かつ壱@目黒
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13021829/
30年近く前、会社の同僚と目黒の居酒屋で飲んでいたら、隣にいたジャージ姿の女性二人組と意気投合し、その女性たちから「これからカラオケに行こう」と誘われついて行くと、そこは彼女たちがバイトしているカラオケスナックであり、我々は彼女たちの小遣い稼ぎに利用された訳。しかもその彼女たちは当時目黒にあった女子プロレスの合宿所の練習生だったというオチ・・・
まあそんな事はどうでも良いが、今日ご紹介するとん壱は、大宝、とんきと並ぶ目黒とんかつ御三家の一つ。
中瓶ビール 600円
かつ丼ソース味(ロース) 1,050円
こちらのかつ丼は卵とじではなく、ご飯の上にキャベツがのり、その上にソースに浸したカツがのる会津タイプ。
さてそのソースカツであるがおそらくランチ1,450円で提供されるロースかつ定食と同じものであり、2センチ近い分厚いカツが6枚どんぶり一面を覆っている。
カツが大きすぎて普通のかつ丼のように卵でとじられたカツと一緒にご飯を掻き込むことはできない。またカツの下には素のキャベツと数枚の小さいのり、さらにその下に割下が無いご飯。
つまりはロースかつ定食でばらばらに出されるキャベツ、ご飯、カツが一つのどんぶりに収まっている体(てい)。
最初からカツ取り分用の別皿が用意されるので、大ぶりのカツを別皿に移し、カラシとソースをそのカツにつけながらご飯とキャベツをいただく。つまりは豚カツ定食と食べ方は結果的に一緒だね。
ミディアムレアのカツはそこそこジューシーで、この値段でロースかつ定食が味わえるのは非常にお得であるが、かつ丼を食べにきて違うものを食べたという結果については、このお得感を考慮するとあまり深く考える必要はない。
点数:★★★★★★(6点)