AT-PEQ20の電源新アイテム | Yas-nori's listening room

AT-PEQ20の電源新アイテム

前回AT-PEQ20をエネループ、単1電池で駆動させていまいち判定でしたけど。

某所で「STEREOムックのフォノイコにUSB TypeCのGaN使用の充電器に指定の電圧を出力するケーブルを取り付けてACアダプターとしたところ好結果」との書き込みを目にしまして。
効率命なので多少ノイズは出るかもしれませんが。
それでもパワフルな電源を喰わせたほうが良さそうな予感はしたてたので懲りずに(笑)また試してみました。
 
よくわからないメーカーの65W出力対応のアダプター
もともとPCの電源用に買おうとしていたので出力大きめですが、12V0.5Aなので6Wあれば十分です。
同じくよくわからないメーカーの12V出力ケーブル(トリガーケーブル)
それをEIAJ4に変換するプラグ
合わせて3000円くらい。
アダプタは本来の用途からの流用ということで実質はケーブルの1000円くらいです。
 
ノイズ測定は機材がないので調べようがありませんが。
AMラジオの離調ノイズで簡易的に調べましたら。
付属品のACアダプターは「ブー」と低い音。スイッチング電源ではないのかもしれません。これは強敵だったわけだと。
USB充電器は「ピリピリピリ」といわゆるラジオにデジタル機器を近づけるとこんな感じというノイズ。
でもPCの電源よりはかなり静かです。
 
試聴
電池のときとほぼ同じ印象。ちょっと低域が薄い。
やはり付属のアダプターは低音も厚く、音がいいのかなと思いましたが。
このバランスに気を取られていたようで。
ボリュームを上げ目にして改めてUSB電源を聴いたらかなりいい感じ。
中高域のスッキリさ、シャープさは優勢勝ち。
低音は足りないと思ってましたがタイトというのか、量感を期待しなければよいものが出てるようです。
 
これと比べると付属品は高い方がやや曇った感じ、それも相まって低音が太い印象になったのかなと。
いわゆるアナログ的なウエルバランスで悪くはないんですけどね。
あとバイオリンの艶っぽさだけはこっちが一長ありです。高域だけでなく胴鳴りの中低域の響きも関係してるようで。
 
そこで改めて単1電池を繋いでみたら、これもなかなか良いです。
前回は細身でチリっといいそうな際どさを感じてましたが。
今日は危うさはなくUSB電源と同等のバランスで鳴ってます。
かなりいい感じ。
前回の聞こえ方は何だったのやら。
 
三者三様で良いところを持っていることがわかったので。
もう少し試聴継続です。