元お嬢様学校卒の友達(わたしもだけど)。

 

(元、と書いたのは、もはや潰れそうな私立だから)

 

授業の始まりと終わりに、ごきげんよう、と礼をする、女性の教師は紫の袴を穿いている、高い天井の廊下は冬場炭で暖をとり、灰当番ってのがある、そんな学校。

 

どうでもいいことだけど、私立の価値は、下(中学)からじゃないと、あれなんだけど、友達は短大から来て結婚に箔をつけたと言っていた、つかんけど。

 

わたしも何度か会った旦那さんは、頼りがいこそなさそうだが、いいとこの次男で、手堅い職業、優しくて面白い人、将来の希望は「ひも」だと言っていた。

 

それが、友達はある日、やりたいことがあるといって、海外留学をした、結婚何年目だったかに。

 

で、一年の予定が、数年に及んだ、なぜか、あっちで好きな人ができちゃって。

 

もちろん、秘密。

 

そんな彼女に、ひも希望の旦那さんは、通帳と印鑑を差し出して、納得するまでやっておいで、と言ったんだって。

 

その資金で、納得するまでヤッてきて、帰国後、二人は離婚した。(あちらの恋人とも別れた)

 

いま、職を失って先の暮らしが見通せなくなり、最悪あんたんちに住める?と元旦(元だんな)に聞いたら、無理、って断られたそうだ。

 

なんで離婚したの?海外の彼とは別れて帰国したんだったら、離婚しなくても、と聞くと、

 

「なんか、物足りなくなったんだよね、あっちの人って情熱的だしさ」

 

それを聞いたKが後から、日本男子を敵に回した、と言うのだ。

 

要は、夜の営みの話。

 

わたしたちも来年高齢者だし、Kだって今年63ですよ?もうどうでもいいじゃないですか。

 

どうでもよくない!どうせオレらは物足りないんでしょ!

 

地団駄踏んでいた。

 

 

書いてたら、帰ってきた、投稿!

 

※途中投稿につき、タイトル「釈然としない」まで、内容がたどりつきませんでした。