たまにお金のあった昔のことを思い出す。
昔といっても5年ほど前だが今の倍以上の給料をもらっていた。
楽しかったよなぁ・・と思い返そうとしたが
よくよく考えるとそうでもない。
まず休みがない。
年間52日が決められた休みなのだが、
休みたかったら休んでもいいよという意味合いなので実の休みはこれ以下。
おまけに休みでも店でトラブルがあれば出勤しなくてはいけないし、
365日深夜早朝かかわらず呼び出しがあれば出なくてはいけない。
トラブル時は30分以内に出勤が原則なので、それ以上離れたところへ行く場合には
店の従業員さんと他店の責任者へ何時から何時までどこそこまで出かけると
連絡しなくてはいけなかった。
で、そのトラブルも設備的なトラブルならまだマシなのだが、
客とのトラブルが面倒だった。
もともと店が治安のよくない場所にあったこともあり、
しょっちゅう "責任者出せコラァ!" ということが起きる。
たいがいが店側の小さなミスをみつけて、割引しろ、もしくはタダにしろ、
もしくは金を出せというもの。
言われるとおりにしていれば店がつぶれてしまうので適当にあしらうのだが
相手も必死なので途中からは何でクレームをつけたのかさえ忘れ暴れまわる。
で、暴れるのが収まるのを待って処理終了となるのだが、
一度、組関係の人が暴れたときにはほんとうに殺されそうになった。
他にも客同士のケンカで殺人事件が起きたり、
放火されたり、
上司が売上の回収にきて、そのまま逃げたり、
従業員さん同士のケンカは日々絶えず毎日仲裁、
女性の多い職場だったので逆セクハラなんかは日常茶飯事。
他にもなんだかんだトラブルはあったが、とにかく毎日胃薬を飲んでいた。
こうやって思い返すと、楽しかった思い出よりも辛かった思い出ばかり。
よくよく考えてみれば給料が倍でも割のあう仕事ではなかったな。