KAVALAN CLASSIC(40%)
生産地;台湾
種類;シングルモルト
価格;8,000~9,000円
カバランは台湾の北東部、宜蘭県(ぎらんけん/イーランけん)でつくられるタイワニーズウイスキー。
気温の高い台湾はスコットランドなどの冷涼地とは比べ物ならないくらい早く熟成が進む。
蒸溜所は2005年に新設。2008年に始めてのボトルがリリースとなった新ブランド。
ちなみに「カバラン」という名は昔から伝わる宜蘭の地名、または先住民クヴァラン族の呼び名のこと。
初リリースから10年が経過する中で様々なボトルがリリースされ数々の栄誉ある賞を受賞している。
以上がネット情報
さて今回のクラシックはバーボン樽、シェリー樽、新樽で熟成された原酒をブレンドしてできており、カバラン・シングルモルトウイスキーの一作目であり、スタンダードな入門編。
ドライ+酸味にほんのり苦みが加わり、後ろに甘さ控えめな熟していないバナナ感がある。
ネットでの評判が「南国で作られたトロピカルなウィスキー」というもの。
自分の中ではトロピカルと言えばバスカーを思い浮かべる。
しかしカバランはバスカーのような水々しいマンゴーではなく、水分少なめ酸味のある青バナナなので、トロピカルの質が随分違う。
スコッチとは明らかに違う独自性があり、これはこれで良いのだが、個人的には自分の好みと価格が釣り合っていなく、厳しめの評価になってしまった。
点数:★★★★★★(6点)