かなり昔の話で、細かいところは記憶違いかもしれません。

 

ホスピスのチャプレン(牧師)が、会合で話されたことです。

 

ある奥様が、主人は私の近くにいると知らせるのに、仏壇の蝋燭の火が風もないのに揺れたらそれが合図だよ、と言っていたけど、揺れないんです、毎日、ずっと、待っているのに、とおっしゃる。

 

するとチャプレン(牧師)は、こちらで事象を起こすには、天国でも一定の研修が必要で、まだ研修中なんだと思います、と答える。

 

奥様は、主人は頑張ってる途中なんですね、待ってみます、と言う。

 

このエピソードから(自分に置き換えて)考えるに、合図を決めておくのはお互いにとって良い約束だと思うこと、同時にその世界を共有できる第三者がいること、これも大事かと。

 

蝋燭の火の約束を、同じ立ち位置で理解してくれる人がいることは、残される側にとって、時に支えになると思います。

 

今のわたしにとっても、霊的な話ができる第三者は重要な意味を持っています。