2021年2月21日、rFactor2にはBuild1132へのバージョンアップが行われ、ついにrFactor2にも「未購入DLCとのレース機能」が実装されました。これによりrF2でもついに他シムのような部分的なDLC購入でのレース参加が可能となり、発売から10年が経過したrF2にとって大きな転換点を迎えています。
さて、この機能の実装に伴いUIには新たなパッケージマネージャーが追加されており、これまでごちゃ混ぜになっていたパッケージファイル(rfcmp)、ワークショップアイテム、そしてDLCの管理が、別々に行えるようになりました。
しかし、アップデート後には「DLCを購入したのにインストールされない」とか「未購入DLCがインストールできない」などの声が聞かれることもあり、DLC関連の扱いに関しては若干の混乱があるようです。
そこで本稿では、新しくなったパッケージマネージャー"Manage Content"の使用方法についてまとめていきたいと思います。
なお、この新たなコンテンツマネージャーはまだまだ未完成。今後も様々な変更が加えられることが予想され、そのたびに記事内容を書き換える可能性がありますことをご了承下さい。
この記事がrFactor2を遊ばれる多くの方にお役に立てば幸いです。
LOCAL CONTENT -Mod(rfcmp)、紐づけファイル(rfmod)-
WORKSHOP CONTENT -Workshopアイテム-
STORE CONTENT -(未購入)DLCアイテム-
LOCAL CONTENT
ローカルコンテンツでは、Steamワークショップやストアに登録されないMod(車、サーキットなど)を管理します。これらを使用するには、サーバー告知やコミュニティサイトに掲載されているリンクからファイルをダウンロードし、手動でインストールする必要があります。
このファイル管理方法はrF2発売当初の10年前には当たり前だったのですが、最近制作されたModの殆どはワークショップに登録されるため、このような機会は徐々に減りつつあります。
また、オンラインで自動的にダウンロードされるrfmod(紐づけファイル)の管理もここで行います。
ローカルコンテンツのインストール
最初は少し面倒くさいかもしれません。
- インストールしたいModのパッケージファイル(rfcmp)をダウンロードします
- ダウンロードしたrfcmpを"\rFactor 2\Packages"にコピーします
- rF2を起動しMANAGE CONTENTのLOCAL CONTENTに移動します
- コピーしたModを探し出し、チェックボックスをクリックします
- 右欄の[Install 1 item]をクリック
- INSTALLED欄のXが✔になればインストール完了です
アンインストールとファイルの削除
基本的にはインストールの逆手順となります。
- アンインストールしたいMod名をクリックします。
- [Uninstall 1 item]をクリックすると、ゲームからアンインストールされます。INSTALLED欄がXになればアンインストール完了です。
- パッケージファイルを削除する場合は、[Delete 1 item]をクリックしてください。また、\rFactor 2\Packages"での手動削除も可能です。
WORKSHOP CONTENT
- ゲーム内のWORKSHOPパネル、もしくはウェブブラウザでワークショップを開き、DW12をサブスクライブします
- ワークショップコンテンツで右欄の[Refresh list]をクリック
(AUTOMATIC UODATESが有効な場合は自動インストールされます) - ページ上部の[1 Pending update]をクリックし、"PENDING UPDATES"ページに移動します
- 右欄の[Finish pending updates]をクリック
- DW12がリストに表示され遊べるようになったらインストール完了です
STORE CONTENT
ここでは例として、yashimaがこれまで買いそびれていたCorvette C8.Rをインストールしてみましょう。
- STORE CONTENTリストを開きます
- リストのC8.Rにチェックを入れます
- 右欄の[Install 1 item]をクリック
- INSTALLED欄のXが✔になればインストール完了です
(すぐにインストールされない場合は、Pending update、下記操作の実行、rF2再起動のいずれかでインストールが行われます)