雨が降っていると、布団から出るだけでだるさを感じることもある。

台風の中でもやらなければならない仕事があると思うと、氣が滅入るのも仕方がない。

けれどもそういう不具合があるから雨そのものが嫌いかと言えばそんなことはなく、特にこの季節の雨には特別なものを感じる。

多分、無意識に自分が生まれた時を思い出して、それを感覚しているのだろう。

大分温かくなってきた大気にしとしと湿ったものが混じる。

耳に心地よいさらさらとした雨の音。

それが私にとっては快いのだ。

労働や交通、時代の常識など、貨幣文明によって作られたカタチから離れていくほどに、それまで不都合だと感じられていたあらゆるものの真の姿に近付いていき、その美しさを知る。

それはとても楽しいことだ。

 

現在、畑が勝手に善循環を始めるための手入れを勉強中。

畑という一区画から、大地に眠る森の機能を蘇らせていき、いずれ森に戻る土地として、実際に小さな森のように管理する方法。

勉強したら実践してというのを少しずつやっていると、これがとても楽しい。

更にはその作業を通じ、次第に自分の内に新たなうつわのイメージが芽生えてきた。

「森の土台」

その具体的なビジョンや説明はまた今度するとして、少しずつでもその意識がうつわに反映されていったら嬉しいな。



 

この音楽、いつか現地で聞きたい。

Wuauquikuna - MOTHER EARTH



 

****

 

こちらは、うつわの通販をしているショップページや、SNS等をまとめたサイトです。

興味があれば是非。

https://aboutme.style/jinenjo

 

それでは、今日も麗しい時をお過ごしいただけますように。