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松木 奈美です。
はじめまして日本語の文字学習は平仮名から。
最初は
音の固まりとして聞き取ります。
1つひとつの音に注目することができるようになると「お、た、ま、じ、ゃ、く、し」と正確に理解し模倣できるようになります。
この様に1つひとつの音に分けることを「音節分解」と言い、
分解した音の中のひとつに注目して取り出して理解することを「音韻抽出」と言います。
音節分解、音韻抽出の力を用いた典型的な遊びは「しりとり」、「逆さ言葉」
ジャンケンをして一音一歩づつ進む遊びも良い
こうした遊びを就学前の子どもたちが充分に経験していれば文字獲得の1つの土台が育っていると言える
平仮名は表音文字のため、文字を理解するためには音を正しく聞き取り、それを平仮名に置き換える力が必要です。
子どもは話し言葉を獲得していく初期には、1つの音にあまり注目していません。
最初は
音の固まりとして聞き取ります。
例えば「いちご」なら「いちご」というまとまりの音を言葉として理解しています。
文字に表記するにはそれが、「い、ち、ご」という3つの音で構成されている言葉であり、3つの文字で表現するものだということが分からなければならないのです。
小さな子どもは音節を意識していないので、長い言葉になると、聞き取りや模倣が不正確になる場合が多いです。
例えば
「おたまじゃくし」と聞いて「おじゃまなくし」とか「スパゲティ」と聞いて「スパレッティ」と可愛いく言うことも多いですね(笑)
1つひとつの音に注目することができるようになると「お、た、ま、じ、ゃ、く、し」と正確に理解し模倣できるようになります。
この様に1つひとつの音に分けることを「音節分解」と言い、
分解した音の中のひとつに注目して取り出して理解することを「音韻抽出」と言います。
「い、ち、ご」と言いながら3回手を叩くことが出来るか?「お、た、ま、じ、ゃ、く、し」と言いながら7回手を叩けるか?
3歳くらいの子どもでは
「いち、ご」と言いながら2回叩いたり、
日常では「いちご」と言っているのに
「い、い、ち、ご」と4回手を叩きながら言うこともあります。
音節分解、音韻抽出の力を用いた典型的な遊びは「しりとり」、「逆さ言葉」
の遊びがあります。
5.6歳くらいになると、好んで自分の名前を逆さに言ってみたり、「シンブンシの反対はシンブンシやで~」とニッコリ(笑)
ジャンケンをして一音一歩づつ進む遊びも良い
そうです。
「グ、リ、コ」「チ、ョ、コ、レ、ー(ィ)、ト」「パ、イ、ナ、ッ、プ、ル」
懐かしいです(笑)
こうした遊びを就学前の子どもたちが充分に経験していれば文字獲得の1つの土台が育っていると言える
そうです。
逆にこのような遊びのルールが理解できなかったりする場合は生活年齢が高くても、文字指導の段階にないと言えるそうです。
可塑性のある素材でしっかり遊びましょう!