感想
この番組は毎回録画にして、翌日観るパターン。
今回はざっと観て消したものの気になって「Tver」で再視聴。
Tverでは放送の一週間後から次の一週間見られる(7/5まで)
アセロラは絞りカスとはいえ加工、運賃は円安の直撃を受ける。
好適環境水には驚いた(大学の記事)
これによれば、植物も育つという。
排泄物を直接畑に入れれば一挙両得。
内容
①
愛媛・宇和島で行われている養殖。近畿大学 有路昌彦教授。
「アセロラブリヒラ」魚粉とアセロラを混ぜたエサを与える。
近畿大学とニチレイフーズで共同開発。アセロラの絞りカスを利用。ポリフェノールを含み、肉質が向上するという。
魚はブリとヒラマサの交配。開発に6年かけた。
有路は加工業者「食縁」の社長も務める。アセロラブリヒラの出荷準備。活け締めして加工。品質チェック(刺身)
スーパー・ベイシアとのタイアップで商業展開準備が進む。
だがアセロラ産地のブラジルで、洪水によりパウダー生産が滞る。更に円安により原料価格高騰→更なる販路拡大が必要。
くら寿司が採用。ブリ、ハマチの品薄を助ける。店でも好評。
②
愛媛・西予市。アオサの陸上養殖。48基の水槽で運用。
責任者はマルコメの社員。味噌汁の具材に海藻は欠かせない。
だが海での海藻養殖は危機的状況に陥っている。
開発に協力する山本博文教授(徳島文理大学)
光量は必要だが、当て過ぎると色が悪くなる。
10トンの水槽から30キロ収穫出来る(期間50~60日)
本部長による試食→OKが出た。7月以降販売。3年以内に5倍。
③
宮崎・都農町。漁業の町だがカマス、フグが獲れなくなった。
頼るのは山本俊政准教授(岡山理科大学)
室内養殖されている「タマカイ(ハタ科の高級魚)」特殊な水。
ガイアは14年前から注目。山本が作った不思議な水。
「好適環境水」金魚とタイが同じ水で生存出来る。
山村を漁村にしたい・・・(当時の山本の言葉)
メリット→海水よりも早く育ち、病気が少ない。
全国から教えを乞いに来るが、以前は敵対視されていた。
今治の名物ガザミ(ワタリガニ)激減の相談に来た。廃業危機。
都農町の新たな名物 タマカイの試食会→好評