四国霊場七十八番郷照寺・お庭拝見 | 愚行日記

愚行日記

屋島狸の日々の愚行の写真日記です。

妻狸のお供で坂出に行き、ついでに郷照寺へ行きました。

いつもの事ながら、信仰心ではなく、お寺のお庭拝見なのです。

 

 

山門を車で通ります。

 

 

駐車場に車を停めて、お寺に入るとすぐに本堂があります。

 

 

とりあえず、ご本尊様にご挨拶申し上げます。

「ご本尊様、ご機嫌いかがですか。お庭を見せてください」

 

ご本尊様は、「なんや信仰心の無い屋島狸か、信仰心の有る無しに

         関わらず、私は仏なので誰しも平等に受け入れるぞ。

                心ゆくまで庭を見ていきなさい」

なんとも心の広い有難い御仏様です。

 

 

 

ご本尊様にご挨拶を申し上げたあと、階段を上がって大師堂に行き

弘法大師様にご挨拶を申し上げます。

 

 

「こんにちはお大師様、あちらこちらの札所でお目にかかりますね」

お大師様は「屋島狸のような信仰心の無い者を、何とか救って

やりたいと思って、札所に座って待っているのだよ」

 

これまた、有難いお言葉を頂きました。

 

 

 

そこから境内を回りますと、何と屋島狸の仲間を発見しました。

 

 

 

「おいお前、なんでこんなところに祀られているんだ?」

「俺はなぁ、常盤明神として郷照寺をお守りしているんだ。

 本物の屋島狸も屋島寺を守っているだろう。それと同じ事よ。

 それよりも屋島狸を語る偽物のお前、何をしているんだ?」

 

「へぇ、確かに偽物の屋島狸ですが、決して悪い事はしていないよ。

 毎日毎日フラリフラリと遊んで過ごしていて、何か面白い事は

 ないかと、郷照寺の庭を見に来たら、お前が明神様になっている。

 初めて知ったよ。しかし狸仲間は立派なのがたくさんいるね」

 

「偽屋島狸、悪いことをしないのはもちろんの事じゃ。そして良い行い

 をするのがこの狸世界の常識なのじゃ。悪いことをして良いことを

 しないのは、人間と同じではないか。喝っ~」

 

「へへ~っ、偽屋島狸は人間ですが、お狸様の立派な世界を学び

良い行いをするよう精進いたします」

 

お狸様は立派だねぇ。

 

感心して、つぎを回りますと、今度はペット慰霊碑がありました。

観音様らしきお方が、人間に可愛がられた犬や猫の霊を守っています。

狸が出たり、犬や猫が出たり、何か面白いお寺です。

 

 

 

そして目的の、立派な美しい庭を見せて頂きました。

 

 

 

境内回りが終わって帰ろうとすると、団体の参拝客が来ました。

本堂の前に集まり、お経を唱えています。

マスクをして、外で小さい声でお経を唱えるのは良いのですが、

バスの中では、コロナ感染の危険は無いのでしょうか?

皆さん、コロナ陰性の方ばかりで、しかもお大師様に守られて

いるので、コロナ感染の恐れはないと信じているのでしょうけど?