やっと進んできた。
腰下の組み立てが終了。
とりあえず載せた。
フレームは結構汚れてたのでキレイにしてからエンジン搭載。
とはいえあんまりきれいにならないなあ。
エンジンはキレイになったよ。
ケースのベアリング、ミッションベアリングも新品交換。
クランクも新品。
ケース座面も少し手を入れ、クランクの動きを見ながらケースボルトを締めていく。
前から思っていたのだけど、新品クランクってやっぱり回転が少し重い。
現役当時使っていたクランクは新品でももうちょっと軽く回っていたと記憶しているけど。。。
何度組んでもやはり同じ重さになってしまう。
座面も何度も確認し、仮組調整からの本締めなんだけどなあ。。。?
ちなみにクランクの心出しは基準値に入っていれば問題ない。
0.00にしたところでカウンターウェイトが軽いから1発高回転回したら結局振れるからね。
それよりも大端部の隙間とケース座面へのベアリングの座りが問題。
一応測定はしたけど0.02/0.01/0.015だったので問題なし。
まあ微妙に心出し出来てない気もするけど新品で何もしなければこんなもんよね。
問題なしよ。
それよりもベアリング座面の状態を見て、しっかりとベアリングを乗せるほうに気を使う。
確実に載せてやることが大事。
アッパーケースを取り付けてボルトで締めるときにベアリングを押すようではダメなのよ。
もし座りが悪くてベアリングが曲がっていたりケース歪みがあったりして噛んでしまうとその時点でクランクが曲がって付いてしまう。
見た目で曲がってなくても曲げ応力が残ってしまうのでベアリングにはよろしくないし、ケースにもよろしくない。
こうなると組みあがった後にクランクを手で回すと違いが判る。
回転ムラが出ないように組めていればまあOKですね。
回転ムラを修正する方法はちょっと人には見せられないけどね(笑)
一応修正はできます。
今回は3回仮組して乗せ方を検証後、本締めしたので大丈夫。
ボルトの締め順も重要だし、細かく分けて締めると問題が出にくい。
ミッション取り付け時も同様。
ノックピンが入っているけどそれでも若干ズレが出る。
コレも軽く回しながらちょうど良い位置を探して締め付ける。
個体差があるので結構気を使うよ。
まあここまで出来てしまえば腰下はOKかな。
クランクおよびミッションシャフトは回転ムラもなくキレイに回ります。
重要作業が一つ終わったよっと。
ココから。。。
元々使っていたシリンダとか汚れがひどいものを掃除。
ここまでになるともう落ちないのでビーズブラストでキレイにするのでブラスターが当たってはいけないところをマスキングする。
非常にめんどくさい(笑)
で、あとは延々ブラスター。。。
3時間もかかった。。。
このあとポート処理とか各部ちょいと手を入れて使えるようにします。
ピストンとかその辺は新品に交換するのでシリンダとかその辺がキレイになっていればOK。
とにかく汚れてたね。。。
ポートも熱が高かったところは本当にきれいだったのだけど、不調になってから乗っていたことにより熱が上がらなかった箇所にカーボンが貼り付いていた。
全部落としてキレイにしたよ。。。
部品が出るなら全部新品にしたいとこだけどねw
まあ使えるように手を入れて使うしかないね。
今日はココまで。
続きはまた後日w