クリスマスの約束 2016  12/23放送 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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毎年小田和正がクリスマス付近に行う音楽イベント。

 

1.夜空ノムコウ   小田和正
ピアノの弾き語りでしみじみと歌ったので、ゲストはSMAPか、もしくはスガシカオか、と思っていたら、まさかの宇多田ヒカル!
場内ざわめく。
15年前、初めてこの企画を立てた時に宇多田にも出演オファーとして直筆の手紙を出していた。
結局初回はだれ一人として参加はなかったが、数人の返信の中に宇多田の父親からのものもあった。その文を読みながら思い出を語る小田。
宇多田 照實氏。金髪のチャラいおっさんと思っていたが、当時15歳そこそこの娘の父親として、すごくキッチリとした対応。感心した。

宇多田ヒカル自身も小田を訪れて挨拶したという。

 

2.Automatic   宇多田ヒカル、小田和正
最初は小田のギターのみの伴奏。次第に各パートが入り、小田もコーラスでサポート。
最近は息子の写真を撮るのが楽しい、と何気ない日常を大切にしている宇多田。

 

3.花束を君に   宇多田ヒカル、小田和正

朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌でもあった。宇多田の希望で、ギター1本のみの伴奏で歌い切った。

 

4.たしかなこと   宇多田ヒカル、小田和正
この詩について、改めてリスナーとして聞いた時、ウルっとしたとのこと。

 

続いては TRICERATOPS の和田唱。昨年好評につき、とのこと。まずは女優 上野樹里との結婚を祝福。
昨年はマイケル・ジャクソンだったが、今年はポール・マッカートニー。
特に「Silly love song」はヴォーカルの人数が足りないから、観客に手伝ってもらおうという事で「アーイ、ラーヴ、ユー~」のところを練習させてから曲のスタート。

 

5.JUNK         和田唱 小田和正

6.Silly love song    和田唱 小田和正

7.My Love           和田唱 小田和正

 

次は、通称「委員会バンド」。この番組で常連になった人たちが組んで、時々コンサート活動も行っている。

 

8.Breaking Up Is Hard To Do   常田真太郎、大橋卓弥(スキマスイッチ)
  水野良樹(いきものがかり) 根本要(スターダストレビュー) 小田和正
この曲は大橋のリクエスト。こういうリクエストは毎回ボツになるが、今回は通ったらしい。60年代の曲という紹介。ニール・セダカの持ち歌だが、我々にとってはカーペンターズの方がお馴染み。

 

9.君は天然色   常田真太郎 大橋卓弥 根本要 水野良樹 小田和正
数年前に亡くなった大瀧詠一の7枚目シングル。

 

10.約束   常田真太郎 大橋卓弥 根本要 水野良樹 小田和正
委員会バンドのオリジナル曲


次いで、常連の松たか子の登場。
松の子供と仲が良かったのが突然冷たくされる様になり、また最近回復したという小田。

 

11.風をあつめて   松たか子 和田唱 小田和正
はっぴいえんどの曲。当時この詩が「訳わかんない歌詞」と作詞の松本隆に言ったら夢に出て来たことばを組み合わせたと聞いて、ナットク。松は1曲で後退。

 

次いでJUJU。こちらも常連。昭和歌謡ばかり集めたアルバムの話でひとしきり盛り上がり。

 

12.Both Sides,Now   JUJU  和田唱  小田和正
邦題「青春の光と影」。ジョニ・ミッチェルの曲だが、ジュディ・コリンズの方がお馴染み。こういうJUJUもいいなぁ。

 

松が加わってJUJUとのデュエット。

 

13.赤い花白い花   JUJU、松たか子  小田和正
「赤い鳥」の曲、40年前に「みんなの歌」でもやっていたという。

 

14.僕等がいた   小田和正
小田の持ち歌。ソロ。


全員集合(除く宇多田)。最後はボブ・ディランで。

 

15.The Times They Are a-Changin’ 全員

和訳はこちら
昔のボブ・ディランだったら、ノーベル賞はもらわなかったかも、と小田

 

感想
今回は、何と言っても宇多田ヒカルが最大の目玉。出演者がマンネリ傾向だった事もあって、気合いが入った。
その反動か、それ以降は常連さんだけで、ちょっと惰性に走った感あり。

 

ボブ・ディランにノーベル賞をやったのは間違いだと思う(まあいいけど)