池田分園では、野菜とお花を栽培しています。
お花は母狸に捧げる仏壇のお供えです。
今回は「ケイトウ」の撤収作業です。
ケイトウを根元から切って、右に置きます。
切ったケイトウは、後で使うのです。
畝を耕し、根を取ります。
籾殻を振りかけます。
土と混ぜ合わせて、畝を整備します。
そして切り取ったケイトウの花の種を畝にふりかけます。
こうすると、また来年にケイトウの芽が出てきます。
今回の作業はこれで終了です。
次回は、マリーゴールドと千日紅の撤収を行います。
屋島狸が手間暇かけて、母狸に捧げるお花を作ります。
この千倍も万倍も手間をかけて、母狸は屋島狸を育ててくれたのです。
お花作りの作業をするたびに、母狸の有り難さを感じています。
これが屋島狸の人生の、なによりもの幸せなのです。
母狸は今も、屋島狸の心の中に生き続けています。