写真は市政レポート26号裏面のご紹介です。
守屋市長応援団の「世界が憧れるまち小田原をつくる会」さんのチラシ。
「デタラメだらけのゴシップに騙されないで、真実を見て下さい」の9つのテーマについて、ブログで連載しています。(一般質問連載は一旦、ストップしています。)
このチラシの大きな特徴として、「ひとり10万円」の方程式が散見されます。次の3点です。
ひとり10万円の方程式その1.「デマ」の創造
市長が「誤解を与えた」と謝罪されたように、人の発言なども積極的に誤解し、「デマ」を勝手に創造します。
書かれている「デマ」について、「真実」を無理やり「デマ」と合弁しているもの以外では、①私は言ったことはなく、②誰かが言っているのを聞いたこともなく、③いくらネットで検索しても出てきません。
ひとり10万円の方程式その2.客観的なデータを全く示さないで一方的に断じる。
客観的で定量的なデータを示してしまうと、ひとり10万円が「国からの」給付金であることがばれてしまうため、極力具体的な話は避け、主観でもって、感情に訴えます。
ひとり10万円の方程式その3.前市長や国の政策は自分の政策にします。
ひとり10万円はまさに国の事業でした。その他、前市長の政策も堂々とご自身の選挙公報に書き込みます。一方で旧統一教会やビジネスクラスなど、自身に都合の悪いことは「前市長も!」とそこだけ前市長の実績をアピールします。
私はこの3つの方程式に対して、
1.小田原市議会議事録など、きちんと世に出回っている資料を下に、
2.客観的なデータや具体例を示し、
3.前市長と現市長をしっかり対比させたうえで、
完全に論破していきたいと考えています。
連載最終回の本日は
「9・ビジネスクラス」
について検証を行います。
まずは過去のブログで御覧ください。これで完全に論破できていると思います。
https://ameblo.jp/yasasiiuta5614/entry-12841515967.html
では、チラシの主張を見ていきましょう。
「デマ:守屋市長だけが海外出張時、ビジネスクラスを利用」
「真実:条例に基づき利用 加藤前市長も7回中6回ビジネスクラスを利用」
まずデマから見ますが、これはまさに、ひとり10万円の方程式その1「誤解が大好き」の代表的な事例となります。
誰も「守屋市長だけ」など一言も言っていません。ーーは、神奈川新聞の引用です。
ー前市長時代はエコノミー席を利用したこともあるー
とあります。次に守屋市長の12月21日のブログです。ーーで引用します。
ー前市長時代はエコノミー席を利用したー
と神奈川新聞に書かれたとオカンムリです。
「こともある」をあえて意図的にカットして、積極的に誤解をします。これで、デマが作り出された状況が皆様よくおわかりになられたと存じます。
次に真実です。
「真実:条例に基づき利用 加藤前市長も7回中6回ビジネスクラスを利用」
これも久しぶりの真実となりました。結局このチラシの連載最終回となり、9本の真実の内、真実は2本しかなかったわけですが、今回は真実と言えます。
仮に私が今、市長ならエコノミークラスに間違いなく乗りますが、チラシの通り、条例に基づき利用されたので問題ないと私も考えます。
ただ、この問題の本質はビジネスクラス利用の是非、ではありません。
問題の本質は、守屋市長がビジネスクラスに乗ったことではなく、この海外出張事業の費用対効果が見えず、議会でもきちんと説明されなかったことです。
そもそもこの海外出張事業は、守屋市長肝いりの新規事業で「海外展開マーケティング事業」と言います。
小田原市が地元物産を海外に売り込むための事業で、約800万円の公費が投じられました。
さて、ここで皆様に、クイズです。
小田原市長は市内事業者に現地参加の協力を一生懸命呼びかけました。
そして、アメリカのカルフォルニアのジャパンタウンにあるホテル・カブキの1室で2日間ポップストアを開いて、
1問目・売り上げた金額はいくらだったでしょうか?
2問目・何十社にも呼びかけたと聞いています。さて、参加した事業者は何社だったのでしょうか?
まず2問目のアンサーから、なんと、たったの2社です。
そして1問目。私が一般質問したところ、回答がありませんでした。800万の公費に対して、発表できる売上金額では無いということです。
私は一般質問で「せめてビジネスクラスにかかった代金(97万円)の分だけでも売ってきてほしかった」と皮肉を述べました。
まとめますと私は、小田原市民、小田原市のためになるような海外出張(たとえば日本先端大学開学のために、ビル・ゲイツと交渉する出張など)なら、ビジネスクラスと言わずファーストクラスでも、「守屋市長、どうぞどんどん乗ってください。」というスタンスです。(私なら間違いなくエコノミークラスを選びますが。)
重要なのは、その海外出張がどういった事業だったかです。
ちなみに、同行職員はエコノミークラスで航空運賃と宿泊費で計26万円、ビジネスクラスだった守屋市長は計97万円だったそうです。
売上金額も少額だから公表できず、議会(私の一般質問)で費用対効果を聞かれても答えられない事業であり、明らかに税金の無駄遣いと市民から捉えられても仕方ないではないか?
ということが問題の本質です。
ビジネスクラスはそれに100万円がプラスされただけであり、問題の本質ではありません。
その論点を有耶無耶にして、ついでに前加藤憲一市長の印象も貶めようと感じられる手法、ひとり10万円の方程式その3「加藤のやった良いことはすべて自分の手柄自分のやった悪いことはすべて加藤を巻き込む」この手法はフェアではありません。
ビジネスクラスの是非ではないことは既にお伝えしましたが、時代や価値観などの変化があるため、ビジネスクラスの可否を前市長時代と比較することにはとても無理があるとも個人的には考えます。
たとえば、守屋市長が就任された2020年代の地方自治体の財政状況は、かつてよりも苦しくなってきている中、無駄な出費はますます許されなくなってきています。
コロナ禍で海外出張などの事業はコロナ前とは違い、大きく、大きく、見直され始めています。
また、皆様もご存知の通り、今は極度の円安です。海外出張のための費用は前加藤市長の時代と比べるとはるかに高騰しています。
正確な比較を出していないので、推測ですが、おそらく他自治体でもそういった時代背景や価値観の変化を考慮し、昔よりも近年の方が、エコノミークラスを選ぶ首長が増えているのではないでしょうか?(私の推測が違うというデータをお持ちの方はお教えください。)
しつこいですが、私が2023年11月時点で市長であったら、円安、物価高、財政状況を勘案し、間違いなく、エコノミークラスを選ぶということも述べさせて頂きます。
その前に強く言わなければならないことがありました。私なら、800万円かけて、数10万円しか売ってこれないというような事業は絶対にしません。(500万くらい売ってこれるのであれば話は別です。)
推測の部分はお許しいただけるとありがたいですと申し上げて、筆をおきます。
*このブログは途中からほぼ、以前書いたブログを引用しています。最近巻かれ始めているチラシに、「この話はフィクションだと断りながら守屋市長を誹謗中傷している」とありましたが、ひょっとしたらこのブログのことなのかもしれないと今、やっと思い当たりました。
フィクションで守屋さんを批判している訳ではありません。前市長はおそらく、この費用対効果の無い事業はやらないだろうという部分が推測でした。
小谷英次郎YOUTUBEチャンネル、次回は5月2日11時〜ライブ配信を行います。
今、内容を精査して、後日、アーカイブをYOUTUBEで配信する予定もございます!
https://www.youtube.com/channel/UCH8bKewqFj07I9gPiIEntsA/featured
最新作はまさに、2期連続トップ当選の舞台裏を語っています。
以降ご連絡です。
*月1で、タウンミーティング開催中
少人数でも構いませんので、話を聞きたいという方、ご自宅でも近くの公民館でも、お話を伺いに、また、お話をしに、参ります。市民相談はもちろんお一人からでもお受けしております。6月以降は未定です。いつでもお声がけください。
5月5日午前10時〜 矢作公民館(市民団体の方々主催、講師として)
5月25日時間未定 トムソーヤの森 音楽祭
*YOUTUBE、次回作準備中です。また、今後、タウンミーティングはすべてライブ配信決行したいと思っています。2月25日の曽比公民館での加藤憲一さんのミニ集会はライブ配信再生回数3916回と過去最高を記録。チャンネル登録も是非、お願いします!次回は、5月2日11時〜、加藤憲一さんとの街頭演説のライブ配信を予定しています。
https://www.youtube.com/channel/UCH8bKewqFj07I9gPiIEntsA/featured
*小谷英次郎とパートナーズは、市政レポートのポスティングチームのメンバーを今現在、募集しています。是非、
か
09017043176(電話には出れない時間帯がとても多いので、ショートメッセージ頂けますとありがたいです!)
にご連絡下さい。
*4月5週目、5月1週目の街頭活動(決まり次第随時追加予定)
㉓4月29日11時 北條ポケットパーク
㉔4月30日早朝 小田原駅東口
①5月2日早朝 国府津駅
(◯の番号は4月5月通算回数)