「パプリカ」
筒井康隆。
大分前深夜にこれのアニメをやっていました。途中というか終わりの方をちらっと見ただけなのですが、何となく気がかりに。
原作を読むか迷ったのですが、読むことに。
私は映画化された小説を読むのは三流の読書家だと言いましたが、今回は三流に成り下がって読むことに。
しかし出だし、読みづらいし(筒井の本は大分前にいくつか読んでいる)、止めようかと思いつつ、数章読むと読めるようなので、読むことに。
物語は:
近未来?
精神に問題のある患者の夢~精神の中に入り込んで、その中で患者の問題を探り解決するというセラピストの女性。彼女は夢の中ではパプリカという架空の女性探偵になる。
小説は第1部と2部に分れており、1部では主にその研究所で起こる覇権争いが描かれる。
正直全く面白くないし読みづらい。
後半、所長と開発者時田が夢装置で外部から操作され、廃人にされる。主人公千葉敦子は夢の中に入り、彼らを救おうとするが外部からの攻撃がある。
また装置を使った者の夢は現実世界に具現されるから、目覚めていてもそれが夢なのかどうか分からなくなる
というもの。
と、読み始めたものの、一向に面白くない。
パプリカが多くの患者の夢の中に入って、次々解決するかと思うとそうでもない。また、夢の中の象徴をうまく解くかというとそうでもない。
一方、事務所、研究所での装置を巡っての議論とか退屈な会話が続く。
後半は少し動きが出て面白くなるが、夢の世界と現実がゴチャゴチャになり、支離滅裂となる。
小説全体を通してあまり面白くはない。
登場人物の名も主人公が凡庸なのに対し、他が全て癖のある名前であるのも読みづらい。
私見ですが、筒井は売れっ子作家。作品は映画化され、ドラマ化され充分金もある。
このような人は、いわば飽和状態になるのです。
その結果、作品の質が落ちる。いわば神が才能を与えなくなるというわけです。なぜなら、儲ける必要がないから。
そのため作品も面白くなくなるというわけです。
先品自体は1991年に書かれたようですが、私は彼が元気で現役なのは正直うれしく思います。黄金期の作家ですから。
黄金期には星新一、眉村卓、半村良、などなど無数に才能のある作家がいて、ほとんどが亡くなったり、主立って活動していませんから応援はしています。
・・・そういえば、富豪刑事のアニメで彼が、アニメの姿で出ていました。
時をかける少女とかが有名ですが、彼は元々、非常に変な小説を書く人でもありますから、このような小説も彼の通常運転なのかも知れません。
ココナラ
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