前回に続きまして、山崎豊子さんの本をご紹介します。

 「不毛地帯」です。

 この作品も有名ですし、テレビドラマ化もされたので御存知の方も多いと思います。

 日本の高度成長期における商社が舞台でして、主人公のシベリアでの抑留生活から話しが始まり、その後帰国して商社マンとなり奔走します。
 いろいろなドラマ(戦い)がおきていきますが、お話しの中に戦争や平和が常に語られます。主人公の責任感、生きざまに心打たれた作品でした。

 (テレビドラマで唐沢寿明さんの演技に感動しました)