「人間の条件」アンドレ・マルロー | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

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舞台は1927年の中国。蒋介石が南京に国民政府を樹立し、共産党を弾圧した頃の話。はしょって言えば、蒋介石の率いる国民党とコンミュニストとの戦いを追ったもの。
主人公は「陳」という若者。陳は命を賭して蒋介石もろとも爆破を試みるが、その車に蒋介石は乗っていなかった。

この物語で特に「人間の条件」について肉薄しているのはジゾール老。

陳の同志の父。
『権力という考えの中で人間を魅惑するのは、権力のおかげで何でも出来るという幻想』…人間の世界で人間以上の者になろうと欲する

---人間の条件から脱しようとする。

 

神の理想は「自分の力はいずれ再び見出せるという事を知りつつ人間になる事」であり、人間の夢は「自分の人格を失わないで神になる」という事。

 

お薦めと言いながら、今は入手困難。

じっくり取組みたいが、時間がない。下記は参考サイト。
(池田大作はちょっと対談しただけで何でも本にしてしまう…)

http://homepage1.nifty.com/yamahide/frameC/malraux.htm
http://www.shinpei.jp/writing/essay11_02.html
http://www.k-hata.jp/masscom/essay/00000000_hochi_x/
http://www.infonet.co.jp/apt/March/fragm/Projects_jp.html
http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/20041128/3.html
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD16733/
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0392.html
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9976276966
http://www3.asahi.com/opendoors/zasshi/syukan/briefing/special/006.html
http://d.hatena.ne.jp/kairiw/20050327

 

だが凄まじい人もいるもんだ(これぞ活字人間)
2004.4.9の「問題視される人間(三)」付近に記述あり
http://it1127.cocolog-nifty.com/it1127/2004/04/