■チャーリーとチョコレート工場
話:★★★★☆
映像:★★★★☆
公開年:2005年
原作は児童小説。
二度目の映画化。
当たった!
チョコの中からゴールドチケットが出てきた。
これで、チョコレート工場の見学ができる。
工場の経営者。
演じるは、ジョニー・デップ。
顔色が悪いが、すごくいい味を出している。
パイレーツ・オブ・カリビアンの新作は企画されているそうだが、ジョニデの出演はまず無いとか。残念。
工場の中はファンタジーだった。
子供向けだが、汚れ切った大人でもいける作品だ。
まあ、何回も見たという人が多いだろう。
さて、チョコレート。
ビターチョコが大好き。
ただし、あると一気に食べきってしまうので、大人買いはしない。
チョコの原料、カカオ豆はメソアメリカ発とのこと。
メソアメリカは、マヤ文明やアステカ文明が発展した中央アメリカ一帯を指す。メソは、中間という意味を持つ言葉で、けっしてマサルさんに出てきた人気キャラのことではない。
そんなカカオ豆に、欧州人で始めて出会ったのが、コロンボ。
刑事コロンボはイタリア系だったが、ラテン語発音をするとコロンブスとなる。スペイン語だとコロンと呼ばれているそうで、ちょっと可愛くなる。
つまり、アメリカ大陸を発見して「えっへん!」と胸をはっている人のことだ。
もし、「日本を発見したコロンブス」と書物に書かれていたら日本人として気分が悪いだろう。なので、このコロンブスのアメリカ大陸の発見という言葉は好きではない。人類の歴史は、欧州の歴史ではない。
でも、そんなことを無垢な欧州人に言ったり、試験の解答に書いてはいけない。
国際カカオ機関というのがある。
チョコで人類を篭絡し、世界征服をたくらむ秘密結社だ。そこのデータによると、2022年の時点で、カカオ豆の最大の生産地は西アフリカのコートジボワール。2番目はその右隣にあるガーナチョコレートのガーナとのこと。
その他、世界中の赤道付近に生産地は広がっていて、生産地それぞれでカカオの品種や味が違うそうだ。
食べて、どこ産か分かるようになったら、秘密結社に入れるかもしれないぞ。