同窓会 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

1月2日に中学の同窓会へ行って来た。
今から7年ほど前、相当久しぶりにやってからは、2年に1回のペースで開催している。
今は郷里といっても育った家は既になく、この同窓会でもない限り郷里に足を踏み入れる事はなくなった。

前回は事情があって行けなかったため、今回は4年振りの再会。同窓生36名中、参加は17名。まあ半分集まればかなり出席率は高い方か。比較的地元に残っている者が多いのも、一つの要因だろう。

N駅の前で集合して、バスで予約した旅館へ。女子が多いので、泊りではなく12時スタートの「昼宴会」。
雪がまだ融けておらず、まるで北陸の温泉にでも来た雰囲気。
2列に分かれていた席を、みんなで顔を合わせて飲もうと組立て直し、仲居さんも苦笑。

それぞれの小集団で盛り上がっていたが、幹事のS君が「時間もあることだし、順番に近況でも話していこうか」と提案。
みんな、子供もそれなりに大きくなって、各方面の悩みも様々なものがある。女子の中には早々と「おばあちゃん」になってしまった人も数人。

 

 

そんな流れで自分の番になった時、ここ数年の状況について説明。
自分に言い訳をする様な気分も多少あったが、みんな全く違和感なく言葉を返してくれ、胸のつかえが本当にスーッと引いていった。
聞いてみれば、自分に近い経験をしている者も数人いて、まあそれなりに苦労しているという事も判り、やはり話す相手がいるということが、人間にとって本当に大切なんだと再認識。

 

 

宴会の後は隣接の温泉でゆっくり体をほぐして、N市の街に帰ったのは5時。それからまた盛り上がって喫茶店貸切で、また二次会。女子の連中も、もうその頃には家へ「帰れない」コール。
その後残った8名ほどで、ラーメン屋に立ち寄ってまた盛り上がり、最後に駅で別れたのが8時。
電車組の2名とN市を後にした。

中学時代は、けっこうみんな自分を抑える事もしないので、今になって「おや、こんなに優しいヤツだったのか」と驚くこともある。
自分の事についても、実は中学時代には相当情緒不安定だと思われていた様だ。

 

 

次回の幹事は地元の2名が選出されたが、60歳記念では京都に住むKを幹事にして、1泊の修学旅行をやろうという話でまた盛り上がった。
本当に気持ちのいい仲間たち。
日々、ちょっとづつすり減って来た気力がまた補充された様な気分。
2年後を楽しみに。