感想
国産ワクチンが遅々として進まない事にイラついていた。
この番組を見て、まさに国策のミスだと痛感。
「安心、安全なオリンピック」 なんと虚しい・・・・
しかし「レプリコンワクチン」ガンバレ!!
内容
ワクチン接種をする中野クリニック。2回目を打てるか分からない
→国の割り当てが来月から1/10になる・・・
現在ファイザー、モデルナ製が主流だが各国で供給不足を生じる。
国産ワクチンの開発がスピードアップしている。
6月下旬熊本。モデルナ製の接種を受ける永里社長「くやしい」
自社ワクチンではない・・・
KMバイオロジクス社長。明治ホールディングス傘下。
国産ワクチンは必須だと語る。
KMの方式は不活化ワクチン。動物由来の細胞にコロナウィルスを感
染させて増やし無毒化。
不活化ワクチンは安全性が高い。
国内ワクチンが進まない理由
民間が作っても国が認めないと赤字。国全体の危機管理の問題。
支援がないとやれない。後発でも国産は必要。
ワクチンは世界中で取り合い。
承認の壁は「治験」
数万人単位での効果確認。プラセボ(偽薬)との比較。
だがプラセボ治験は倫理的、人道的に問題あり。偽薬を打った人はそ
の後数ケ月間、本来のワクチンを打つチャンスを奪われる。
国産で先行しているのはシオノギ。自社工場も作りつつある。
だが治験が課題。
コロナ禍を予見した人がいた。東大医科学研究所 石井健教授。2015年にMERS(マーズ)が韓国で流行した時、ワクチン開発を強く提言。
だが流行終息と判断して、国はストップさせた(予算低減)
新しいアプローチのワクチン
VLPTジャパン代表 赤畑渉。100億の支援を受けて開発中。
医薬基盤研と共同開発。新タイプ。
レプリコンワクチン。抗体を作るだけでなく自らワクチンが増える。
127グラムあれば日本人全員に行き渡る。
6月下旬。富山に工場確保。8月から治験開始。
治験についても見直しの動き。
数万人→数千人 プラセボの条件緩和。