ちょっと前にクラッチの改善案が何かないか考案していたわけで。

 

まずはRG400/500はクラッチが切れない、というか切れにくいね。

仙人ブレンドがあれば問題ないのだけど、無い場合は仕方ないので何とかするしかない。

しかしストロークを増やすと重くなる。

 

じゃあ重くなったのを軽く引ければよいのでは?

 

 

という謎理論から考えて。。。

 

こうなった。

 

IMG_5913_R.jpg

 

RG400/500はクラッチレリーズを取り付けるスペースが狭く、なかなかいい感じに付けられない。

 

なのでアダプターを制作し、ワイヤーを直接引けるように改造。

 

IMG_5915_R.jpg

 

レリーズアームを交換、専用ワイヤーを制作。

 

ワイヤーはレリーズと一緒に加工しないといけないので、切れたらまた作り直し。

とはいえまあ作れるので切れたら切れたでまた作るだけ。

 

そして問題はこの油圧レリーズ。

 

IMG_5901_R.jpg

 

普通の中華レリーズはワイヤーに交換した部分が「ロッド」なのですわ。

あり得ないよね。

 

そりゃ折れるよ。

 

で、ものによってはこのロッド部分にシールがあり、ワイヤーに交換できないものがほとんど。

14φピストンのものはほとんどがこのタイプ。

 

これではロッドしか使えず、ワイヤー式に改造することができない。

 

今回使ったのは12.7mmのいわば1/2マスター用のレリーズ。

これは交換ができる。

 

で、ここで困ることが。

 

1/2クラッチマスターがアドバンテージさんとこから出ているものしかない。

ていうかあるんだろうけど、探してもなかなか出てこないのよね。

 

ラジアルタイプは結構あるけど現行では7/8とかそんなやつしかない。

コレ、22mm相当のピストンだって!?

 

ありえないでしょ。。。

クッソ重いクラッチの出来上がりだよ。。。

 

17.5x18とかのラジアルタイプはあるけど、これは14mm相当なので結局、横置き14mmになるんだわ。

そうすりゃ結局重いまま。

 

実際今使ってるのが。。。

 

IMG_5918_R.jpg

 

NISSINの14mmクラッチマスターなんだよね。

 

作ってはみたけどさあ。。。

 

圧倒的に元のワイヤー式のほうが軽い(笑)

そりゃもう比べるまでもなくね。

 

ただ、マスター14mm、レリーズ12.7mmなのでRGのクラッチレリーズストロークが全部引ける。

 

完全に引き切れるのは唯一の利点かもね。

 

。。。これで軽ければねえ。。。

 

 

結局ストロークアップした加工レリーズと同じくらいの重さになった。

操作が重いんだよ。。。

 

1/2の左ブレーキマスターで代用できないものか(笑)

 

もう作っちゃったから後でアドバンテージさんとこの1/2クラッチマスター買うけどさ。。。

そうすると今度は純正とおんなじストロークになっちゃうから結局のところワイヤー式と同じなんだわ(笑)

 

もうこうなったら車と同じように負圧ブースターでも付けるか(笑)

レリーズにブースターくっつければ多少軽くなったりしてwww

 

。。。

 

はあ。

 

苦労した割にはヤレヤレな感じなのぜ。。。

 

。。。

 

これなら専用のワイヤー作ったほうがマシかね(笑)