時、いよいよ形を得る。それこそが【無限】だ。貴方の内に在る無限に貴方が氣付けば、貴方は自信以上の高揚感を以て世界に臨むことができるだろう。貴方は無限だ。自信など、なくてもいいんだ。貴方には最初からすべてが備わっている。天才も凡人もそこは変わらない。あとは貴方の意思が望むものが現実に現れるように、貴方自身が行動すれば良い。貴方が望む世界を創造する力が、その【無限】には確かにあるのだから。Youraisemeup.貴方がわたしを蘇らせてくれた。貴方がわたしを支えてくれる。貴方がわたしに力をくれる。わたしに氣付かせてくれた全てにありがとう。わたしを生かしてくれる全てにありがとう。いつもありがとう。いつもありがとう。
29Jun
- 窯焚き前日【精神の在り方】。
  偶然知り合ったアニメ好きな友人と異世界転生系のラノベの話をした。彼は「リゼロ」が好きらしい。俺は十七以降めっきり小説には触れなくなってしまったから、中学当時の趣味から「ゼロ使」って答えたのよね。知らん、って言われた。う、嘘やん……っ⁉異世界転生系の走りみたいなラノベじゃん。こ、これが俗にいうジェネレーションギャップってやつですか……、と。いや、歳変わらないんですが（笑）ルイズ可愛いよルイズ……。個人的には姫様の方が好きでしたけどね！優しいし、顔は好みだし、スタイル抜群で、おっぱゲフンゲフン。いや、現実で好きになる人は、何故か悉くそういうタイプから外れるんですがね。何でやろ……？　むしろほぼ無い人なんだよな。え、何がって、そりゃぁ――。まあアレです。おっぱい大好きでも、おっぱいで人を好きになる訳ではあらへんもんな。装飾みたいなもので、それが本質じゃないもんな。そういえば、そんなような内容の雑談をつい先日妹としていて、流石兄妹やなと思いました。妹は健康的なふくらはぎが好きらしいのだが、俺は健康的なふとももが好きなのだ。見事に足で一致しましたね！ええですなぁ、ええですなぁ。若き少女のふとももっ！（畑ランコ）　って言ったら、妹に「退場」って言われました。どうも、ふとももフェチで発言レッドカードな雷青です。さて。昨年秋から今年春までの注文分の内、都合上前回の窯で焼けなかったものを、何とか今月中に焼きたいと思い、急ぎに急いで準備を進めてきました。最終日にはなるものの、ぎりぎり六月中に窯焚きができそうです。このところ降ったり止んだりやから、当日の天氣次第で日程はずれるかも知れんけどね。鉢、皿、ぐい呑み、カップ、マグ、箸置き等々。今回も前回に引き続き、化粧物がメインです。というか、焼き直し以外は全部刷毛目のうつわだ。はい、大変長らくお待たせしました。白化粧に青い星の飛んだうつわです。ありがたくもご好評を頂いておりますので、今回は注文分に加えて結構量作ってます。窯の温度が下がってうつわを取り出せるようになったら、これもずっとお待たせしていますが、いよいよ正式に通販サイトをオープンしたいと計画しておりますので、是非ご活用ください。いやもうホント、長いこと待たせててすみません！今回からは窯を焚く度、新作をアップして行きますので！楽しんでいただければ、作り手として大変嬉しく思います！粘土を練るところから焼きまで。その全行程で一番楽しい作業は何かと問われて答えるなら、まず間違いなく化粧が一番楽しいですね！他の工程はすべからく集中力を求められるもので、正しく仕事と言った感じだが、化粧土を塗る作業というのはもう完全に遊びだからだ。やぁ、当然真剣ではあるんだよ？ただねぇ、もう何ていうかねぇ、スピーカーから流れる音楽に合わせて熱唱しながら體を躍らせ、いくつかの色の土を筆に乗せたら、うつわの肌にそれをさっと滑らせるっていうのが気持ち良くてねぇ！この前、爆音で音楽流して、自分もろくろ挽きながらやっぱり熱唱していたら、お隣のおじいちゃんが差し入れ持ってきてくれたんだけどね。ごめんなさい！　うるさかったよね！　っていうか、音楽だけでもうるさかったから、他ならぬ俺自身が話をちゃんと聞き取れてなかったっす！　家と家とは一五〇メートルは離れているけど、あいついつも大声で歌ってるな、って思ってるよね！　川挟んだ向こう岸でも聞こえるくらいの大声やもんな！　でも、ダメなんだよ！　歌っていないと調子狂ってくるの！　泳ぎ続けていないと死んじゃうみたいなアレだね！　俺ってば、サメなのかな……？　いや、ただの病氣やね！　あ、ニンニクの芽、ありがとうございます！　とても嬉しかったです！幼少期に描いた絵がいまも残っているが、もともと絵の適正が無い訳でもないし、何かを彩るっていうのが、多分凄く好きなのだ。勿論それとは別に生来の氣質的に、何かを『飾る』ってぇのはあまり好きじゃあないから、彩るって言ってもシンプルなもんだ。同様の理由で、アクセサリーとか服飾とかも華美な物は嫌いだったりする。超特急で仕上げたうつわが窯に入って、窯とうつわを乾かす炙りを始めた。本番前に低温で薪を燃やして、窯を温めるのだ。焚き口から覗く窯の中は、何だかテレビの画面の様。ああ、そうそう。今回は事前にやることが沢山あってな。窯の破損部分の修繕とか、この前吹き飛んだ窯小屋の屋根の直しとか、な。前回焚いている途中で爆発したロストルの二丁レンガ見てよ。ドロドロに溶けて、めっちゃ変形してるやん！中でバァン！　って爆裂音がして、終わって中を見てみればこうなってるんだから二回もびびらせてくれたぜ。でも好き。何なら、俺が作って無事に焼き上がったうつわより、溶けたレンガの方が好きかも。ほら、何つうか、言ってみれば自分が頑張ってきた証だからな。一回だけじゃない。何度も何度も挑戦して、しかもそれが完全に独学で試行錯誤の繰り返しの果てに、そういう形になったっていうのは、感慨深いものなのですよ。うつわに掛ける想いが少し変質してきた。思えば、弟子入りした当初は、嫌で嫌で仕方がなかったものだ。元々は陶芸ではなく、職人に惹かれたことがスタートである。手に職を。その思いから、縁の紡がれるままやってきた。自身の本質への回帰。修行先では釉薬やガス窯を使う現代的なうつわを学んだが、俺のような古いタイプの人間にはやはり薪焚きで自然釉のスタイルが合っていると思った。独立して自作した窯の一回目の焚きから独学で塩釉を焼き始め、うつわの作り方も窯の形も仕事における俺の姿勢も、あっちを直してこっちを直してと、何度も何度も失敗しては観察と自問自答によって向き合うことを重ねて改善してきた。そんな古いタイプの人間である俺だが、ここ最近になって釉薬を使うことを考え始めているんだ。勿論、金属釉を使うつもりはない。それは俺の信念とさえ言えるものだ。心身や環境に負荷をかけるモノは、それが何であれ、俺の手段にはしない。そのおかげかね、敏感な人には毎度とても嬉しい言葉を貰うんだ。「凄いエネルギーですね」って。そりゃ、良いもんしか使ってねぇからなぁ。これでダメなモノが出来上がるってんなら、そりゃあ俺の精神が未熟過ぎるって証明だろう。【全ての制作物には、作り手の意識がそのまま反映される】。いや、【全ての行為には、その人の精神の在り方がそのまま反映される】と言うべきか。無邪氣な者からはその色が、人格者からはその色が、愛の人からはその色が、奉仕の人からはその色が、心温かな者からはその色が。ネガティブな方面でも同様だ。必ずそれに応じた空氣を纏うのが理、だろう。俺が造るうつわも、当然俺の空氣を纏っているはずだ。だから、今後もそう在り続けよう。俺は無邪氣でも愛情豊かでも奉仕的でもなければ、人格者でも心の温かい人間でもない。だから、せめて【誠実】に。俺にできることはそれだけだ。そういう訳で、俺が目下考えていることには、灰から釉を自作しようかと試案しているのだ。それもなるべく手間を掛けないありのままの色合いで、かつ大胆な魅せ方を。おそらく今後の制作は、七割が化粧土や釉薬のような装飾のあるモノで、残る三割が独立してからこれまでずっとやってきた赤土の渋い塩釉焼になるだろう。まあ、取り合えず。明日は頑張るぜぇ。万事滞りなく進むことを祈ってておくれ。稲荷大神秘文、十種大祓、六根清浄大祓、天地一切清浄祓、五元之神を拝む辞、大道神祇、竈神祭、鎮火祝詞、龍神祝詞と唱えて臨みます。最近夜寝る前に唱えることの多い祝詞。数年前にもっとも大切な友人のひとりより頂戴した神道大祓全集が、大活躍の日々です。以前は窯の前でしか読んでなかったのだけれど、このところはほぼ毎日触れている。ありがとうございます。中でも六根清浄大祓が一番好きだな。【天地の神と同根なるがゆえに萬物の靈と同體なり】正に俺の在りたい在り方そのものだ。最早、その後ろに続く【萬物の靈と同體なるが故に為所無願而不成就矣（為す所の願いとして成就せずという事無し）】というのが飾りにすら思えるほどだ。願いなど、為すべきことをきちんと為していれば、勝手に必ず叶うモノと確信しているからな。形としては叶っていないというのは、多々有るけどさ。本質的にはいつだって叶っているよね。俺は、風である火である金である水である土である――雷である。俺は自然界である。俺は宇宙である。だから俺は――わたしはわたしの役目を必ずやり遂げられると、最早疑う余地もないのだ。怖いのは自分の体力だけよ。あと慢心（笑）今日は存分に氣を受け取って漲らせ、明日に備えて準備をしよう。さあて。頑張るかぁ。Youraisemeup.貴方がわたしを甦らせてくれた。貴方がわたしを支えてくれる。貴方がわたしに力をくれる。わたしに氣付かせてくれた全てにありがとう。わたしを生かしてくれてありがとう。いつもありがとう。いつもありがとう。
23May
- 人生を【濃密】にすること。
  あら。しばらく。ちょっと空いちゃったけど、今回は悩んでいた訳じゃないんだ。二次創作系の長編ストーリーでめちゃくちゃツボなやつ見つけて読み耽ってた所為だね。すまぬ(´－ω－)人やはり銀魂はギャグが最高。あと信女がかわいい……っ！(＊ﾟ∀ﾟ)=3さて。雨、結構降ったね。俺、やっぱりしとしと雨大好きだわ。梅雨生まれだしな。梅雨っぽくない降り方だけど。って、マジか。また一年が過ぎようとしているってのか。ホント、年々月日は早くなっていくなぁ。雨が降ってたから、しばらく家の中で過ごしてたんだ。や、降ってなくても粘土仕事だから、大体屋内作業なんだけどね。しかし本当に、梅雨っぽいしとしと雨のまったり感は最高だよ。大好きだ。昨夕は、曇った空に強烈な光を発するタマを見たけど、思わず感動したぜ。しばらくピアノに浮氣して、ギターを放ったらかしにしていた。けど、何だか歌いたくなったんだ。大好きなあの歌を。薄く埃被ってたギターを手に取って、チューニングを合わせる。何の氣紛れか、動画に撮ってみようと思ったんだ。マイクなんて持ってないから、タブレットのカメラのみで撮影。おう、ギターってこんなに楽しかったのかい。時折俺の声を氣に入ってくれる人がいるから、上げてみようと思う。編集の技術とかは持ってないから、色々目ぇ瞑ってくれよな。いや、まあそれ以前に高音出ないから所々音外れてるんだけど……(笑)変わらないもの(弾き語り)『未来で待ってる』ってマジ名シーン……。あれは未来でちゃんと会えるんだよね!?うん、思い出したらもう一回見たくなってきたぜ『時をかける少女』。時が駆けて行く。時を駆けて行く。季節が少しずつ移っていく。菜花が咲いた。大根の花が咲いた。藤が咲いた。紫陽花が咲いた。名を知らぬ花が色とりどりに咲いた。皆が一斉に、じゃないんだ。少しずつずれているんだ。それを見て俺は四季を知る。月より細かく日よりも細かく、命を運ぶ時神と、創造神の存在を再び知るんだ。時。時を知って、體は老いる。時を知って、精神は永遠に届く。肉体の老化を止める術はまだ表にでていないけれど、老化のスピード以上の沢山の稔りを得る術は、いつだってここにある。人生を濃密にすることだ。存在の底の底、魂からの望みを叶えるように、物質では埋まらぬ心を自らの行いによって満たすように、この命を、この生を歌うように、何かを心から愛するように、人生を濃密にすることだ。愛されるよりも、愛することの方が幸せだと云うが。いやいや、そいつはほぼ等価だろ。ただ、愛さない者は愛されていることの意味に氣付かないという意味で、愛することが先であるということじゃあねぇだろうか。自分から動くんだ。自分の人生を素敵にしてくれる誰かなんていない。俺が俺を、俺の人生を、素敵なモノにするんだ。俺はこの命をどうしたいのか。この命で何を知りたいのか。この命で何処へ行きたいのか。その声と向き合うんだ。歌おう。笑おう。愛そう。本当は【別に何もしなくたっていい】んだけどさ。ただ生きている。それだけでいい。本当は【存在しているだけで祝福されている】んだからな。そうでなかったら、そもそも命は誕生を許されてねぇだろ。それを、その通りに生きることを良しとしない社会の在り方ってのがおかしいだけだ。ただな。それでも。それでも俺は【命】を、【生】を、積極的なモノにしていたい。命の価値は何を為したかで決まる、とは俺は言うまい。けれど、【命の価値は如何に生きるかによって決まる】と俺は信じている。結果ではなく、そこに到るまでの意思と過程を重視しているから。特に、人生のあらゆる出来事の真の原因となっている、自分の意識ってモノは。そして、それは誰に指示されるでもなく、自分の心と頭……いや、もっと深く、魂が導き出す答えであるべきだ。そう、信じているんだ。まあ、最近の俺はアレですけどね。言ってる割りには、ちょっと色々とサボり氣味です。上から度々サインを受け取りもする。ちょっといくつか優先順位を考え直します。はい。答えを出したら、ちゃんと実行します。具体的には、そろそろいい加減に工房をちゃんと改装して、整体院にしますよ。ゴメンね！なかなか場所を用意しないから、しびれ切らしてるよね！早くなんとかします！そういえば。すんげぇどうでもいい話だけど。整体の勉強で、野口晴哉さんが書かれた『体癖』について調べていたのね。そしたら、関連するところへと流れ流れて、人の顔を●●系と動物の名前で表す考えがあるって初めて知ったのよ。あんまりにも種類が多くて、自分のタイプを調べる氣にはならなかったんだけどさ。なんとなく、俺にとって特別なあの動物の項目だけ見てみたら、何から何までドンピシャで爆笑したぜ。や、これ、もう調べるまでもなくオオカミ確定じゃん。つーか、マジか。周囲に溶け込まず、個人主義で人付き合いが苦手なところとか、最初っから顔に表れてたのね。雷青ちゃんびっくり(笑)でも振り返ってみれば、昔からずっと面倒くさい一匹狼な男でしたね、そういえば。オオカミ顔の性格だが、これだけは違うと思う。モテたこととかないよ……？多分。メイビー。かも知れない。と思う。少なくともそういう自覚を持ったことは、過去に一度としてなかったとも。何せ中身が灰汁だらけなんでな。そう、山菜みたいに。って誰が食えない奴だコラ。意味違うでしょ！いや、そっちの意味でも合ってるけど！まあその代わり、灰汁抜きの手間を惜しまない方には良い味わいなのかも知れんな、なんて。いや、いまの子は、灰汁抜きしないと食べられないモノとかそもそも手ぇ出さないけど。って、それは俺でしたね。山菜大好きなクセして、灰汁抜きが面倒くさいから、山菜そば注文した時くらいしか食べないんだから。……うん、こりゃいかんわ(笑)灰汁って言やぁ。温泉宿で風呂掃除のバイトしていた時に、元々は自分の店持って寿司屋やってた板長が、厨房で教えてくれたことがあったな。『キノコも本当は灰汁抜きするんだぞ』へぇ。キノコってそんなことしなくても美味いから、大体そのまま味噌汁にぶちこんじゃってますけどね。キノコと豆腐と野菜盛り沢山の味噌汁とか、マジで美味い！ひとりだと、ご飯と味噌汁とサラダしか作らないまである。はっ、そうか！これはアレか！だからお前も敢えて下準備で灰汁抜きなんかしなくても良いんだ、ってことっすか！そう、キノコだから！(｡+･｀ω･´)ｼｬｷｨｰﾝ☆って、すんません板長。そういうことじゃないっすよね。俺の言葉から下ネタを生むな、って幻聴が聞こえてきそうだぜ。でも、たまにはボケとかないと、俺だっておかしくなっちゃうのよ。普段そういうとこあんまり見せないから、俺がボケると度々本氣だと思われるってのは、ちょっとアレだけど。いつも真面目だと疲れちゃうからな。許してちょうだいな(*´∀`)ﾉｼ……うん。今回ひでぇな、色々と(笑)まあ開き直って、笑っていよう。肩の力ぁ抜くってのも大事なことよ。You raise me up.貴方がわたしに力をくれる。貴方がわたしを甦らせてくれた。わたしに氣付かせてくれた全てにありがとう。わたしを生かしてくれてありがとう。いつもありがとう。いつもありがとう。
13May
- 【感情の生き物】。
  言葉にしても伝わらないことがあるんだ。言葉にしなけりゃ伝わらないのは当然だろう。だから無様でも表現しようとする。多分それでいいんだ。つうか、それ以外に取れる手段なんかあるかよ。つっかえつっかえ、言葉を選び。しどろもどろに、口を開き。自分でも何を言っているのかわからなくなって。そうしたら。多分そこからが、言葉にしなくても伝わる【空氣】の出番だろ。空氣なんて読めない読まない俺が言うのも何だが、そんなのは最初っから頼るものじゃない。空氣で察するのは相手に寄り添うためで、従うためじゃないんだから。空氣も語る。それは俺の言葉を補強する。何を感じ、どう思ったか。纏う空氣が、俺を、俺の口以上に語り出す。けれどもそれは、言葉によってやり取りをする種族の主たるコミュニケーション方法にはならない。（そう遠くない内に、言葉によらないコミュニケーションは、手段として当たり前になると確信しているけれど）人と言う生き物は、あくまでも【自らそれを伝えようとすることによって】互いの関係をつくるのだ。そうして、初めて俺たちは、その人の内にある【本音】に触れるのだ。本音。なあ、このところの俺の悩みを聞いてくれるか？俺はどうやら本当に人が怖いらしい。しかし、それを苦もなく隠せてしまえる『仮面』が俺にはあるんだ。最早その仮面には自我がある。人前に出ると、それこそが俺を主導して操るんだ。俺の心にどんなモノがあろうとも、問題なく行動できるように。俺が人間恐怖症であることを伝えた多くの人が、それに驚くんだ。全くそうは見えなかった、と。そりゃそうさ。そうして人を欺く度に、嘘でまみれた自分の醜さに嫌悪感と罪悪感を抱くほどには、よく出来た仮面だと自覚するほどだったのだから。もっとも、そんなことには疾うに氣付いていたよ、という人もいたはずさ。指摘するほど野暮じゃない、ってだけでね。俺は一度悩み始めたら、ある程度の結論が出るまで誰にもそれを話さない。だからこれは、悩みとは言うが、実はもう結論の出ている話なんだ。ああ。本音ってのは、そこへ意識を向け続けていなければ、自分でも解らないもんだね。最近漸く氣が付いたんだが、俺の自己評価ってやつは大分低いんだ。『俺には皆が普通にやっていることが出来ない』『俺に出来ることは、誰にでもできることだ』『俺は無情で冷酷で小心者な人間だ』その自己評価の低さは、いい加減もうそろそろ認めなければいけないことだ。何せ、周囲の評価と俺自身の評価は完全に真逆で、俺を縛っているのは他ならぬ俺なのだから。誰かが俺を『優しい』と言えば、俺はその分だけ俺を『冷たい』と言う。誰かが俺に『価値』を認めれば、俺はその分だけ俺を『無価値』と嗤う。何故そうまでして俺は俺を傷付けるのか。俺はさ、この世界を【心】で見ていなかったんだよ。俺は感覚を重要視する一方で、存外思考に偏った人間なんだ。何かを考える時、俺は感情を排して客観的事実のみを元に考える。俺は俺の感情すら殺して冷静になってしまえる。もっともここ最近は、それに氣が付いたからか、大分感情が表に出るようになってきたけどね。だから、この悩みだって、最初はそういう風に『感情を排し、客観的事実のみを元に、ひたすら冷静にロジカルに分析』しまったんだ。けれど、どれだけ考えたって、答えは出てこない。当然さ。この悩みは『事実』ではなく【感情】の問題だったんだから。……人が『怖い』。そこにあるのは、俺自身の【心】だ。その正体が『傷』であれ『トラウマ』であれ『勘違い』であれ『思い込み』であれ、感情を置き去りにしている限り、いくら思考を繰り返しても本質には届かない。感情ってのはさ。厄介だよな。発生したその形は、事実の形に依らない。例えば嘘によって安息を得たり、真実によって荒れたりする。優しくされて傷付いたり、抱き締められて凹んだりする。ポジティブな出来事でネガティブになったり、ネガティブな出来事でポジティブになったりするんだよ。全く以て、度し難いねぇ。だから、感情を見つめると、現実の出来事との乖離に訳がわからなくなる。けれども、それを見ていかなければ、何が問題なのかということには辿り着けない。結局、俺が人を怖がる理由は、ひとつの強烈な思い込みにあった。俺は俺の価値を正しく知らない。俺が俺を知ろうとする訳は、きっとそんなところにもあるんだ。己の内に、深く潜る。『俺を理解する人など現れない』『俺を愛する人など現れない』『俺と歩む人など現れない』何故か俺はそう思い込んでいるのだと、氣付いた。しかし、その理由が解らなかった。頑ななまでに、他者に一切の期待をせず、あまつさえ自分から距離を保とうとする訳が見えない。見ようとすると、酷い息苦しさで鳩尾から喉元にかけてが重たく詰まる。ずっと堂々巡りじゃねぇか。もう何日こうしてるんだよ……。何かが引っ掛かるのに、何が引っ掛かっているのか解らん。悩んで悩んで、そうして俺は漸く知ったんだ。……もしかして、前提が違うのか？確かに、これは『理屈』ではなく【感情】の問題だ。とすれば、俺のスタンダードな姿勢である『冷静でロジカルな客観的事実のみを元にした分析』では意味がない……？え、マジで……？じゃあ、いままでのって何だったん……？悪戯にブラックアウト寸前まで息止めて水に潜るようなことやってただけじゃん。分析する材料を感情に変えて、一から見直してみる。見るべきは『出来事』ではなく【心の機微】か……？自分を見つめる中で見えたいくつかの引っ掛かりを整理する。己の内に他者を受け入れることに対する強烈な抵抗。人に対する反射的な拒否反応。妹から受け取る母性への安堵。他者に愛されることへの絶望感。ん？もしかして、これ全部ひっくり返して、感情の裏を見ればいいだけなのか？……傷つけられることへの恐怖。……愛されていないという空虚感。……代償行為として求める愛『情』。……誰も俺を見ていないという孤独感。あぁ……。ここまで要素が揃えば、もう結論は出たようなものだ。……俺は愛が欲しかったのだ。愛されているという『客観的事実』ではなく、愛されているという【実感】が欲しかったのだ。解りやすい【言葉】を。解りやすい【態度】を。解りやすい【行動】を。俺は求めていたんだ。けれども、それを得るどころか、あちこちで人の敵意や攻撃に晒され、いよいよ俺は俺に向けられる愛情が信じられなくなっちまった。本心は、もっと甘えたかったし、もっと優しくされたかったのだ。抱き締められたり、笑い合ったりしたかったのだ。それによって俺は、【俺という存在】にも確かに価値があると認められたく、また自分自身でも認めたかったのだ。しかし、それが俺や俺の周囲の色々な事情から出来ないまま、子どもではいられなくなってしまった。だからこそ、俺は人が信じられなかった。誰かが価値を認める俺を信じられなかった。だからこそ、自己評価が低く。自縛してなお、精神的に自傷までする。これがきっと、俺の根っこなんだ。マジかww俺ってそんなに甘えただったのかww歳上趣味とか、もしかしてそこから来てたりすんの？笑っちまうぜwwなんて、照れ隠しにキャラじゃねぇ書き方をしてみる。いや。それがなければいまの俺はないという意味で、生まれてから今日までの全てをポジティブに捉えることは、勿論出来る。っていうか、いままでずっとそう考えてきたよ。ただ、それは最初の分析で俺がやらかした【感情を排して無理に物事を好意的に捉えることの危険さ】により成り立つ結論とも言える。全てが引っくり返ったんだ。俺はもう感情を無視できなくなっちまった。感情がこれほどまでに大切なファクターだとは思っていなかったのだ。人は感情の生き物である、とはよく言うけれど、認めざるを得ない。【俺もまた、感情の生き物なのだ】感情を押さえ付けられるからと言って、感情がない訳ではない。むしろ、俺の堅苦しい理屈も理論も分析も、その全ては感情から生まれている。感情が理屈を産んだにも関わらず、そうしていつの間にか肥大した理屈が、ある時反剋するように逆に感情を食らったに過ぎない。ひとつの武装、だったんだろうな。そして、いま、こう思うのだ。俺たちが抱えている全ての『問題』の本質は、もしかしたら、『状況』や『境遇』などではないのかも知れない。感情ひとつで、物事の見え方は丸っきり逆になるんだから。……【心】なのか。俺たちはそこに何かを抱えているんだ。そいつが現実に現象として表れる時にはそれが何らかの問題となるけれど、原因はその問題が発生したところにはなく、そこにある心にあるんだと理解するんだ。そこには、決して無視すべきではない、その人の内面において繰り返されている、長い苦しみと感情の渦があるはずなんだ。現象界のことは現象界だけの問題じゃない。例えるなら東洋医学で言う『未病』ってやつでさ、そこにはまだ現実に現れていない潜象である【何か】があるんだ。素直になれない俺たちが、素直になる一歩目。それはきっと、自分の心を知ることだ。別の言い方をするならば、己の心が抱える【何か】と向き合い、その正体を見極めることだ。だから、俺と同じく思考偏重型で、度々、心ではなく状況を見てしまいがちな君よ。俺たちは整合性とか合理性でモノを考えることが多いけれども、そういう風にして【全体を見る】ことを重視するならば、感情を無視していてはいけないんだ。一要素に過ぎないとは言えども、間違いなく【感情とは人の根幹に関わる重要な部分】なのだから。感情は矛盾だらけだ。だけど、感情が引き起こす現実には偽りはないから。それをよく見るんだ。俺の場合、問題はお袋との関係にあった。お袋もまた、祖母との関係に問題を抱えていた。祖母もおそらく親とそうであっただろうし、そうであるならば、何代遡ってもその問題はずっと繰り返されていたことだろう。どこかで絶つべき【血の課題】ってやつだ。ひとつ喜ぶべきと思うことは、現時点で血族の末裔である俺が、家庭を持つ前に一族の課題に氣付いて、その正体を知ったことだ。だからきっと、これは俺の代で終わらせることができる。それを知ったのは、感情を除けて頭でモノを見ることの間違いに氣付いたからだ。状況は確かに親の愛を語っている。でも、心はそれを受け止められていないのだ。愛は、言葉にするべきだ。愛は、行動されるべきだ。愛は、態度に表すべきだ。愛しているならば、それを伝えよう。コップを満たすが如く、注ぐ。溢れるほどに。いつか溢れた愛で、その子が大切な何かを育めるように。ふと、親父を思い出した。なあ、父ちゃん。俺、父ちゃんみたいにちゃんと人を抱き締められる男になるよ。いつか、ちゃんと人に心を伝えられるようになるからな。俺たちは感情の生き物だ。心ある生き物なのだ。思考することは大切だ。感覚することも大切だ。だが、感情を認めてそれを理解することは、もっと大切だ。ほんのちょっと、素直になれた氣がした。さて。このところ、風強くない？数日前の暴風で、窯の屋根吹き飛んだんだぜ？(笑)野地板なんか、ウチの前の道路飛び越して、凄い勢いで30mも舞ってったぞ？丁度畑に出ている時だったから、正面にいなくて良かったって本氣で思った。マジで助かったぜ。(*￣◇)=3やぁ……。でも。えぇ～、仕事増えたぁ……。直すのは絶対だが、折角直してもまた飛ばされたんじゃあ困る。しばらくはブルーシートで窯を覆っておいて、季節がまたひとつ移って風が収まるまではこのままにしておこうかな。っていうか、小屋の造りが大分杜撰なんだよね。セルフビルドにしたって、もうちょっとがっちり造るべきだろう。伝統工法に倣うとか、ボルト使うとかね。まあ、落ち着いたら一から作り直すか。ははっ。でも落ち着く暇なんかないんだよなぁ(笑)いなか暮らしって、そういうもんだけどさ。やりたいことで一杯なんだ。ひとつ終われば、また次の何かが始まるんだ。四季の合間に土用を挟むようにはいかないもんさ。まあ、でも。風が吹く。屋根が飛ぶ。そうして空いた穴を通して見るでもなければ、ゆっくり空を見上げるなんてこともないんだ。空の色を想う。空の匂いを想う。空の明るさを想う。空の広さを想う。何もなければ足を止められない人間が、立ち止まって世界を見るために必要な出来事。世界の美しさを知らせるために、【それ】の意思が、言葉でなく声でなく俺を呼び止めた。なら、それも悪くねぇよな。そう思う。You raise me up.貴方がわたしに力をくれる。貴方がわたしを甦らせてくれた。わたしに氣付かせてくれた全てにありがとう。わたしを生かしてくれてありがとう。いつもありがとう。いつもありがとう。
07May
- 【崩壊との境界】に在るモノ。
  窯からうつわを取り出して、掃除をする。うん、今回もなかなか良い感じだ！早くも次回が楽しみになるくらいにはな！(≧▽≦)ふぅ……。だが、なぁ……。また悩んでるんだ。悩み始めると、記事の更新とかすぐ止まるんだよな、俺。いつもそれは書いているが、止まったら『あ、また何か悩んでるんだなコイツ』って思っといてくれよ。『よくもまあそんなに悩むことがあるもんだなぁ！お前ちょっといい加減にしろよ!?』と、ヒデノリたちの声が聞こえてくるほどだが……。残念、隠していたエロ本が親に見つかった男子高校生のような簡単な悩みではない。いや、当人からすれば結構な『事』だけどね？え、俺にはそういう経験ないのかって？うっかりそのまま家族に貸したタブレットの検索履歴から性癖バレバレになったりしてますけど、何か？親どころか妹にまで知られてますけど？もう誤魔化し様もないから、開き直ってますがね……(泣)タブレットやUSBとか、ほんとプライバシーの塊っすね。マジで……（遠い目）。しかし、アレだな。自問自答は既に『癖』となっているが、こうなってくると、最早悩むことは『趣味』なんじゃないかとさえ思ってくる。……悩むのが趣味とか、青木哲生なの？『すっかりわからなくなってしまった俺は描きたいのか笑いたいのか泣きたいのか怒りたいのか』ってか？まあ、よく似てはいるよね。悩んでなくたって、大体いつも【結局俺はどうしたいのか？】【結局俺は何を求めているのか？】ってことばかり考えているんだから。それを見失っている時は、結構キテいる時だね。それは自覚もしている。さて。俺の悩みは、ある程度解決したらまた書くから、本題に移ろうか。焼けたうつわの色が良い時は、割れが多くてな。流石に割れているのは製品にはならんからなぁ。何事も、過ぎたるは及ばざるが如し、ってな。しかし。だからといって、そこそこのモノを量産するだなんて、俺の性に合わないことはしない。俺は常に俺自身の最善を更新し続ける。物事の【ベスト】とは、崩壊との境界にあるものだ。求めれば求めるほど、壊れやすくなる。けれども、それを恐れて挑戦しないのでは、新しい景色を目にすることはできない。関係の悪化を恐れて踏み込まなければ、やがて夫婦間の温度も冷めていくように。人は、目の前のそれに挑み続けなければ、本質には、本物には辿り着けない。だから挑戦し続けるのだ。だから踏み込んでいくのだ。俺は美しいモノが見たい。この手で、美しいモノに触れたい。美しいモノを造りたい。美しい【人】になりたい。あー、いま唐突に思ったんだけどよ。人の字って、こうしてタイピングで出力すると、左右対象だよな。間違っても、どっちかが一方的に支えてはいない。つーか、掌を合わせて何かを祈る腕の形のようだ。ああ。もしかして。人って支え合う存在のことを言うんじゃなくて、自分以外の存在のことを真摯に祈れる存在のことを言うんじゃねぇか？もし、それを美しい人と呼ぶのであれば……。誰かを支えるとか、何かを与えるとか、引っ張って導くとか。そんなものは要らない。そいつがそいつの存在を全うできるように、ただ静かに祈り、見守り、自分は自分で誠実に行動するだけ。ああ、なんかすげぇしっくり来るぜ。俺は押し付けるのは嫌いだ。俺は押し付けられるのも嫌いだ。人は干渉することで関係するんじゃない。人は互いを認め合うことで関係するんだ。なら、俺もそう在りたい。話は戻る。しかし『挑戦』と言うと、その向こうにあるものに対する『征服』の意味合いを強く感じる。それが物であれ、事であれ、関係であれ、征服……すなわち『支配』を目的とするのは精神的に優れた行いとは言えまい。俺が求め続けているものは、特に支配からは程遠い。それはつまり【理解】と【納得】だ。理解と納得。それらは決して同じものではない。物事の理解度というものを、俺は以下のように考えている。●知らない●知る●解らない（解っていない）●机上における理解●体感における理解●再現性を得る●修得しかし、納得というものはその更に奥にある。それが何であるかということを知るという以上に、その事実に自分が納得して受け入れられるかということは大切だ。だが、納得さえすれば、物事への深い理解は必要ないのかと言えばそれは違うだろう。食事さえすれば栄養は取れるからと言って、食べている物の正体や毒性を理解していないでは困るだろ？體（からだ）に悪いモノ摂ってたんじゃあ意味ないからな。だから理解と納得はセットなのだ。さて。理解と納得があれば、それ以外は大したことないし、自分の支配下に置く必要もないと俺は考える訳だが、その理由は【偶然性】にある。薪でうつわを焼いているとさ。もう、全部をコントロールなんて出来ない訳よ。あっついし、頭痛くなるし、目ぇ回るし。ある段階から先のことは【火の神様にお任せするしかねぇ】ってな。なら、完全にコントロールできるガスや灯油、電氣の窯にすればいいじゃねぇか、って思うだろ？それじゃ得られないものを求めているから薪の炎になってんのよ。というか、ガスも灯油も電氣も、俺はそもそもあれらを火だと認めてない。あんなモノに神々が宿って堪るかと本氣で思ってる。だからこそ、誠心誠意誠実に向き合って、真剣に事に当たるのだ。それによって神々が友好を示し、俺の手を取ってくれるように。そしてその結果、火の神様の氣紛れの産物みたいな【想像もしていなかった美しさ】を偶然に知ることがあるのだ。俺は神の存在を確信するが、彼らを崇めてはいない。仲間みたいなものさ。敬いはすれども崇めはせず。手を取り合って共に歩む存在と見ている。当然彼らを式として使役することなど考えていない。支配して制御することに、意味などないんだ。理解と納得が最重要で、それを前提に如何に物事と向き合うかが大切なんだ。俺はそう思ってる。夫婦だってパートナーだってそうだろ？相手を思うように動かしたって、本当に願ったモノは手に入らないんだ。自分が本当は何を求めているのか。何故そのようにしたいと思うのか。自分が選ぶ手段の向こうに、何を求めているのか。何故そのように考えるのか。例えば飛行機を飛ばすとか、車を動かすとか。そういうことならば物理法則や機械の構造なんかを把握して、動作を完全に支配·制御できなければまずいだろう。俺だって、流石に物理法則として物が燃える原理や酸化還元の操作といったモノは、ある程度そういう風に制御している。けれども、心や思考、人生観、仕事における理念、人間関係、肉体の反射や反応、精神と肉体とが相互に与え合う影響、自然界の理などといった、人間の生命活動そのものに関わるものについては、やはり支配が目的では困るのだ。自分の首を絞めることになる。理解。そして、それに対する納得。それらは、人の精神的な健康に直結している。だが、『他人の言葉』ってのに納得する必要なんてぇのはないぜ？納得できないことにも理由があるのだから、その理由を自分で理解して、そこに納得できていればそれでいいんだ。こと人間関係に限るなら、それじゃ上手くやっていけないだろ、ってか？互いにそれを共有する必要なんて、本当にあんのかね。大事なのは、相手に寄り添い、その存在を認めることであって、自分を殺して相手を受け入れることじゃあないだろう。つうか、ぶつかるなら思う存分ぶつかったらいいんじゃないの？その結果、新しい価値観ってやつが出来るかも知れない。その結果、相手とのより深い相互理解が得られるかも知れない。その結果、仕事を変えることになって、転職先で自分の運命を見つけるかも知れない。いずれにしても、それらは、支配ではなく理解を求めたために得られた【偶然性】ってやつと言えるんじゃねぇのかな。そんな風に思う。ま、それを壊すことなくもっとも美しい色を出すってのは、やっぱり簡単じゃないんだけどね。それでも俺は、そのための苦労ならしてもいいな、って思う。さて。今回のうつわは白化粧がメインだったが、思わぬ収穫があった。この色最高！めっちゃ好き！やって良かったぁ！これこそ偶然よぉ！今回の窯でたったひとつだけこういう色になったんだからな！(≧▽≦)ホント面白ぇよな。150ほど入ったうつわのなかで、こういう風に他と違う変化が表れるものはほんの少しなんだぜ。こういう風に、焼く過程で変化が表れることを【窯変(ようへん)】って言うんだ。で、そいつを知ってしまったら、今度はその偶然を必然に変えるためにまた頑張るんだ。それはとても楽しいことさ。ちなみに他のうつわの雰囲氣はこんな感じよ。今回ほぼ全部のうつわに、新しい試みとして化粧を施していたからさ。もしそこで何らかのミスがあったとすれば、全部ダメにしてた可能性もあった。もしそんなことになっていたら、デートの時の桃瀬成海よろしく『あァァァんまりだァァアァ!』って言ってたぜ。一窯全部失敗とか少しも笑えないけど……。ちなみに俺は、エシディシが嫌いではない。敵ながら自分のスタイルと信念がある奴だからな。まあ、親近感はジョセフの方にこそ湧くが。あのおちゃらけ具合は、割りと似ていると思っている。話は戻るが、二重に化粧を施すってのが良かったらしい。ただ、筆による柄は失策だったな。塩で流れて消えてしまった。やるなら、スポイトで太い線模様を出す必要がありそうだ。今回のうつわは、現在展示中のTokyu長野駅前店三階に数日以内に並ぶ予定です。すっかり告知を忘れておりましたが、4月21日から三階催事場にて出展中です。今回の出展はもともと予定になかったのですが、バイヤーである珠泉軒様を通し、ながの東急の担当者様より急遽『是非塩釉焼も置いてほしい』とのお言葉をいただいたことで、展示させていただくこととなりました。有り難いことに、フロアの真ん中のスペースで、ガラスケース一面塩釉焼で使わせていただいてます。いいの!?こんな若僧にそんな場所使わせちゃっていいの!?本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。今回のクラフトフェアは、スタートが4/21でしたが、終わりが現時点でもまだ決まっておりません。期間未定での宣伝で恐縮ですが、今回焼いたうつわを追加で展示出来るくらいには、まだまだしばらくの間展示は続く予定です。お近くまでお越しの皆様、是非ともご覧いただき、楽しんでいただけましたら大変嬉しく思います。よろしくお願い申し上げます！……って遅いね！せめてゴールデンウィーク前に書きなさいよね、俺！もう終わっちゃってるよ！まあまあまあ……。百貨店全体でもお客様の数が減っているなか、それでもちょこちょこと売れているようで、嬉しい限りです！いつも応援ありがとうございます！そんじゃ、俺は早速次の窯に向けたうつわの用意と、田植えの準備でも進めましょうかね！You raise me up.貴方がわたしに力をくれる。貴方がわたしを甦らせてくれた。わたしに氣付かせてくれた全てにありがとう。わたしを生かしてくれてありがとう。いつもありがとう。いつもありがとう。