「お父さんは二度死ぬ」第2話 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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NHKプレミアムよるドラマ「お父さんは二度死ぬ」
第2話「お父さんの趣味」6/8放送

 

キャスト

父 大沢俊夫:遠藤憲一

妻 幸恵      :麻生祐未

娘 麻衣子   :南沢奈央 

弟 隆司      :柾木玲弥

同僚 佐渡   :渡辺いっけい

部下 武藤   :安田顕 

金倉瑠唯      :キムラ緑子

刑事 波多野:田中要次

         井ノ原:植原卓也

 

感想

今回は弟のエピソード。
相変わらず控え室での母親「あんぱん食い」ネタが続く。

第1話での麻衣子が泣いたシーンの記憶にキズが付く感じで、ココはイマイチだったかな。
父親とはいえ、麻衣子が遺体に触れる気持ちになったのは、前話でのエピソードの結果。

麻衣子の心境の変化がだんだん好感となって行く感じ。

冷静に単語帳をめくる隆志。こちらも父が死ぬ前の行動を知り、グローブを捨てた事を悔やむ。

グローブを水でジャブジャブ洗うのはどうよ、とも思ったが、生ゴミまみれになっちゃ、しゃーないか。

 

次は親父の借金かー。一体この話はどこに行き着くのか。
しかしこのドラマ、BSの深夜枠とも言える時間帯の割りに、けっこうな俳優のメンツを揃えている。NHKもなかなか力を入れてるネー。

 

 

あらすじ

オープニングで少年がボールを投げる姿。相手は若い日の俊夫。
遺体と共に同行して来た刑事2人。妻の幸恵を別室に呼び事情聴取。写真を見せられるが誰か判らず。
通夜の始まる前に麻衣子と隆志は父の棺の前へ。

不審に気付き襟を開けると青いアザ。アザは手足にもあった。

 

参列者が続々集まる中で赤いジャンバーを着た男が「隆志はいるか」とうろつき回る。
麻衣子が声をかけ事情を聞くと、男(笹倉)はバッティングセンターの経営者で、隆志のグローブを持っていた。

隆志は捨てたものだと言うが、その場を繕って受取る麻衣子。だが隆志は係の者に捨てる様頼む。
控え室での3人。そこへ同僚の佐渡が。佐渡の言うには、多忙な時期が過ぎ、最近は定時で帰っていたとの事。

そんな事実はない。どこへ行っていたのか。

 

野球を辞めた隆志。受験を理由にしていたが、実際は肩を壊した結果だった。
通夜ぶるまいの寿司を食べて通夜の終わった式場に来た笹倉。

遺影を見て「知ってる」と叫ぶ。最近センターに来て、打つのではなく捕球の練習をしていたのだ。

それが体中のアザの理由だった。息子とキャッチボールがしたかったのだと察した笹倉が声をかける。

隆志はゴミ捨て場に行き、捨てたグローブを探す。

麻衣子も一緒に探し、ようやく見つかる。
生ゴミで汚れた汚れたグローブを泣きながら洗う隆志。

麻衣子は、父が死んだ理由を聞こうと刑事の元へ。事故なのにどうして刑事が来るのかと聞くと、これは殺人だと聞かされる。

父には借金もあったという。つづく・・・・