ハワイ夫婦旅行(13) | 愚行日記

愚行日記

屋島狸の日々の愚行の写真日記です。

平成23年2月8日

約10分でアリゾナメモリアルに到着です。
この白い建物の下に日本軍に攻撃された戦艦アリゾナが沈んでいます。
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白い建物内部は空間になっていて、海中に沈んでいる戦艦アリゾナ号を見下ろす位置にあります。
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建物内には、戦艦アリゾナ号と共に沈んだ兵隊たちの名前が記されています。
この建物は戦艦アリゾナ号に勤務していた海軍兵の墓標でもあるようです。
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白い建物は戦艦アリゾナ号を跨ぐように建っており、その位置関係が記されています。
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その白い建物の上から見下ろせば、戦艦アリゾナの残骸が沈んでいます。
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そして真珠湾攻撃から70年経った今でも、海中に沈んだ戦艦アリゾナ号から海面に向かって時折一滴の油が浮かび上がってきます。
海面ではじけて丸く広がり円となり、波と共に流され形を変えて大きく広がります。
なんとも生々しい不気味な光景です。
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その戦艦アリゾナ号のすぐ近くに、戦艦ミズリー号が展示されています。
この戦艦ミズリー号は、大日本帝国が無条件降伏にサインをした艦艇なのです。
戦艦アリゾナ号の仇を取ったように勝ち誇った勇姿を見せつけているようでした。
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真珠湾メモリアルパーク見学を終え、屋島狸は前々から感じていたことを思い起こしました。
つまり、広島・長崎に原爆が落とされたのは、この真珠湾攻撃から始まったのです。
毎年のごとく、広島・長崎で原爆記念日に式典が行われ、市長さんや国の偉いさんが
原爆を落とした国が非人道的で悪者のように述べています。 
言論の自由でそれも結構ですが、その前に真珠湾攻撃で亡くなった真珠湾の慰霊式に参加すべきと思います。
原爆で亡くなった人たちも人間なら、奇襲攻撃を受けて亡くなった米軍兵も同じ人間なのです。
日米の相互理解は、お互いが行き来をして、相手の痛みを知ることだと思うのですが…。