2025年読書評11 黄色い部屋 赤い館 赤川次郎 | 預言者のコラム2

預言者のコラム2

俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
人生、宇宙、宗教、
時事問題などを語って行きます。


「黄色い部屋のなぞ」
ガストンルルー
有名な小説。子供向けリライト
私も昔読んだが、忘れているので子供向けを読むことに。
記者であり探偵のジョセフルールタビーユというのは私の中でポピュラーな存在です。ちなみにルールタビーユものは「黒衣婦人の香り」というのが他にあったと記憶しています。
ちなみにルルーは「オペラ座の怪人」の著者としても有名。

物語:密室で女性が襲われる。殴打されるが、犯人に反撃し、犯人は手を撃たれ部屋には血の手形が。しかしその部屋は密室であった。記者のルールタビーユが謎を解く。

どうも登場人物の名前が分りづらくて、まだるっこしい。
本格推理全盛の時には名作とされていたけれど、今読んでもあまり感銘はない。


併載
「赤い家の秘密」
AAミルン
ミルンはクマのぷーさんの作者として有名。たった一冊だけ推理小説を書いた。
これも以前読んだが子供向けリライトで読むことに。

赤い館で主人の兄が15年ぶりに帰って来るという。しかし召使いたちは彼らの口論を聞いたのち、殺されている兄が発見される。弟である主人は失踪。
そこへ訪れたアンソニーギリンガム青年。職を転々とする風来坊。彼は探偵になることにする。

以下ネタバレ

トリックとしては
殺された兄というのが実はおらず、弟である主人の変装したものだった。兄はいたが数年前に亡くなっていた。殺したのは主人がひきとって育てたケイリーという男で、恨みがあったから。なぜ主人は兄として殺されたかというと、婚約者を驚かせるためだった、
というもの。

私の推理は、やはり兄はそもそも存在せず、第三者を殺し、主人は登場人物の中に変装して紛れている、というものでした。
兄がいなかった、変そうしていたという部分だけ当たっていましたが。
そもそも大昔に読んだのですが、まったく忘れているので改めてまっさらな状態からこのように推理してみました。

この小説、館に隠し通路などがあり、冒険味もあり、ビジュアルでドラマ、映画に出来そうだと思いました。
推理だけでなく、動きがあるので、悪くない作品だと。
ラストで、また事件があったら来るよと言っていたギリンガム。しかし二作目が書かれることはありませんでした。
ミルンはぷーさんだけで有名で、この本も推理界では有名ですが、もっと書いてもよかったのではと思いました。



「幽霊たちのエピローグ」
赤川次郎
私の知る限り、シリーズは全部で2つらしい。

「幽霊の前半分」
赤川次郎
「幽霊から愛をこめて」のシリーズもの。
女子大生令子と警部の父親の事件もの。中編2編が編まれている。

主人公令子は女子大生。恋人もいるが教授から求愛される。断ったがその教授が自殺。その後、自殺したはずの教授が女子大生を誘い、その女子大生は遺体で発見される。令子自身も殺されかける。
というもの。


「幽霊たちのエピローグ」
令子は家庭教師のバイトをしている。教え子は女子高生。彼女の父は幽霊屋敷と呼ばれるアパートを所有している。そのアパートで女子高生のボーイフレンドの遺体が発見される。またそのアパートには抜け道があり、裏の科学庁長官の家につながっていた。

物語の主軸は令子ではなくこの教え子の方。彼女の家庭環境が関係してくる。
あまり冒険性はなく、また人物相関があって、そういう意味では面白みは欠けると感じられました。
でも個人的にはこの令子と父親の警部のシリーズは気に入ったのでもっとあっていいと感じました。
むしろ、赤川次郎は吸血鬼シリーズなどその他たくさん書いてますが、私的にはあまり興味が持てないシリーズばかり、という感じでした。幽霊シリーズとか三姉妹シリーズとか。


 

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