咽頭がんの治療で発症した味覚障害に、多くのページをさいている闘病記です。
 
同年代で、近い部位のがんになった方なので、頷きながら、届いた昨日、いっきに読ませていただきました。
 
著者が、食べられるものを探しに、デパ地下で試食をして回る発想は、なかなかです、ただ、真似たくても、わたしの居住地には、デパートなんて洒落たものは、ございません。
 
また、美味しく感じられるリスト、食べないほうがいいものリストは、思わず笑ってしまうコメントがついていまして、放射線治療の待合室で、声を出して笑ってしまいました。
 
(生クリーム系のスイーツは食べると完璧に後悔するそうです、わたしのソースカツみたいなもんだな)
 
巻末には、味覚障害者向けレシピがあります。
 
参考にしたいと思ったのは、乳幼児のフォローアップミルクを使うアイデア。
 
それと、漢方の味がわかり、参鶏湯(サムゲタン)が美味しかったとか。
 
治療が落ち着いたら、わたしも韓国料理店にも行ってみたいな。
 
漢方か、わたしも、ツムラ14番は味がわかるので、不味いけれど美味しく?飲めていますもんね。(味がわかるものは、普段は不味くて嫌いでも、今は美味しいものに分類されます、これが味覚障害の世界です)
 
かかりつけの内科の先生が、ツムラ14番が美味しいって、そ~りゃ相当だわ~(重度の味覚障害)と、笑っていました。
 
そうやって、一緒に笑ってくれる人がいるのが大事です。
 
 
おまけ
紀文の塩辛、Kの大好物、いつもお茶漬けにしていたので、常備でした。サプリじゃないから心配することはないと思いましたが、Kがいろいろ言うので、返品させていただくことにしました。お客様相談センターの電話口の方、とても気を使って対応されていらして、大変そうでした。
 
追記
後日、プリカと海苔が送られてきました、そこまでしなくてもいいのに、なんだか申し訳ない気持ち。