先週私の父方のおばあさんがなくなりました。






95歳でした。
女ひとりで5人の子供を育てあげ、いつも元気で心が強い人でした。




大往生と思う方はきっと沢山みえると思います。ですが、わたしにとっては何歳になっても生きていて欲しかった。









3ヶ月ほど前ですが、おばあさんに会いに行きましたが、病院で完全に寝たきりのおばあさんは鼻から管を通し、目は見えているかどうかわからないような感じでした。







おばあさんが足が痛いと言っている素振りをしたので足をさすってあげました。











私は、おばあさんに
「また会いに来てもいい?」
と聞きました。




しかし、おばあさんは首を横にふりました。聞き間違いだと思いもう一度聞きましたが答えは同じでした。






きっと寝たきりの姿を恥ずかしい、もう見てほしくないと思って首を横に振ったと私は思いました。




親戚の中には、おばあさんはボケてしまっているから話しても通じないよと言っている人もいたようです。
お見舞いに行くまではそのことが気がかりでしたが実際おばあさんに会ったら違った、と私は確信しました。





ある日の朝、車を運転していておばあさんのことが頭を過ぎりました。その日の夕方母からおばあさんがなくなったと連絡がありました。







やっぱり…
もう一度話がしたかったです。







天国でもいつものおばあさんでいてくださいね。