今回はキット化できるかもしれないEFI化作業。

 

車体はMC21。

 

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今回は限られた予算内での制作なのと、見た目重視の展示車両みたいなものなので、タンク加工するよりタンクそのものを流用したほうが安く改造できるのでタンクそのものを流用。

 

これなら完璧に漏れないしポンプ機能や燃料ゲージも正確に使用できる。

 

使用したタンクはMC51だっけかな?2気筒のCBR用。

外装も全部ある。

 

予算的にシートレール一式も流用して制作予定なのだけど、CBRはシートレールがフレームから生えてるのでなかなか良い素材が見つからない。

まあしばらく待つしかないけど、どうしても無いようなら多少金がかかってもワンオフで作るしかないかな。

 

で、スロットル回りはコレ。

 

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こちらも2気筒のCBR用。

口径は34φ程度なので純正キャブよりも若干小さめ。

バカでかい口径のものも使えるようになるのがEFIのいいところなんだけど、大口径なボディはいろいろと加工しないといけないのでやはり純正口径に近いものがトラブルが出にくいはず。

 

そしてなによりもスロットル本体が激安なのでこれでしょ。

それなりに使えそうな程度のものが¥3000も出せば買えてしまうからねw

 

これにマニピッチアダプターを制作して取り付け。

専用ファンネルは3Dプリントで作ってみた。

 

また、このスロットルの良いところはスロットルワイヤーはワンオフしなければならないけど、オイルポンプワイヤーが無加工で取り付けできるところ。

スロットルは1本引きになるけど、まあ問題ないでしょ。

 

あと、TPS信号のレベルがNSR純正とは違うので、TPS信号変換アダプターを制作して対処した。
PGMを使用しなければ問題ないんだけど、今回はより純正に近い車両にできるだけ加工をしない状態でEFI化するという目標があるので。

 

簡単なのはZeelを使ってPJSCを連動させること。

これは実績があるので簡単。

 

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今回の車両は純正のPGM3を使用している。

 

これにPJSCを並列で組み込み、EFI化させる。

まあ問題出るかもしれないけどそこはそれ。

 

対処しておけばキット化するときに楽なはず。

 

何気に現状で一番EFI化しやすいのがNSRなのよね。

理由はスロットルの流用が簡単ということ。

それになぜかPJSCはNSRのピックアップ信号に対応しているんだよね(笑)

まあ開発してくれたMAHARUさんが自分が使いたいってことで先行実装してくれただけなんだけどもw

とはいえまあ通常の一回転1トリガーの車両には対応してるからほとんどのCDI車には取り付けできるはず。

やはり一番の決め手は流用するスロットル問題が大きいかな。

 

まあキット化するといっても車体側の改造も少しは必要になるよ。

配線加工は必須なのでね。

 

電源の取り出し、ピックアップの取り出しとかね。

まあこのあたりは後付け感が出ても良いのならリレーキットとかで対処できそうだけどね。

かさばるから嫌なんだよねえ。。。

 

ただでさえ配線が増えるからね。

 

一応、エンジンは始動することは確認した。

まあまだインジェクタは接続してなくて、スロットルから燃料を適当に流しこんで一瞬始動した程度。

それでもスロットルで制御はできたので十分かな。

 

配線繋いで燃料入れたら始動するんじゃないかなコレ。。。

 

まああと少しで配線終わるから始動自体はすぐにできそうよw