どんな人でも最高に創造的なアイディアが思い浮かぶ瞬間がある。

でも、それを素直に行動に移すかどうかは、その人次第。

実は僕はそれがとても苦手なんです。

何か閃きが生まれても、「じゃあどうしたらいいのかな?」と一回無駄な思考を挟んだ挙句、「どうも俺には出来そうにない……」と諦めてしまう。

そんな僕が、新たな景色を見ることが出来た話をしよう。

ざっくりと話すけれど、その日、僕は完全に“心の限界”すれすれにいた。

そんなことは一度として経験がなく、修行時代だってそこまでの精神状態に陥ったことはない。

だからこそ、防衛本能が働いたのだろう。

突然「いまから松本の中町通りをぶらぶらしたい」「このまま諏訪に行こう」「伊勢神宮に手を合わせに行きたい」「折角だから葛城に遊びに行こう」と言って、着の身着のまま、替えの下着もスマホの充電器も持たずに車を走らせた。

あまりに普段と違う僕の様子に驚いた妻は、助手席で「好きなところへ行かせてあげよう」と思ったんだとか。

行く先々の美しい景色や神社に留まり気付いたことは、“実はいまの自分は、やりたくないことで日々を一杯にして、本当の願いをないがしろにしている”ということ。

そこには「自分の内面の問題」と「外側からの圧力の問題」があるけれど、いずれにしても僕はこれまでそんな自分への暴力を許していたんだと気付いたんですね。

とっちらかった頭と心をかき分けて本当の自分の声を探し、神前で手を合わせる。

この人生で神様に本気で何かを願ったのは多分初めて。

最終的に「“必要”で生きるのはもう止めよう。“心が躍る”ことだけに生きよう」と決めて帰路についた時、漸く心に澄んだ風が吹いて、久々にちゃんと呼吸できたような心地になった。

インスピレーションは偉大だ。

それは言葉を介さず、神様から直接貰えるアドバイス。

「思い立ったが吉日」

正にそんな風に動いた時、“魔法の言葉”を授けてもらった。

 

“天の神様の言う通り”

 

思えば小さい時には当たり前だった感覚。

思い出させてくれたその感覚を、また大切に抱き締めて生きていきたいね。

 


早朝5時の外宮入口↑と、

6時半くらいの内宮正宮&荒祭宮↓



 

 

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それでは今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。

 

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