7月20日(日本時間21日)、Studio397はrFactor2のアップデートを実施しました。
今回のアップデートは5月に行われた"Q2 Build Update"のホットフィックスという扱いとなり、AIの動作にまつわる様々な修正が行われています。
また、フォーラムの別記事では次期アップデートが8月に行われることが示唆されています。
Build: 11731633
Server: 11731638
Change log:
- 車両が横転する問題を修正しました。
- アンダーステア/オーバーステアへの対処動作を導入しました。
- AIの(トラック)リミットに関連する様々な問題を修正しました:
- オーバーテイク時、AIはウォールを無視しなくなりました。
- オーバーテイク時、AIは故意にコースを離れることが無くなりました。
- AIはプッシュアウトされた場合のみコースを離れ、他車との適切な距離を保つために芝生に入ることはしません。
- クラッシュせずにラインを離れることが物理的に不可能な時(ラインが1本しか無い高速コーナーなど)でも、AIがオーバーテイクを試みる問題を修正しました。
- 他車がピットストップリクエストしている場合にピットインを行わず、予選で燃料切れを起こす問題を修正しました。
- 他車によるオーバーテイク/後退/クラッシュ時、AIがランダムにシェイクし混乱する問題を修正しました。
- スピン後の数秒間、車両がレーシングラインを外れ、時折壁にぶつかってしまう問題を修正しました。
- ピットボックスに対し、時折AIが不十分なブレーキを行う問題を修正しました。
- ピットボックスがウェイポイントを保有しない場合、AIがアクセスできない旨の警告をmoddev(開発モード)に追加しました
- AIに青旗が振られた場合、レコードラインを外れてコースの真ん中を走り、渋滞の原因となることが無くなりました。
- 先の修正に加え、AIは青旗を振られたコーナーでリフトオフをしなくなりました。AIはマルチクラスルールに則り、バトルをせず予測可能な状態を維持するようになります。
- AIはプレーヤー車両の減速や方向転換を、加速として誤認識しなくなりました。これによりAI車両がプレーヤーに追突する問題が修正されました。
- ドラフト動作に関する改善を含む、AIのペダル入力に関する様々な修正と改善を行いました。
- AIのブレーキを完全に無効化するlapdistに関する不正確さを修正しました。これはピット付近やピット内の壁に車両が接触する原因でした。
- 障害物の回避にまつわる様々な問題を修正し、動作不能な車両付近でのAIの動作を改善しました。
- 既知の問題:AIはコーナー途中のレーシングラインで障害物に遭遇した場合、依然としてレーシングラインを離れられないことがあります。
- AIにエマージェンシー状態を追加し、壁や障害物への接触を避けるために必要なオーバードライブを可能としました。
- ウェットコンディション時のセーフティカー挙動を改善しました。
- AIが簡単にラインから離れてしまうため、他車の周りでスピンを頻発する問題を修正しました。この修正により、AIはできるだけ効率的に必要な場所に到達するよう、ライン変更を行うようになります。
- "Finish session"と"Next Session"が残りのセッションをシミュレートし、実際にセッションを終了するように修正しました。プレーヤーが予選スキップを選択した場合、適切なスターティンググリッドが保証されます。

