本日は連載4回目、最終回となります。

 

守屋市長を応援される方々にこそ、しっかりとこういった私の反論も聞いていただき、一緒に小田原の政策の是非を考えて頂きたいと思っています。

 

毎回確認していますが、17日のタウンニュースの広告の4点の主張の見出しです。

 

1.長年の懸案「少年院跡地活用」市の財源使わず 守屋市政で具体化決まる

 

2.「政策監」は何をしているのですか?無駄遣いとの噂がありますが?

 

3.ビジネスクラス海外出張、加藤前市長も6回使用 どうなっていますか?

 

4.加藤前市長時代の職員による不正やハラスメント問題に積極対応か

 

前回までに、

 

1「少年院跡地活用」については市の財源がすでに多く投じられたことを

 

2「政策監」については「政治の私物化」であることを

 

3「海外出張」については、費用対効果が議会でも全く明確にされていないことが本質であり、ビジネスクラス使用の問題ではないことを

 

それぞれ、しっかり説明できたと確信しています。

 

いよいよ最終回、

 

4.加藤前市長時代の職員による不正やハラスメント問題に積極対応か

 

について解説してまいります。

 

まずは記事のなかで気になった箇所から

 

①公金詐取容疑は前加藤憲一市長時代に起こったことであること

 

②現市政の本気の対策に期待

 

結論から言いますと、1は完全な切り取り。2は「本気」度が、客観的に見て、とても疑わしい点です。

 

まず

 

①公金詐取容疑は前加藤憲一市長時代

 

という記述ですが、

 

2023年11月1日に懲戒が発表された

 

・13歳の児童買春

・消防におけるパワハラ

・市長部局でのパワハラ

・酒気帯び運転

 

この4件の事案は、すべて、守屋市長の任期中に発生した事案です。

 

さらに、加えると2022年初頭に明らかになった教育委員会でのセクハラもです。

これだけ多くの不祥事が守屋市政下で起こっていることには一切触れず、1件(でも許せることではありませんが)「公金詐取容疑」のみを取り上げるというのは、どう考えても「切り取り」ではないでしょうか?

 

(少なくとも今年度で言っても、5件中4件が守屋市長時代に発生した事案です。)

 

その中で私がとても問題だと思っているのは、パワハラとセクハラに関して。

 

パワハラに関しては、職員への処分を3年以上放置。パワハラを繰り返していた職員を部署異動だけで済ませ、処分を3年以上放置していました。

 

(守屋市長も「市にとって初めてのパワハラ事案だったので事実確認に時間がかかった」と謝罪。時間がかかりすぎです。)

 

セクハラに関しては、2021年、守屋市長の任期中に被害相談が複数出たにも関わらず、注意、謝罪文を書かせるだけで済ませていたために、当然、1年後に再発し、ようやく処分。

 

(詳細は過去のブログから。小田原市のパワハラセクハラへの対応がこれまで酷かったことがよく分かると思います。)

 

https://ameblo.jp/yasasiiuta5614/entry-12729925159.html

 

市長は、パワハラ相談がこれまでに1件も無い議員には、無理やりパワハラを捏造していたまさにその時に、「窓口に相談してもハラスメントが解決しない」とする149件もの訴えは見て見ぬふりで、何も対処して来なかったことも紛れもない事実です。

 

(詳細はYOUTUBEを御覧ください。)

 

 

 

次に、

 

②現市政の本気の対策に期待

 

についてですが、まずは、これらすべて私が提案した対策だということです。(守屋市長の応援団の方々にも私の対策を褒めて頂いたことが心から嬉しいです。)

「本気の対策」を真剣に考えたのは、私であって、市長では無いことを以下に説明してまいります。

 

まずは11月1日の記者発表の際、小田原市は児童買春について「13歳」という年齢すらも隠そうとしており、マスコミに迫られて明らかにしました。

 

そして、教育委員会のセクハラ対応(2021年、上記ブログURL参照)が酷すぎたことをしっかり反省して行ったアンケート(行ったことは大変評価しています)の結果もマスコミにすぐに公開せず、わざわざ諾否決定まで2週間を要する情報公開を行うよう要求し、情報を出し渋りました。

 

本気の対策をするためには、積極的な情報公開は必須ではないでしょうか?

 

以前のブログやYOUTUBEでも繰り返し述べていますが、「本気」なら、なぜ、12月15日に私が「外部機関を入れて問題を徹底的に調査して解決にあたるべき、外部に相談窓口を設けるべきという質問をしているのに、「やる」と明確な答えが無かったのでしょうか?

 

(政策提案に明確な回答の無い証拠映像。短縮してますが、全部見ていただいた方がよりわかります。)

 

https://www.youtube.com/watch?v=KCJLd-3HMJU

 

ただ、守屋市長を応援されている方々からも私の政策提案がとても素晴らしいと認めて頂いたこと、とても嬉しい思いでいっぱいです。

 

このように私は「是是非非」で常に市政に対峙していますので、是非、ライバルを一方的に悪く言うのではなく、公平な視点で政治を見ていただきたいです。

 

この1年間で発覚した不祥事は5件、うち、4件は守屋時代に発生、1件は加藤時代に発生。私が逆の立場なら、4件は全く触れないで1件だけを書くということはしません。

 

私の政策をとても褒めて頂きましたし、是非、守屋市長を応援する方々とも一緒に、小田原の政治を考えていきたいと私は考えております。

 

最後に、加藤憲一前市長は、小田原市で起きた生活保護なめんなジャンパー事件において、外部の専門家を座長として招き入れ、プロジェクトチームを立ち上げ、問題解決に当たりました。

 

問題発覚は2017年1月16日、プロジェクトチーム立ち上げは2月18日。その間、たった1ヶ月。

 

守屋市長の場合、市長部局内でのパワハラが発覚し、部署移動だけの処分に済ませてから、プロジェクトチーム立ち上げまで、実に3年以上の月日を要しています。

 

本気の対策とは、加藤憲一前市長の行ったような対策を言うのではないでしょうか?

 

私はその本気の姿勢を引き継ぎ、まさにそれを政策におとしこんで、本気の対策を守屋市長に迫り、実現させたと思っています。

 

今後は、守屋市長の「本気の対策に期待」しています。

 

ちなみに、加藤憲一前市長は、任期中に不祥事が起こった際、潔く自分の給与をカットしました。

 

私は給与カットより改善と対策と今後と思っています。しかし、守屋市長に「責任を取ってせめて給与をカットしては?」と質問しましたが、市長はなぜか、ご自身の給与を増額されることでお応えとされたことも付言しておきます。

 

(このブログで詳細わかります。)

https://ameblo.jp/yasasiiuta5614/entry-12830847246.html

 

(今の市長の対策はまだ不十分で、さらなる政策提案を行っています。一緒に実現させましょう!)

https://ameblo.jp/yasasiiuta5614/entry-12839556153.html

 

(YOUTUBEもどうぞ。)

https://youtube.com/watch?v=KCJLd-3HMJU&t=347s

 

最後に、二宮尊徳翁の言葉。「経済なき道徳は戯言」はまさにその通りです。経済政策は私も最重要な政策だと考えています。ただ二宮尊徳翁はそれに加えて「道徳なき経済は犯罪」と仰っています。

 

ひとり10万円に始まる数々の公約破棄。旧統一教会とつながりがあり、260億の病院建設事業の事業者を事前訪問し、公用車の立ち寄り先を黒塗りした現市長。誰の目から見ても道徳に対して疑問視されるのではないでしょうか?

 

こういった問題への反論の意見広告も読みたいなと思っています。

 

道徳のある加藤憲一前市長がしっかりとした経済政策を打ち出していくことが、小田原の未来をきり拓いていくことにつながっていくのではないでしょうか?