■綿の国星
話 :★★★★★
絵 :★★★★☆
哲学 :★★★★☆
データ:1978~1987年:月刊少女漫画誌LaLaで不定期連載
ちび猫。
擬人化された猫たちの他に、飼い主一家など人間が登場する。
猫と人間の見分けは、ネコミミが生えているかで見分ける。
犬ならありそうだが、猫だとどうだろう?
自分の周りでは、さよならを言って死んでいった人はいない。
コロナ禍の中で、巣籠している人にどうしても会わねばならず、その別れ際にいつもならさよならと言わない人から「さよなら」と言われた。しばらくしてまた会って、その視線から、まだ死んでないの的なオーラが出ていて閉口。
その時は、糸電話で話そうという意見もあったが、ただの遠距離大声トークとなった。リアルでは漫才になりそうな話ばかりで、なかなかいい話はない。
この漫画は古さを感じない。
猫の世界は、今も昔も変わらないといったところか。
名作。
ただの猫まんがではない。