陸前高田 ヤルキ キャンプ -27ページ目

隊長。任務完了。

隊長。17歳。
自衛隊レンジャーを目指す元高校生。
1月16日にボラ活を終了。


震災翌日から、地元の消防団に混じって街の復旧活動にあたり、その後は一中避難所の運営スタッフとして、交通誘導や物資の整理にあたった。
スーパー怖がりなのに、毎日真っ暗なガレキの街を10kmぐらいこいで家から一中まで通った。
1学期は、ちゃんと学校に行っていた。

夏頃に一中避難所から仮設住宅への転居が終了。
避難所が閉鎖になると、今度は仲間の紹介でヤルキャンの手伝いに。
確か、ヤルキハウスの基礎杭を打ってた時。

2学期が始まるとらしゃらくさいと高校を辞めてしまい、家も出てハウスに寝泊まり(笑)
ヤルキャンに来て、不良になった?
結局、ヤルキャン常駐スタッフに。

子どもらしいハンパな面もたまにはありましたが、高校生とは思えない活躍をしてきた。


1月7日に引退のはずだったけど、急遽ヤルキマンからヤルキタウン配管の仕事を頼まれて、ちょっと延期。
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ラストミッションの予定だった近所の排水溝の補修も、その後キチンと完成。
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延期ついでに、ラストボラとして一日だけボラセン寄ってみたり。
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結局なんか締まりが悪いということで、今度は「げん氣ハウス」の手伝いに。
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ちなみに運営してるガースーの姐さんは、一中避難所でスタッフとして苦楽をともにした仲間。

5日間かけて、竹林だった斜面を見事平らに整地した。

隊長は、1月は最後って事で毎日毎日がんばってハードな仕事してたなぁ。


途中、最後に砕石買いに行きたいというから、一緒に行ったり。
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打ち上げられたクジラ(死)を助けに行こうとしたり。
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いろんな場所の再生状況偵察しに行ったり。
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↑鳴石地区の旧仮設マイヤ跡地
病院が建つらしい

未成年ということで、わいわいにパフェを飲みに行ったり
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辞めてしまった母校の校長に本を売りつけに行ったり。
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結局任務完了が1週間以上伸びたけど、いろいろやって悔いは無いみたいでした。

次のミッションは、大検取って、大学受験、そして自衛官になること。

ヤルキャンの突撃精神を忘れずにがんばっていくとのことでした。

隊長、お疲れちゃんです。


ジョン

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