先日の無印3XVの後、すぐにコレ。
3XV-SPの修理。
エンジンはかかるのだけど吹けないとうことで修正。
キャブセッティングとZeelを付けたいということで。。。
トラブルの原因はスロットルワイヤーのタイコ部分が修理されていて、直径が足りなかったこと。
そのせいでカッタウェイが外れてしまって動かなくなってしまっていた。
タイコを修正して解決。
ここからZeelを取り付ける。
一応、3XV用のZeelがあるのだけど、これはPDCI-20Vなのよ。
これでも問題なく動くことは動く。
ただ、これではV型特有のエンジンのクセが取り切れないのよね。
まあそこまで追い込まなくても十分走るのでポン付けで動く3XV用20Vでも問題はないね。
でも最終的には25Vのほうがセッティングを詰めやすい。
チャンバー付きならなおのことよね。
ということで迷わず25Vを取り付け。
接続は専用カプラが無いのでいつものコネクタを使用。
純正カプラーは切り飛ばすので純正CDIは使えなくなります。
ていうか、Zeel付けたら不要になるもん。
よほどのことが無い限り元に戻すことはないね。
ちゃんと作っておけば「やっぱ純正のほうが良い」ってことにはならないよ。
とりあえず25Vに入っているデータでは3XVは始動できないのでデータを3XV用に書き換える。
今まではPCでやってたけど、結局手打ちが一番確実なんだよね。
PCでデータを取り出してその数値をプリントアウト。
それを見ながら手打ちで修正ってのが一番。
PCからの転送でどうこうするのはデータが飛んだ時や、いろいろやって元に戻すのがめんどくさくなった時にしかやらない(笑)
慣れてきたらハンドヘルドでの手打ちで十分かな。
マップの繋がりは入力しているとなんとなく理解できるもんね。。。
PCで見るのは全体の仕様を見るときかな。
これで始動。
まあ問題なく動くよ。
高回転が今一つなのでもうちょっと触る。
あと2番がちょっとミスファイア?するのかな?
ちょっと点火が早すぎる感じなので修正。
まあ実走無しだとこんな感じかな。
それでも回転は軽いよ。
これで実走できるはずなので後日実走からのキャブセッティングですね。
とはいえ、基本的にジェット類は純正なので一度A/F測定からかな。
足りない部分があっても少量ならソレノイド調整でなんとでもなる。
25Vはデューティソレノイド制御が2系統あるので。
コンペの1番3番ソレノイドと2番4番ソレノイドをそれぞれデューティ制御できる。
接続を変更すれば、Fバンク、Rバンクに分けて1番2番ソレノイド、3番4番ソレノイドでそれぞれ独立制御が可能。
この機能がV型エンジンに最適という、他ではどうにもならない機能よね。
まあ25Vは1番シリンダと2番シリンダでそれぞれ独立マップを持っているので、片側だけ点火時期を遅くしたり進めたりできる。
20Vではこれが出来ないので正確なセッティングが出来なくなるのよね。
とはいえ、1番2番シリンダの点火時期をそれぞれ調整するのは慣れないと無理だし(笑)
そこまでやる人は少ないかな。
ま、後日データ取りして詳細は考えますわ。
とりあえず他にもまだまだやることが多いのでいろいろ進めながらですなw
ちなみに3XVの後期なのかね?オイルポンプが電子制御のやつ。
これはZeelでの制御が難しいです。
たぶんVJ23用を転用すればイケるかもしれないけど、20Vや25Vにはオイルポンプ制御機能が無いです。
取り付ける際は注意が必要なのぜ。
あと、作業場がでっかい機材搬入準備のため、数日使用できなくなるので作業が少し止まります。
まあ全くできなくなるわけじゃないので片隅でできることをやりますわw
こんなもの個人で買う人少ないと思うよ。。。