さて、昨日に続いて本日は連載3回目。(写真は月曜朝、下曽我駅)

 

守屋市長を応援される方々にこそ、しっかりとこういった私の反論も聞いていただき、一緒に小田原の政策の是非を考えて頂きたいと思っています。

 

17日のタウンニュースの広告の4点の主張の見出しの確認です。

 

1.長年の懸案「少年院跡地活用」市の財源使わず 守屋市政で具体化決まる

 

2.「政策監」は何をしているのですか?無駄遣いとの噂がありますが?

 

3.ビジネスクラス海外出張、加藤前市長も6回使用 どうなっていますか?

 

4.加藤前市長時代の職員による不正やハラスメント問題に積極対応か

 

18日は1の「少年院跡地活用」について市の財源がすでに多く投じられたことを説明しました。

そして昨日は2「政策監」について、はっきりと「政治の私物化」であることを説明しました。

 

今回は

 

3.ビジネスクラス海外出張、加藤前市長も6回使用 どうなっていますか?

 

について書いてまいります。

 

意見広告としては、ビジネスクラス出張は何も問題ないという主張です。仮に私が市長ならエコノミークラスに間違いなく乗りますが、意見広告の主張通り、問題ないと私も考えます。

 

それならば何を反論するのか?

 

この問題の本質がそこでは無いからです。私がこの問題の本質だと思っているのは、守屋市長がビジネスクラスに乗ったことではなく、この海外出張事業の費用対効果が見えず、議会でもきちんと説明されなかったことです。

 

そもそもこの海外出張事業は、守屋市長肝いりの新規事業で「海外展開マーケティング事業」と言います。

 

小田原市が地元物産を海外に売り込むための事業で、約800万円の公費が投じられました。

 

さて、ここで皆様に、クイズです。

小田原市長は市内事業者に現地参加の協力を一生懸命呼びかけました。

そして、アメリカのカルフォルニアのジャパンタウンにあるホテル・カブキの1室で2日間ポップストアを開いて、

 

1問目・売り上げた金額はいくらだったでしょうか?

 

2問目・何十社にも呼びかけたと聞いています。さて、参加した事業者は何社だったのでしょうか?

 

まず2問目のアンサーから、なんと、たったの2社です。

 

そして1問目。私が一般質問したところ、回答がありませんでした。800万の公費に対して、発表できる売上金額では無いということです。

 

私は一般質問で「せめてビジネスクラスにかかった代金(97万円)の分だけでも売ってきてほしかった」と皮肉を述べました。

 

まとめますと私は、小田原市民、小田原市のためになるような海外出張(たとえば日本先端大学開学のために、ビル・ゲイツと交渉する出張など)なら、ビジネスクラスと言わずファーストクラスでも、守屋市長、どうぞどんどん乗ってください。というスタンスです。(私なら間違いなくエコノミークラスを選びますが。)

 

重要なのは、その海外出張がどういった事業だったかです。

ちなみに、同行職員はエコノミークラスで航空運賃と宿泊費で計26万円、ビジネスクラスだった守屋市長は計97万円だったそうです。

 

売上金額も少額だから公表できず、議会(私の一般質問)で費用対効果を聞かれても答えられない事業であり、

明らかに税金の無駄遣いと市民から捉えられても仕方ないではないか?

ということが問題の本質です。

ビジネスクラスはそれに100万円がプラスされただけであり、問題の本質ではありません。

 

その論点を有耶無耶にして、ついでに前加藤憲一市長の印象も貶めようと感じられる手法はフェアではありません。

 

付言すると、時代や価値観などの変化があるため、ビジネスクラスの可否を前市長時代と比較することにはとても無理があるとも個人的には考えます。

 

たとえば、守屋市長が就任された2020年代の地方自治体の財政状況は、かつてよりも苦しくなってきている中、無駄な出費はますます許されなくなってきています。

コロナ禍で海外出張などの事業はコロナ前とは違い、大きく、大きく、見直され始めています。

また、皆様もご存知の通り、今は極度の円安です。海外出張のための費用は前加藤市長の時代と比べるとはるかに高騰しています。

 

正確な比較を出していないので、推測ですが、おそらく他自治体でもそういった時代背景や価値観の変化を考慮し、昔よりも近年の方が、エコノミークラスを選ぶ首長が増えているのではないでしょうか?(私の推測が違うというデータをお持ちの方はお教えください。)

 

しつこいですが、私なら2023年11月時点では、円安、物価高、財政状況を勘案し、間違いなく、エコノミークラスを選ぶということも述べさせて頂きます。

 

おそらくですが2023年11月に加藤憲一さんが市長ならそういう決断をされていたのではないでしょうか。(加藤さんなら、このような事業はやらないので出張もそもそも無いでしょうが。)

 

推測の部分はお許しいただけるとありがたいですと申し上げて、筆をおきます。

 

次回は明後日23日に更新予定。このシリーズの最終回となります。

 

4.加藤前市長時代の職員による不正やハラスメント問題に積極対応か

 

このシリーズの中で最も反論に自信をもっています。是非ご期待ください。

 

以降、ご案内です。

 

*次回、市政報告会は、4月21日(日)。加藤憲一さんをお招きいたしたいと思っています!

 

UMECO1・2・3室 16時半〜18時半

 

100席と限りがありますので、事前予約制としたいと考えております。早いですが、予約受付開始します。

 

*月1で、タウンミーティングのご案内開催中

 

少人数でも構いませんので、話を聞きたいという方、ご自宅でも近くの公民館でも、お話を伺いに、また、お話をしに、参ります。市民相談はもちろんお一人からでもお受けしております。

 

3月3日13時〜谷津公民館(加藤憲一さんがメインのミニ集会)

3月28日午前10時〜かもすた (鴨宮駅徒歩2分)

4月21日16時半〜 UMECO1・2・3

5月5日午前10時〜矢作公民館

 

*小谷英次郎とパートナーズは、市政ポートのポスティングチームのメンバーを今現在、募集しています。是非、

yasasiiuta5614@yahoo.co.jp

09017043176(電話には出れない時間帯がとても多いので、ショートメッセージ頂けますとありがたいです!)

にご連絡下さい。

 

*YOUTUBE、次回作準備中です。チャンネル登録お願いします!

 

https://www.youtube.com/channel/UCH8bKewqFj07I9gPiIEntsA/featured